2014年ソニー・オープン-ジョコビッチがインディアンウェルズとマイアミの2大会連覇!

↓チャンピオンシップポイントは長いラリーから

↓ナダルのフォアらしい!!

2014年のソニー・オープンは、見事にジョコビッチが前週のインディアンウェルズとのダブル優勝を獲得して幕を閉じました。

しかも、ナダルを相手に6-3、6-3のストレート勝利。
さすがにハードコートでのジョコビッチは強いですね。


ジョコビッチは、これで2度目のインディアンウェルズ~マイアミのダブル優勝となりました。

前回のダブル優勝は、2011年だったのですが、この年もジョコビッチは絶好調の年でしたね。

なんと、シーズン最初の全豪オープンから始まって、ドバイ、インディアンウェルズ、マイアミ、ベオグラード、マドリッドマスターズ、ローママスターズまで出場したすべての大会で優勝。

次の全仏オープンの決勝戦でナダルに敗れるまで41連勝という離れ業をやってのけた年でもありました。
今年は1月、2月の2ヶ月間いいところがなかったですが、3月に来て調子が上がってきた感じですね。


「マイアミは素晴らしいトーナメントだし、いつも楽しんでいるよ。
どれも重要な試合だったけど、最初から最後まで本当によく戦えた。
ラファに対しては、楽しさと彼に対する挑戦を常に考えながらプレーしているよ。
2007年のことを思い出すと、マイアミが初めて大きな大会でタイトルを獲得できた場所だった。
このセンターコートにはものすごくたくさんの思い出があるんだ。」


とジョコビッチも語っていたとおり、どちらかというとマイアミのタイトルに縁のないナダルの方がエラーも多くプレーが固かったような気がします。


ジョコビッチは、1stセットの第1ゲームでいきなりブレークチャンスをナダルに握られます。
しかし、これをしのいだ後は、1つのブレークチャンスも許さなかったのです。

自身は2つのセットで4つのブレークチャンスを掴みその内3つをブレークしました。


ジョコビッチがナダルに対して、”あっさり勝ったなぁ”というイメージを見ている者達に与えたのは本当に久しぶりです。
今回は2セットで6ゲームだけ奪われましたが、2009年のパリマスターズでナダルに勝利したときには、2セットで5ゲームしか奪われなかったので、この試合以降で見ると、今回の決勝戦はジョコビッチがナダル相手に失ったゲーム数が最小だったということになります。


ジョコビッチに対し、昨年のチャイナオープン、ツアーファイナル、そして今回のマイアミと3連敗を喰らってしまったナダルは、
「インディアンウェルズとマイアミに勝つことはとても難しい。ノバクの2大会連続優勝は本当にすごいこと。
自分にとって、ここの決勝ほど勝てない大会は他にないね。
でも、いつでも特別な大会だと思っている。
観客の情熱やエネルギーは忘れることができないんだ。」


と敗戦の弁もさっぱりと、得意のクレーシーズンへと気持ちを切り替えているようでしたね。



とりあえず、以下は試合の簡単な流れです。
■1stセット

・いきなり第1ゲームでナダルがブレークチャンスを握るが、ジョコビッチが死守。
・最初の方は、ジョコビッチの方がリターンなどにきれがなく、ナダルのサーブも捉えることが中々できない。
・2-2で自身のサービスゲーム。30-allからナダルのエラーを引き出すようなバックハンドクロスが決まる。
・ナダルは最初の2回のサービスゲームで9つのサービスポイントの内奪われたのは1ポイントだけだったが、セットカウント2-3で迎えた第6ゲーム、0-30とビハインドからファーストサーブが2本続けて入らず結局このゲームを落とした。
・ジョコビッチは、セットが進むにつれ、フォアのウィナーに加えたびたびネットプレーにも出るようになる。
・ジョコビッチは2本のサービスエースと9つのウィナーを1stセットで奪い、ネットプレーに出た5回の内4回でウィナーを取った。


■2ndセット

・ジョコビッチは、第1ゲームからナダルのサーブにプレッシャーをかけ続けバックハンドのクロスでウィナーを取りいきなりのブレークに成功。
・ナダルは次のジョコビッチのサービスゲームですぐに0-30と返したが、セットカウント2-0とゲームを支配する。
・セットカウント3-1の第5ゲーム、ナダルがこの試合お互いにとって最初で最後のダブルフォルトを犯すが、ジョコビッチにブレークは許さずキープ。
・セットカウント5-3のマッチセットで、ジョコビッチはナダルのバランスを崩すような深いリターンで15-40とし、マッチポイントを迎える。
・長いラリーの末、ジョコビッチがこのゲームをブレーク!4度目のマイアミ優勝を決めた。



念のため記録をおさらいしておきますと・・・

■マスターズ1000の優勝回数が歴代単独3位に

1位—ラファエル・ナダル(26回)
2位—ロジャー・フェデラー(21回)
3位—ノバク・ジョコビッチ(18回)
4位—アンドレ・アガシ(17回)


■インディアンウェルズ~マイアミのダブル優勝
1位—ロジャー・フェデラー(2005年、2006年)
1位—ノバク・ジョコビッチ(2011年、2014年)
ダブル優勝を2度達成しているのはこの2人だけ。

ジミー・コナーズ
マイケル・チャン
ピート・サンプラス
マルセロ・リオス
アンドレ・アガシ


■マイアミの優勝回数
1位—アンドレ・アガシ(6回)
2位—ノバク・ジョコビッチ(4回)
3位—ピート・サンプラス(3回)


■ジョコビッチのマイアミの勝利数
2011年から2014年までで、優勝を逃した2013年にトミー・ハースに敗れている1敗のみ。
この4年間で、ジョコビッチはマイアミで18勝1敗という成績を残している。


■マスターズ~ファイナル~マスターズで5連覇

ジョコビッチは、マスターズとファイナルで2013年から2014年にかけて5連覇中!

2013年上海マスターズ
2013年パリマスターズ
2013年ツアーファイナル
2014年インディアンウェルズ
2014年マイアミマスターズ(ソニー・オープン)


roland-garros
■プレイバック動画
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(2012年決勝)フェデラー VS マレー
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