2014年ローランギャロス-錦織圭とスタニスラス・ワウリンカが初戦敗退!

2014年ローランギャロス錦織初戦敗退

今年のローランギャロスで、初の「トップシード初戦敗退」となったのが、日本のエースとなってしまいました。

あの劇的な幕切れとなった「マドリード・オープン」の決勝戦から2週間ほど経って、
いまだ万全とは言えない体調の錦織圭選手ではありましたが、昨年16強まで進出しているこの地に戻ってきたわけです。

相手は、錦織選手と同じ歳になるスロバキアの「マーティン・クーリザン」でした。

これまでに対戦のなかった両者が、今回初めて顔を合わせたわけですが、
2ndセット以降は、明らかに錦織選手の運動量が落ちてしまいましたね。


「ポイントは、最初のセットだったね。
お互いブレークを交換し合って、自分が3-5と劣勢だったから、
ここから跳ね返して1stセットを取れたのが良かった。 2ndセット以降は集中力も上がってきたよ。」

とクーリザンが語った通り、タイブレークまでもつれた1stセットを錦織選手が取っていれば展開は分からなかったですね。

これは、試合後の錦織選手も自らのエラーが少なかった1stセットを何とか取っていれば・・・と語っていました。


クーリザンは、前週に行われていた「大会グレード:ATP250」の「BMWオープン」で今シーズン初タイトルを獲得して、波に乗ってこの大会に入って来ました。

2014年クーリザンと錦織の成績

クーリザンに6度のブレークを許し、サーブでもトータル10個のダブルフォルトを犯してしまった錦織選手。

とりあえず、ヨーロッパのクレーに別れを告げて、いよいよ「グラスコート」の季節へと入っていきます。
6月は、まず「ゲリー・ウェバー・オープン」に出場し、ウィンブルドンへの準備を進めていくようですね。



さて、もう1人早々に初戦で姿を消してしまったのが、「スタニスラス・ワウリンカ」ですね。

2014年ワウリンカとガルシアロペス

昨年は、「ラファエル・ナダル」に敗れた準々決勝まで進んだこの大会、そして
全豪オープンとのダブル優勝をかけて臨んだこの大会でまさかの初戦敗退となってしまいましたね。


相手は、4月に行われた唯一のアフリカでの大会「ハサンⅡ世グランプリ(カサブランカ)」でタイトルを獲得していた「ギエルモ・ガルシア=ロペス」でした。


2014年ワウリンカとロペスの対戦成績

4thセットを「0-6」と完璧に抑え込まれてしまったワウリンカは、凡ミスがゲームを通して「62」とロペスの倍以上となっています。


「きつい敗戦なのは分かってるし、悲しいよ。
でもたぶん残りのシーズンを前向きに考えると思う。 自分の残りのシーズン、キャリアの残りについて自分に問いながら、修正していくよ。」

と語った今年の全豪覇者であるワウリンカは、
1998年にチェコの「ペトル・コルダ」が「全豪オープン」を制覇した年の「ローランギャロス」で、
1回戦で姿を消して以来の不名誉な出来事になってしまいました。


「自分には浮き沈みがある。
ジョコビッチ、ナダル、フェデラーのレベルにはいないよ。
だって、彼らは何年も同じ位置にいる。
彼らはいつでも勝てるんだ。
自分のレベルは分かっている。
彼らに勝つことが出来たかもしれないが、それとは違う。」

今シーズン、Top10選手には「6勝0敗」と強者を倒してきたイメージのあるワウリンカは、一方で
予選通過者にあっさりと負けてしまったり、マスターズでは緒戦で姿を消してしまうなど
精彩を欠く姿も披露してしまっていましたね。


勝利したロペスも、
「この手の選手と対戦すると自分が動けず不安定にさせられる。
でも、今日は自分のプレーが強く感じたし、楽に勝てたように感じた。」

と、ワウリンカに”もろさ”があったのでは、と語っていましたね。


ワウリンカが自身を分析しているように、最近の大会での成績を見てみると、
やはりBig4が持っているような「絶対的な強さや安定感」を感じることが中々できないですね~。


ランキングを見ても、前にいるナダルとジョコビッチ、そしてすぐ後ろにいる同胞のフェデラーに囲まれて、彼らと同じように
「いつでも勝たなければならない」
というプレッシャーもあるのかもしれませんね。


まぁ、4月のデビスカップの時も、地元スイスで「スイスチームのTop選手」として出場しているプレッシャーを感じていたようですし・・・。


ただ、グランドスラムはまだ2つ残っていますし、8月以降のマスターズもまだまだ残っていますから・・。
ワウリンカには、巻き返しを図ってほしいですね。


残念ながら、この2人が早々に敗退しても大会そのものに「衝撃が走らない」のが現実のようです(笑)


錦織選手も常に語っているように、常にこのTop選手として君臨するためにも、Big4を脅かすためにもまだまだこの2人は上を向いて行く必要があるようですね!


↓錦織 VS クーリザンのアメージングポイント


↓ワウリンカ VS ロペスのハイライト


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