2014年ソニー・オープン-ファイナリストのナダルとジョコビッチの記録の数々

テニス春の祭典も残すところマイアミの決勝戦だけとなりました。

先日の記事で、「準決勝の2試合とも不戦勝なんて珍しい~」なんてのんきな事を書いていたら、なんとこれ、ATPツアー(新人のツアーであるフューチャーズを除く)で初の出来事だったらしいですね。


さて、ランキング1位のナダルとランキング2位のジョコビッチが対戦することになった今年のマイアミファイナル。
少し二人の記録やこれまでの歩みを整理してみたいと思います。


■コートによる勝利数の違い

ハードコートに強いジョコビッチと、クレイコートに強いナダル。
これは両者の戦績にも表れています。

これまで、39回の対戦を数える両者。トータルでは「ナダルの22勝」、「ジョコビッチの17勝」とナダルの勝利数の方が多いのですが、
ハードコートだけの成績を見てみると、「ナダルの7勝」、「ジョコビッチの13勝」とジョコビッチがリードしています。
同じく、クレイコートだと「ナダルの13勝」、「ジョコビッチの3勝」
グラスコートは「ナダルの2勝」、「ジョコビッチの1勝」となります。



■マスターズ1000の優勝回数が連続10回目?!

2011年から見ると、28回開催されたマスターズ1000の大会中、27回はBig4(ナダル、ジョコビッチ、フェデラー、マレー)がタイトルを獲得しています。
Big4以外がタイトルを獲得したのは、2012年のパリマスターズのフェレールが唯一です。

過去35回のマスターズ1000で見ても、2010年のパリマスターズで、現在病気休養中のセーデリング(スウェーデン)が獲得しただけで、残り33回はBig4が獲得しています。

そして、末恐ろしいことに2013年のマイアミでマレーが優勝して以降のマスターズ1000の大会はすべて、ナダルとジョコビッチのどちらかが優勝しています。

○ナダル
2013年マドリッド
2013年ローマ
2013年カナダ
2013年シンシナティ

○ジョコビッチ
2013年モンテカルロ
2013年上海
2013年パリ
2013年ツアーファイナル
2014年インディアンウェルズ


そして、2014年のマイアミマスターズ(ソニー・オープン)もこの両者のどちらかが優勝するので、ナダルとジョコビッチで「マスターズ1000&ツアーファイナルの10連覇」を達成します。


■インディアンウェルズとマイアミマスターズの同年連続優勝
ジミー・コナーズ
マイケル・チャン
ピート・サンプラス
マルセロ・リオス
アンドレ・アガシ
ロジャー・フェデラー
ロジャー・フェデラー
ノバク・ジョコビッチ

ジョコビッチは、フェデラーが持つ唯一の2度達成なるか、に注目されていますね。


■ジョコビッチのマイアミの記録

今回、ジョコビッチがマイアミで優勝すると、歴代単独2位の「4回の優勝」を数えます。
現在は、ピート・サンプラスと並んで2位タイ。

2011年、2012年と優勝しているジョコビッチは、2011年から2014年のマイアミで17勝1敗という驚異的ペースで勝利を掴んでいます。唯一の黒星は2013年のトミー・ハースですね。


■ナダルが優勝すると・・・

もしマイアミで優勝するとマスターズ1000で優勝したことのない大会は、上海とパリだけになります。

マーセロ・リオス、トーマス・ムスターと並んで歴代3人目の左利きのチャンピオン誕生。

スペイン出身の選手が初めてマイアミのタイトルを獲得したことになります。


■マスターズ1000優勝回数の記録

1位—ラファエル・ナダル(26回)
2位—ロジャー・フェデラー(21回)
3位—アンドレ・アガシ(17回)
3位—ノバク・ジョコビッチ(17回)
5位—ピート・サンプラス(11回)


ジョコビッチが優勝すると、歴代単独3位、そして現役選手で1位から3位を独占です。
ナダルが優勝すると、前人未踏の記録を更新します。


■その年ランキング1位で終わった選手がマスターズ1000に一番多く勝つ!
過去4年で見ると
○2010年
ナダル
3つのマスターズ1000(29勝5敗)を獲得。

○2011年、2012年
ジョコビッチ
それぞれ33勝1敗、34勝6敗

○2013年
再びナダル
35勝3敗で5つのタイトルを獲得


■トップ選手として君臨している期間!
ナダルは2005年5月9日から他の現役選手よりも長いトップ5以内に君臨しています。
ジョコビッチは、7年連続トップ3内で2013年を終えています。



とにかく、どっちが勝つにしても元々の素晴らしい記録を更新するだけ・・・ということですね!


roland-garros
■プレイバック動画
Top5!こんなラリーが見たかった!
特に、3位「ガエル・モンフィス」のジャンピングレシーブは凄い!!
(2013年決勝)ナダル VS フェレール
決勝戦の最中、コート内に突然の乱入者が!
普段は紛れているSPの対応が早いのにも驚いた。
(2012年決勝)ジョコビッチ VS ナダル
キャリアで唯一全仏オープンのタイトルを取れていないジョコビッチ。2012年に全仏初の決勝の舞台に立った。
wimbledon
■プレイバック動画
(2013年決勝)ジョコビッチ VS マレー
第3セットの10ゲーム目、「Serving for the championship point」を迎えたマレーに対し、この日調子の良くなかったジョコビッチが驚異の粘りを見せます!
(2012年決勝)フェデラー VS マレー
2013年のマレーの優勝は、前年の2012年のこの敗戦後のスピーチから始まった・・のかもしれません。
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