2014年全仏オープン-ナダルがランキング1位を死守するには・・?!

2014年全仏オープン前にジョコビッチとナダルのランキングを検証

昨年のローランギャロスを優勝で終えた「ラファエル・ナダル」。
今年は、自身の連勝記録を更新する「5連覇」と共に非常に気になるところが、ジョコビッチとのランキング争いになります。


というのも、昨年10月7日からランキング1位に座り続けてきたナダルにとって、
得意であるローランギャロスの結果次第では、2位のジョコビッチとの立場が逆転する可能性があるからです。


現在、2人のランキングポイントは以下のようになります。

■ラファエル・ナダル
12,500pt


■ノバク・ジョコビッチ
11.850pt


先週の「ローマ・マスターズ」で、両者のポイントの増減が大きく変動したため、
現在は、たったの「650pt」しか差がありません。


ちなみに、増減がどれぐらいあったかというと・・・

■ラファエル・ナダル
2013年——優勝(保有1,000pt)
2014年——準優勝(今回600pt)

結果は、「-400pt」


■ノバク・ジョコビッチ
2013年——準々決勝敗退(保有180pt)
2014年——優勝(今回1,000pt)

結果は、「820pt」


つまり、ローマが終わって、「1,220ptも差が縮まった」ということになります。


ローランギャロスでも、この両者は、第1シード、第2シードでの登場になりますから、
直接対決は、決勝戦しかありえません。


そして、昨年ローランギャロスを制覇しているナダルは、
「ローランギャロスの保有ポイントが2,000pt」


今年優勝以外だと、必ずポイントが減少します


一方、準決勝でナダルに敗れたジョコビッチは、
「ローランギャロスの保有ポイントが720pt」
になりますので、準決勝以上であればポイントが減少することはありません


さて、もしこの両者が決勝で”直接対決”となった場合、以下の様に1位、2位の順位が入れ替わります。



【決勝で直接対決となってジョコビッチが勝利した場合】

■ラファエル・ナダル
保有ポイント——2,000pt
今年準優勝の場合のポイント——1,200pt
結果、「-800pt」

現在のランキングポイント——12,500pt
ローランギャロス後のランキングポイント——11,700pt


■ノバク・ジョコビッチ
保有ポイント——720pt
今年優勝の場合のポイント——2,000pt
結果、「1,280pt」

現在のランキングポイント——11,850pt
ローランギャロス後のランキングポイント——13,130pt



【決勝で直接対決となってナダルが勝利した場合】

■ラファエル・ナダル
保有ポイント——2,000pt
今年優勝の場合のポイント——2,000pt
結果、「0pt」

現在のランキングポイント——12,500pt
ローランギャロス後のランキングポイント——12,500pt


■ノバク・ジョコビッチ
保有ポイント——720pt
今年優勝の場合のポイント——1,200pt
結果、「480pt」

現在のランキングポイント——11,850pt
ローランギャロス後のランキングポイント——12,330pt


なんと、直接対決になってジョコビッチが負けたとしても、前年の成績によりさらに差が縮まりますね。


ナダルは、決勝で負けたら2位転落となります。



さて、次はナダルが途中で負けた場合です。

【ナダルが途中で負けた場合】

もし、ナダルが準決勝より前で敗れてしまうと、ジョコビッチの成績は関係なく、
ジョコビッチが1位へと返り咲きます。

■ラファエル・ナダル
保有ポイント——2,000pt
今年仮に準々決勝で敗れた場合のポイント——360pt
結果、「-1,640pt」

現在のランキングポイント——12,500pt
ローランギャロス後のランキングポイント——10,860pt


■ノバク・ジョコビッチ
保有ポイント——720pt
今年仮に1回戦で敗れた場合のポイント——10pt
結果、「-710pt」

現在のランキングポイント——11,850pt
ローランギャロス後のランキングポイント——11,140pt


ナダルが、準決勝に到達できずに敗れると、ジョコビッチがもし初戦で負けても、
上記のようにポイント数ではジョコビッチが上回ってしまうのです。


最後に、ナダルが決勝まで進んで、ジョコビッチが途中で敗れた場合です。
この場合は、ナダルが優勝すればランキングに変動がないのはもちろんですが、
もし、ナダルが敗れた場合、ジョコビッチは準決勝まで勝ち上がれば、ランキング1位に返り咲きます。


【ナダルが決勝でジョコビッチ以外の選手に負けた場合】

■ラファエル・ナダル
保有ポイント——2,000pt
今年仮に準優勝の場合のポイント——1,200pt
結果、「-800pt」

現在のランキングポイント——12,500pt
ローランギャロス後のランキングポイント——11,700pt


■ノバク・ジョコビッチ
保有ポイント——720pt
今年仮に準決勝で敗れた場合のポイント——720pt
結果、「0pt」

現在のランキングポイント——11,850pt
ローランギャロス後のランキングポイント——11,850pt


ローランギャロスでのジョコビッチのポイントは変わりませんが、
ナダルが落ちてしまったため、1位に返り咲くパターンですね。



1位の座を2013年10月7日にナダルに明け渡したジョコビッチは、
それ以降、先日の「ローマ・マスターズ」までで実に3回しか負けていません

2013年は、10月以降全勝。

2014年は、
全豪オープン(準々決勝でスタニスラス・ワウリンカに敗退)
ドバイ・デューティー・フリー選手権(準決勝でロジャー・フェデラーに敗退)
モンテカルロ・マスターズ(準決勝でロジャー・フェデラーに敗退)

となります。


ジョコビッチは、キャリアで唯一、「全仏オープン」だけタイトルを獲得したことがありません。

今シーズンマスターズを3つ制覇した好調さがあれば、ローマで勢いを付けて乗り込んだパリの地でも、これまでと同じ躍動する姿を見ることができるでしょうね!


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