2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチが3度目のタイトルを獲得!

2014年ローマ優勝はジョコビッチ

5月2度目の「大会グレード:マスターズ1000」である「ローマ・マスターズ」は、見事ケガから復帰直後の「ノバク・ジョコビッチ」が優勝を飾りました。

それにしても、きっちり修正してくるもんですね~!


今年のジョコビッチは、3月の「インディアンウェルズ」、「ソニー・オープン」と「マスターズ1000」を制覇していますので、今年このローマが3度目。
キャリアで見ると、「マスターズ1000」は「19度目」となる優勝となりました。

対戦相手の「ラファエル・ナダル」とは、現役の中でも最多対戦数となる「41度」。
今回、ジョコビッチがナダルに勝利したことにより対戦成績は「22勝19敗」。

直近4試合は、すべてジョコビッチが勝利しています。


■[ナダル VS ジョコビッチ]直近4回の対戦

○2013年/チャイナ・オープン(ハードコート)
6-3、6-4

○2013年/ツアーファイナル(ハードコート)
6-3、6-4

○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
6-3、6-3

○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)
4-6、6-3、6-3



こう見てみると、直近4試合の9セットで、ジョコビッチが落としたセットは「1セットだけ」なんですねぇ。

ローマの対戦前までは、3試合ともハードコートでしたから、今回クレーでナダルを倒せたことはジョコビッチにとっても大きな意味があるでしょう。


これで、ジョコビッチは、2008年、2011年、2014年と綺麗に”3年おき”にローマで優勝したことになります。


「手のケガでここ数週間を過ごした割には、今週は素晴らしかったと思うよ。
ラッキーなことに、痛みもなくプレー出来たし、週が経つにつれテニスのレベルが上がっていった。

何試合かはタフだったね。 5試合の内4試合は3セットマッチになったし、
昨日のラオニチと今日の試合については1セットダウンから巻き返さなければならなかった。
それは自分に大きな自信となった。

クレーの大きな大会の決勝で、クレーの得意なラファに勝てたことは、明らかに自信の後押しになるよ。
この経験は、自分を落ち着かせてくれるし、いざという時に正しいショットを放てるようになる。」

と語ったジョコビッチ。

これで、直近7つの「マスターズ1000」で、実に5つものタイトル獲得となりました。


■[ジョコビッチ直近7回のマスターズ成績]

○-勝、●-負、△-不参加

○2013年/上海マスターズ(ハードコート)
○2013年/パリ・マスターズ(インドアハードコート)
○2014年/インディアンウェルズ(ハードコート)
○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
●2014年/モンテカルロ・マスターズ(クレーコート)
△2014年/マドリード・オープン(クレーコート)
○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)


モンテカルロ前のケガがなければ、ひょっとしたら全部勝っていたかも・・・
と思わせるぐらい今年の3月以降は調子を上げてきましたからねぇ~。

昨年のローマでは、準々決勝で「トマス・ベルディヒ」に敗れていたジョコビッチは、今回のローマ優勝でポイントを大きく稼ぎ、ATPランキングポイントが大きく上昇。
次の大一番、「ローランギャロス」の結果によっては、ナダルと順位が入れ替わる可能性も出てきました。

また、ツアーファイナルの「Top8争い」も、見事に2位まで上がってきましたね。


そして、今回の優勝でキャリア「44度」となるタイトル獲得となったジョコビッチ。
「トーマス・ムスター」と並んで、歴代13位まで上がってきました。

現役でも、ジョコビッチより上にいるのは、
「ロジャー・フェデラー」の「78」、
そして「ラファエル・ナダル」の「63」と
2人しかいません。

とりあえず、今シーズン中に、「ボリス・ベッカー」の「49」を抜けるかどうかが注目されるところです。


そんな着々と各記録を伸ばしていくジョコビッチは、イタリアの声援にも感謝していましたね。

「素晴らしいことさ。
これだけの応援を軽く考えてはいないよ。とても感謝している。
できるだけ自分の想いやプレーをイタリアの皆さんに見せようと思う。
イタリア語はちょっとしか話せないけど、家に帰ってきたような気がするし、皆さんには親近感があるよ。 皆さんの前でタイトルを取ることができてうれしい。」

2013年10月6日にランキング1位をナダルに譲ってから、数ヶ月。
徐々に巻き返してきたジョコビッチが、今年2回目の大舞台であるパリに向かいます。


さて、一方敗れたナダルは、1stセットこそ本来の強さを見せてくれましたが、2ndセット以降は相当ジョコビッチに押し込まれていた感がありました。


ここまで、「ローマ・マスターズ14連勝中」
昨年に続いて、自身9度目のタイトル獲得への挑戦でしたが、残念な結果に終わってしまいました。


「2週間前、ローランギャロスで良い結果を残すようなプレーはできていなかった。
でも、今は、より自信を持った位置まで戻ってきたよ。
今週はとても誇りに思う。
600ポイントを獲得した。
ここでマドリードに続いてもう一度決勝を戦うことが出来た。
おそらく今大会のベストプレーヤーの1人であるノバクに対してうまく戦うことができた。
マレーやディミトロフのようなタフな相手にもそうさ。」

と、ジョコビッチに4試合連続敗北となったナダルは前向きに「ローランギャロス」を見据えています。


今シーズン、圧倒的に「34勝」という勝ち星を積み上げてきたナダルも、4月、5月とイマイチ波に乗り切れていない感じを与えていますが・・・。

ベスト8(モンテカルロ・マスターズ)
ベスト8(バルセロナ)
優勝(マドリード・オープン)
準優勝(ローマ・マスターズ)

ですからねぇ(苦笑)

普通に考えても、素晴らしい戦いを演じているのですが、
何と言ってもナダルの場合、「すべて優勝しないとダメ」という雰囲気ですから、少し酷な気もしますね。


今回、ローマのタイトルを逃したことで、ナダルは
「ここ10年で、ローランギャロスに入る前にタイトルを1つしか獲得できなかった」
という年になりました。

こういう記録もナダルの調子をどうのこうの言う要因にもなってしまうのでしょうね。


さて、次はナダルにとって、8度制覇している「ローランギャロス(全仏オープン)」となります。


キャリアで64度目のタイトルを目指しますが、現在64度のタイトルを持っているのが
「ビョルン・ボルグ」
「ピート・サンプラス」

の2人です。


この2人と並ぶといよいよ”歴代Top5″の仲間入り!


ヨーロッパのクレーシーズンラストは、ナダルにとっても正念場となります。

ランキングで追いかけてくるジョコビッチを振り切ることができるか・・。
連覇を達成することができるのか・・・。

ファンも楽しみな「ローランギャロス」は1週間の休みを経て、5月25日に開幕となります!


ローマ・マスターズ決勝(ナダル VS ジョコビッチ)ハイライト動画はこちら

roland-garros
■プレイバック動画
Top5!こんなラリーが見たかった!
特に、3位「ガエル・モンフィス」のジャンピングレシーブは凄い!!
(2013年決勝)ナダル VS フェレール
決勝戦の最中、コート内に突然の乱入者が!
普段は紛れているSPの対応が早いのにも驚いた。
(2012年決勝)ジョコビッチ VS ナダル
キャリアで唯一全仏オープンのタイトルを取れていないジョコビッチ。2012年に全仏初の決勝の舞台に立った。
wimbledon
■プレイバック動画
(2013年決勝)ジョコビッチ VS マレー
第3セットの10ゲーム目、「Serving for the championship point」を迎えたマレーに対し、この日調子の良くなかったジョコビッチが驚異の粘りを見せます!
(2012年決勝)フェデラー VS マレー
2013年のマレーの優勝は、前年の2012年のこの敗戦後のスピーチから始まった・・のかもしれません。
lindbanner
jtb