2014年全米オープン-錦織圭が今大会倒したTop10の3人目はジョコビッチ!

2014年錦織が全米オープン決勝へ

災害や事件、事故など日本も含め、世界中で色々な事が起こった2014年も
早、3分の2が終わりました。


その中でも、スポーツの分野で、2014年に何が起こったのか・・・、
と後の世で問われた時に、それはもう間違いなく今回の全米オープンが語られることになるでしょうし、
後世に語り継がれていくことになるでしょう。


準決勝で、世界ランキング1位の「ノバク・ジョコビッチ」と対戦した錦織圭選手が、
見事に「6-4, 1-6, 7-6(4), 6-3」で勝利を収め、日本人そしてアジア人初のグランドスラム決勝の舞台へと登り詰めました。



錦織選手が今回勝利したジョコビッチという選手が、一体どれだけ素晴らしい選手であるのか・・・。



まず、今回の全米オープンも含め、グランドスラムでどのような成績を収めてきたのかを簡単に見てみましょうか~。


■ジョコビッチのグランドスラム

●全米オープンでは、2007年から2014年まで8年連続準決勝到達

●全米オープンでは、2010年から2013年までの4年連続決勝進出を含め5度決勝進出

●今回の全米オープンでは、圧倒的強さで、準々決勝の「アンディ・マレー」戦で1セットを落としたのみ

●2010年のウィンブルドンから今回の全米オープンまで18度のグランドスラム中「17度」準決勝到達

●ローランギャロス、ウィンブルドンに続いて、今年3回目のグランドスラム決勝の舞台を目指す

●自身のキャリアで14度グランドスラムの決勝の舞台で戦っている(優勝回数は7回)。

●今年のローランギャロスで準優勝、ウィンブルドンは優勝

●グランドスラムだけの成績は180勝(33敗)


一方、錦織選手は・・・

■錦織圭のグランドスラム

●グランドスラムで初の準決勝。

●グランドスラム37勝(21敗)


グランドスラムで、名シーンを繰り広げてきたジョコビッチについては、書こうと思えばまだまだ書けることがたくさんあります。

でも、錦織選手のグランドスラムについては・・・残念ながらほとんど書くことがありません。

それだけ、グランドスラムで勝ち上がるのは難しいことですし、毎年一定の成績を収める、
ということは簡単にできることではないのですね。


そして、前回のグランドスラムである「ウィンブルドン」で見事にキャリア7度目の優勝を決めたジョコビッチが、世界ランキング1位の座に返り咲き、今回の全米オープンを迎えていました。


そして、今回その王者ジョコビッチを破って、決勝進出を決めたのが錦織選手なのです。


「何が起こったのか分からない。
特に初のグランドスラム準決勝だったし、少し疲れた。
No1プレーヤーを倒すことができて、嬉しい。」

と語った錦織選手。
決勝に到達したことで、上位8名に出場権が与えられる「ツアーファイナル」のランキングも「5位」まで浮上することになりました。


「今大会前に何日かプレーしただけだった。
ニューヨークに行くべきかさえ分からなかった。
だから実際に、こうなることは予想できなかった。
最初は、本当に1試合プレー出来ればと思っていたから。
そして今、自分はここまできた。」

8月初めに、「右足嚢胞を取り除く手術」を受けてしばらく大会に参加することができなかった錦織選手が、 とうとう”リフト・ザ・トロフィー”まで、あと一つと言うところまで来ましたね。



一方、敗れたジョコビッチは、錦織選手のプレーを非常に称賛していましたね。

「もう一歩先に行くことができたと思ったけど、今日は残念だ。
まぁ、これが現実さ。これがスポーツなんだ。
自分よりも良いプレーをしていた相手を称えなければならない。
そして次に移って、昨年自分が成し遂げたことと同じように今年も終えたいね。」

と、錦織選手を称賛しながらも、今後の大会、そして「ツアーファイナル」を見据えた戦いへと早くも気持ちを切り替えていくようですね。


「彼のバックハンドはとてもキレがある。
両手バックハンドの選手達の中でも最も優れた選手の一人だ。
彼は本当に攻撃的で、とても速い。
だから彼は多くのボールを拾うことができるんだ。
彼はどんな短いボールも攻撃へ転じる。
彼はオールラウンドプレーヤーだと思う。」


そして、日本の企業である「ユニクロ」をスポンサーに持つジョコビッチは、
さらに日本のテニス界についても言及していました。

「今回の事は、はっきり言って日本にとっても大きな成功だと思う。
素晴らしい国だよ。
1億を超える人口がいて、この国のテニス界にとって、とても勇気づけられることになっただろうね。
ここ何年かで錦織は今回のようなレベルに近づいていた。
彼は多くの成功を獲得してきたしね。
でも、グランドスラム決勝で戦うことと、タイトルを獲得することは全く違う。 さらなるレベルに到達して、人々は彼を称賛する事になるだろう。」


前回の対戦が”2011年”と約3年程、対戦に時間の空いた両者。

これまでのお互いの戦いぶりは、もちろん見てきたでしょうけれども、
久しぶりに実際に対戦してみたジョコビッチは、錦織選手の成長に驚いたでしょうね。


これで、5年連続の全米オープン決勝進出を阻まれたジョコビッチ。
残りのマスターズ、そしてツアーファイナルと、No.1プレーヤーの戦いはまだまだ終わりませんね。


「いつでもこういった上位のプレーヤーと対戦する準備は出来ている。」

そう語った錦織選手の快進撃は、とうとうファイナリストとして
2日後、最高の舞台に立つことになります!


↓ジョコビッチ VS 錦織圭のハイライト動画


↓錦織圭の”ノールックラケットキャッチ!”


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