2014年モンテカルロ・マスターズ-上位シードの4人は誰と当たりたくないのか?!

さて、いよいよ開幕する「モンテカルロ・マスターズ」ですが、
今回上位シードの4選手が「あまり当たりたくない!」と思うかもしれない対戦相手について、少~し探ってみたいと思います。


ランク1位のラファエル・ナダル

まぁ、残念ながらこの方は「ジョコビッチ以外は誰が来ても変わらん!」と心の中で思っているかもしれませんが・・・。

とりあえず、二人挙げてみましょう。


まず一人は、「ダビド・フェレール」
まぁ、ドロー表を4つに分けた時の”ナダル組”では、この人が最上位ランクですね。


なぜ、フェレールを挙げたかというと・・・
ナダルにクレーコートで勝利している数少ない選手の一人だからです。


ただし・・・・・。
それは、もう10年も前の2004年のこと。ナダルがプロに転向して3年目のことです。

トータルでは、「21勝5敗」でナダルが圧倒的にリードしていますが、フェレールが勝った残りの4つはすべて「ハードコート」なんですね。


ここ最近では、2011年から2013年までの2年間で9つのクレーコートで対戦しているんですが、すべて「ナダルの勝利」。

おそらく、ナダルにとってフェレールは全く嫌ではないでしょうけれども、
スペイン同胞の先輩として、ナダルに一矢報いてはくれまいか。。。と期待してみたいのです!


もう一人は、「グリゴール・ディミトロフ」

そう、若手筆頭のこの方ですが、なぜナダルに1勝もできていない彼を挙げたかというと・・・

負けた試合すべてで、必ず1セットだけは取っているんです!


ナダルとディミトロフは、「4勝0敗」なんですが、その内ハードコートが3回に、クレーコートが1回。
この4試合すべてで、ナダルから”1セットだけ”取っています。


クレーコートのナダルから1セットでも取れる、というのは少し驚きだったりしませんか?


ちなみに、日本のエース錦織圭選手はナダルとの対戦が「6勝0敗」でやはり一度も勝てていないんですが、この中でセットを取ったのは、2008年のエイゴン選手権(大会グレードはATP250)のグラスコートだけです。
これ以外では、1セットも取れていないということですね。


ディミトロフは今年の全豪オープンでナダルと対戦しているのですが、その時は6-3とまず1stセットをディミトロフが奪っています。
その後、2ndセット、3rdセットは、タイブレークまでもつれて何とかナダルが取り、4thセットでようやくナダルが6-2と楽にセットを取れた、と言う試合でした。


まだ年齢も若いディミトロフですし、もしかするとナダルにとっては、フェレールよりディミトロフの方が嫌かもしれませんね。



ランク2位のジョコビッチ

さて、お次は、前年覇者のジョコビッチです。

この”ジョコビッチ組”には、残念ながらジョコビッチが「こいつは~・・」と思う選手はいないかもしれません。
ジョコビッチにとっては、恵まれた組み合わせと言えそうですね。


敢えて一人だけ挙げるなら、やはり「トマス・ベルディヒ」ですね。


昨年のローマ国際、これもクレーコートですが、ここでジョコビッチを倒したのがベルディヒです。
しかし、通算成績が「15勝2敗」とジョコビッチが大きくリードしている中で、いつもの対戦でそれほどベルディヒを苦にしていない感じのジョコビッチには、それほど嫌な相手ではないかもしれませんね。



ランク3位のワウリンカ

さて、続いて今年の全豪オープン覇者のワウリンカです。


ワウリンカは、初戦から苦しい戦いを強いられるかもしれませんね。


まず、相性が悪いのは「フェルナンド・ベルダスコ」でしょう。
クレーコートで3試合の対戦があるんですが、「1勝2敗」と負け越していますね。

ただし、現在アメリカのヒューストンで行われている「全米男子クレーコート選手権」の決勝進出を決めたベルダスコ。
ヒューストンから直ぐにモンテカルロへ移動しての一回戦になりますね(間に合うのかなぁ・・)。


ベルダスコの相手が今シーズンツアー2勝と好調の「マリン・チリッチ」ですから、疲れ具合によってはベルダスコの方が不利かもしれません。


つまり、ワウリンカにとっては、”ラッキーシチュエーション”ということになります。


そして、ワウリンカにとって最も厄介な相手が「トミー・ロブレド」になりそうですね。
ロブレドには「2勝6敗」で、さらにクレーコートでは3回の対戦でいずれも敗北しています。

このワウリンカ組には、クレーに強いスペイン人三人衆が入っています。
フェルナンド・ベルダスコ
ニコラス・アルマグロ
そしてトミー・ロブレド
の三人です。


ベルダスコとアルマグロが「全米男子クレーコート選手権」の決勝で戦いますから、この二人は連戦の疲れが出る可能性も否定はできません。
しかし、得意のクレーコートでこの3人が順調に勝ち進むと・・・・・。
ワウリンカの対戦相手は、2回戦がベルダスコ、3回戦がアルマグロ、準々決勝がロブレド、と”これでもかっ!”というぐらいスペイン人選手との対戦になってしまう可能性もあるんですね。


しかも、3人が3人ともクレーに強いじゃないですかっ。
ワウリンカにとっては、だいぶ”キツイ”ドローかもしれませんね。



ランク4位のフェデラー

さぁ、ラストはフェデラーです!

・・・と気合いを入れたかったのですが、この組みは恵まれしてしまいましたね。

強いて挙げるなら、「ファビオ・フォニーニ」「ジョー・ウィルフリード・ツォンガ」でしょうかねぇ。


フォニーニはクレーコートに強いですが、フェデラーとクレーコートで対戦したことがないんですね。
「2勝0敗」という対戦成績ですから、何とも言えません。

もしかすると、クレーではフェデラーの方が苦戦する可能性がありますね。


そして、ツォンガは何度も対戦がありますが、昨年のローランギャロス(全仏オープン)で、フェデラーはツォンガにストレート負けをくらっています。


ハードコートやグラスコートでは、フェデラーが苦もなく勝っているように見えるのですが、
やはりコートの相性なのか、クレーではツォンガにも簡単に勝てない・・・かもしれないです(汗)


まぁ、それでも今年好調でここまでやって来たフェデラーのことですから、この組みではそんなに心配はないのかなぁ、と言う気がします。


つまり、フェデラーの照準は、この”フェデラー組”を飛び越えた先のジョコビッチになる、ということでしょうねぇ~。



と、色々と想像してみたわけですが、今回のお話しは、それぞれがお互い順調に勝ち進めば・・・という仮定の元にずらずらと書き綴っています。


もちろん、色んな番狂わせも期待したいところですけどね!


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