2014年ソニー・オープン-準決勝2試合とも棄権で決着

「なんだと~~!!」

思わぬ発表に天を見上げた方も多いのではないでしょうか。


予定されていたソニー・オープン準決勝の2試合が、両試合とも相手選手の棄権による不戦勝で決着がつくという珍しい幕切れとなりました。

決勝の組み合わせは、なんだかんだ入って、トップ2選手の戦いとなってしまいましたね。


2014年マイアミ決勝はジョコビッチとナダル

この両者がマイアミで戦うのは、2011年の決勝戦以来となり、その時はジョコビッチがフルセットの末勝利していました。

2014-03-29_2

今シーズンようやくこの両者が初めて顔を合わせることになりましたね。

過去の対戦成績は、22勝17敗とナダルがリード。
しかし、昨年2013年の北京とツアーファイナルの両方とも決勝で顔を合わせた二人。
軍配はジョコビッチに上がっています。


当サイトで何回も紹介していますが、ジョコビッチは、史上二人目となる「”インディアンウェルズとマイアミのダブル優勝”を2回以上達成」を目指して戦っていました。
唯一ダブル優勝を2度達成しているのはロジャー・フェデラーでしたが、そのフェデラーはここマイアミでは準々決勝で錦織選手に敗れていて、インディアンウェルズでは決勝でジョコビッチに敗れています。


ナダルは、過去に3度このマイアミでファイナリストになっていますが、いずれも敗退し準優勝3回のみで優勝経験がありません。

ナダルのマイアミファイナル一覧


それにしても、まさか、両試合とも不戦勝になるとは思いませんでしたね~。
決勝戦は落ち着くところに落ち着いてしまったわけですが、

錦織選手は「今日試合に出られないことになって本当に申し訳ない。とてもがっかりしているし今日の試合を見に来たかったファンの皆さんへ本当に誤りたい」

「この大会は自分にもとても特別なもので、毎年戻ってくるのが楽しみです。できるだけ直せるようにメディカルチームとも努力します。」 と胸の内を語っています。


また、ベルディヒも
「ラファとの試合がきまってからも良い状態だったんだ。」と試合当日に胃腸炎が発症。
「ここで座ってこんな会見をしなければならないなんて本当に残念だよ。」


と両者とも無念さがにじみ出たコメントを発表しています。

どちらも、1位と2位の選手を倒せる力を持っているだけに、試合ができなかったことが本当に残念ですね。



一方、無理なくナダルと戦うことができるようになったジョコビッチ。
全豪オープンに強いイメージのあるジョコビッチは、今年のように3月の大会までタイトルを獲得できずにいたのは、なんと2006年まで遡ります

今シーズンはゆっくりした出だしとなったジョコビッチですが、この春の祭典で”グッ”と力が上がってきた感じがしますね。

「ラファの今週の試合は全部見たよ。本当に良いショットを打っている。ここのコートでは自信に溢れているし、彼にとってこの大会での優勝経験がない、ということがさらに気合いを増す要因になっているんじゃないかな。」

と、今回が40回目の対戦となるジョコビッチは勝手知ったるナダルを今大会も良く研究しているようです。
ジョコビッチ自身、自分の今シーズンのターニングポイントとしてインディアンウェルズを挙げています。


「自分のゲームができたのはインディアンウェルズだと思ったよ。
あそこは特別な大会だしね。
1月、2月とプレーしている間も、また大きな大会で勝つことができると信じてプレーしていたし、インディアンウェルズではセットダウン(先にセットを取られた状態)から勝ち上がってこれたから。
マイアミへと続く試合の中で、自分でも大きな自信になった。」

「そして、今年再び素晴らしいテニスをしているロジャーにも勝った。
インディアンウェルズの決勝でセットダウンからタイブレイクで勝てたことも自信を深めたよ。
フェデラーは偉大な選手さ。彼は大きなステージで戦うことが好きだし、キャリアでも多くの成功を掴んできた。
そのフェデラーに勝ったことがマイアミにも良い状態で引き継げたんだと思うよ。」


ナダルは手強いけど、フェデラーに勝ってインディアンウェルズを制覇したことが自信となり、冷静に最初の3ヶ月を振り返っていますね。

ジョコビッチは最後に
「そして、願わくば日曜日にもう一つの勝利を掴みたい。」
と話しています。


17度のマスターズ1000のタイトルは、歴代3位の記録。
その上にいるのは、26度のナダルと21度のフェデラーしかいません。

今回、勝利すると18度目のマスターズ1000タイトル獲得。
また一歩、偉大な記録に近づいていくことになります。


「楽しむつもりさ。
今日は良く休んで、体力面で日曜日に備えるよ」

どこか余裕を感じるコメントが調子の良さを物語っていますね。


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