2014年楽天ジャパンオープン-錦織圭がキャリア初の2週連続優勝!今シーズン4勝目!

2014年楽天ジャパンオープン錦織とラオニチがトロフィーを掲げる

「楽天ジャパンオープン」の決勝戦。

錦織圭選手が、2年ぶり2度目の優勝トロフィーを掲げましたね!


いやぁ、それにしてもラオニチのサーブは相変わらず強烈でした~。。。


死闘が予想された対戦は、予想通りにファイナルセットまでもつれ、
2時間13分という長い試合を戦い抜いた錦織選手が、2012年の決勝戦の再現を見せ、見事に優勝となったわけです。


「7-6(5), 4-6, 6-4」という数字だけを見るとそれほどの激戦には見えないのですが・・。


お互いブレークを許さず、どちらも一歩も引かない展開を見せた1stセット。
数少ないチャンスをものにしたラオニチがリードを取った2ndセット。
疲れの見える両者の必死のラリーから、錦織選手が最後の最後でゴールテープを切った3rdセット。

決勝戦にふさわしい素晴らしい試合展開を見せてくれました。


「ファイナルに出場したい。
だいぶ近づいたけど、まだ(出場予定の)マスターズも500も残っている。
今後の戦いが自分にとって、とても重要になると思う。」

と語った錦織選手。

その年の成績上位8名までしか出場することができない「ツアーファイナル」
もちろん、今年のこれまでの成績を見れば、出場資格を獲得できるチャンスは十分ありますし、
現在のファイナルランキング5位という位置を考えても、何としても、

日本人初、そしてアジア人初の快挙を狙って欲しいところですね。


そして、前週クアラルンプールで行われていた「マレーシア・オープン」でも優勝を飾った錦織選手は、
キャリアで初となる2大会連続優勝も達成しました!


この「楽天ジャパンオープン」は、大会グレードとして「ATP500」に属するのですが、
優勝時のポイントが「500ポイント」になりますから、

通常のシングルスランキングでも
ファイナルランキングでもポイントの加算が、それなりに大きくなります。

シングルスランキングの「Top5」にも近づきましたし、
ファイナルランキングでも「最後の8人」も見えてきましたね。


「ラオニチは、何本もサービスエースを決めていたけど、そのサーブが本当に良かった。
運良く最初のタイブレークを取れたので、自分はモチベーションを維持できた。
もし、タイブレークを落としていたら、試合そのものを落としていたかも。
彼は、最初から攻撃的にプレーしていたし、これまでの彼との対戦で最もきつかった試合の1つだと思う。
とにかく勝てて良かった。」

と、試合を振り返った錦織選手。
その中で、やはり「マイケル・チャン」コーチのコートトレーニングや体力トレーニングが、
今シーズンのTop10選手を次々と倒せている要因の一つである事にも触れていましたね。


一方、3年連続、楽天オープンの決勝に進みながらまたしても決勝で敗退してしまったラオニチは、

「3年続けての決勝敗退は残念だ。
正直なところ、最初に決勝まで進んだ2012年よりも、チャンスがあったように感じた。
圭については、2012年の3rdセットまで到達したときより良いプレーが出来ていたと思う。
過去2年間は、いつも激戦だったから、2年前の敗戦の方が残念だったかもしれないね。」

と、自身も年々レベルを上げ、今年は優勝できるチャンスを一番感じていたようですから、
悔しい敗戦となってしまったでしょうね。


ビッグサーブのラオニチからブレークを奪うことは難しい、
と錦織選手もよく語っていますが、今回の対戦では、3rdセットでようやくチャンスが訪れましたね。

(テレビの地上波放送では、残念ながらこの3rdセットは放映されませんでしたが(苦笑))


第2ゲームのラオニチのサービスゲームで、「40-15」と錦織選手がリードするもラオニチが何とかこのサービスゲームを守りきり、

第8ゲームのラオニチのサービスゲームでも、「30-0」とリードしたのですが、4ポイント連取でラオニチが踏ん張りました。


しかし、ブレークチャンスを中々掴めなかった錦織選手に、やはり流れは来ていたのかも知れませんね。


本当に最後の最後、セットカウント「5-4」と錦織選手がリードで迎えた「第10ゲーム」。
このゲームはラオニチのサービスゲームだったのですが、ようやくここで錦織選手がこの試合でラオニチから初めてブレークを奪いました。

そして、歓喜の優勝となったわけですね。


「素晴らしい試合だったと思う。
僕らは高いレベルのテニスが出来ていたと思うよ。
最初は、速いペースで試合が進んだけど、セットが進むにつれて、本当に良い試合になっていたと思う。
圭は自信を深めたプレーをしていたね。
ショットがそうだったし、それが試合を良い方向に持っていったんだと思う。

圭はここ何週間か常に自信を持ったプレーをしていて、ハイレベルなプレーを見せていた。
自分は、次の挑戦となる上海が楽しみになったよ。
強くなってまた戦いに戻ってくるつもりさ。」

そう語ったラオニチ。

“ライバル、ライバル”と言われ続ける両者ですが、
ラオニチのように

「質の高い試合が出来た」と感じることが出来て、
その結果、「お互いが強い選手になっていく」ことが出来れば、

観る者達をワクワクさせる対戦をこれからもたくさん見せてくれることになるでしょうね。


男子テニス界の今後の新たな「ビッグマッチ」として、
決してテニスの強い国ではなかった日本とカナダを代表する彼らが、
この先何年と披露するプレーは、結果以上に日本人やカナダ人のファン、
そして、世界中のテニスファンを魅了してくれることを願ってやみませんね!


↓錦織 圭 VS M.ラオニチのハイライト動画



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