2014年バルセロナ・オープン-錦織圭がキャリア5度目の優勝!

2014-04-28_1

日本のエースが、とうとうクレーコートで初制覇を成し遂げました!!


錦織圭選手が、バルセロナ・オープンの決勝で、コロンビアの「サンティアゴ・ヒラルド」を「6-2、6-2」の完勝で破り、この大会初のリフト・ザ・トロフィーとなりましたねぇ。


これで、キャリア通算5度目のタイトルを獲得したことになり、
クレーコートの大会でタイトルを獲得した事は初。

1シーズンに2度のツアータイトルを獲得したのも初。

大会グレードがATP500では、2012年の楽天オープンと2013年のメンフィスに続いて3度目。

ヨーロッパでのツアー初タイトル、とりわけランキング上位の選手が多いスペインでの優勝はとても意味のある優勝だったと思います。


1stセットの最初のサービスゲームでいきなりブレークされた錦織選手は、それ以降全くヒラルドを寄せ付けず、2ndセットで早々にブレークしてリードを広げました。
スペインの観衆にも
“これはもう錦織の優勝だろー”
という雰囲気が流れていましたね。


さて、今回でクレーコートの決勝進出が2度目となった錦織選手。
3年前の2011年、ヒューストンの大会でも決勝に進出しましたが、この時は惜しくも準優勝でした。

ヒューストンよりも大会グレードが高く、過去11年間でスペイン人選手の優勝が続き、とりわけ「ラファエル・ナダル」がその内の8度の優勝を誇るこの大会で、上位シードが早々に敗れていった幸運も重なった中、上位シードとして安定したプレーを見せてくれたと思います。


「14歳ぐらいまではクレーも好きでした。
ヨーロッパのジュニアの大会でもすべて勝っていたし。
今ではハードコートよりもタフになっていて、ちょっと苦労しています。
でも、ここ何年かはうまくプレーできていたからクレーでのプレーは全く問題ないです。」


と自信を覗かせる錦織選手。

年を重ねる事に若干、苦手意識が出てきたクレーコートでの優勝。
錦織選手のコーチが、1989年の全仏オープン覇者であの「アンダーサーブ」で観衆にどよめきを与えた「マイケル・チャン」ですからクレーでの対策も万全なのかもしれませんね。


「マドリード、ローマ、ローランギャロスとやって来る3つの大きな大会を前に、良いプレーをしてランキングを上げたかった。
次の目標はTop10へ入ること。」


“Top10″をはっきり言い切った錦織選手は、今回の優勝で17位から12位へと浮上し、5月中にキャリアで最高の11位を更新する可能性も出てきました。


一方、準優勝となったヒラルドは、自身2回目のツアー決勝の舞台、そしてコロンビア人として1995年のバミューダでタイトルを獲得したハダド以来、2人目となるツアー優勝を掛けた戦いでした。


「今週はとても良かった。
自分にとっては簡単な日ではなかった。
圭はとても上手にプレーしていた。
自分のプレーにはとても満足している。」


この4月を「8勝1敗」という成績でこの決勝に進んできたヒラルドは、今年サンパウロの大会でツアー初優勝を飾ったアルゼンチンの「フェデリコ・デルボニス」に続いて、2人目となる「今シーズンツアー初優勝」を目指していました。


ただ、このバルセロナ・オープンだけで、
第三シードの「ファビオ・フォニーニ」。
ナダルを破った「ニコラス・アルマグロ」。

そして、決勝の「錦織圭」。


Top20の選手達との試合で、最後に力尽きてしまいましたが、非常にTop選手にもひけをとらない力のあるプレーを見せていました。



さて、バルセロナの大会も閉幕しましたが、スペイン人のテニスファンにとっては、1996年以来自国の選手がいない決勝となり、ちょっと寂しかったかもしれないですね。

近年は「ラファエル・ナダル」の名前ばかりが目立っていた中で、日本人の名前が初めて刻まれた今回の大会。

「ツアーファイナルへ行きたい。
そこに行くには大変だけど・・。 自分は行けると思っている。」


3月、4月と新たな強さを見せた錦織選手にとっては、
この言葉は遠い未来のことではないのかもしれません!


↓錦織 VS ヒラルドのハイライト


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■プレイバック動画
Top5!こんなラリーが見たかった!
特に、3位「ガエル・モンフィス」のジャンピングレシーブは凄い!!
(2013年決勝)ナダル VS フェレール
決勝戦の最中、コート内に突然の乱入者が!
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(2012年決勝)ジョコビッチ VS ナダル
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(2013年決勝)ジョコビッチ VS マレー
第3セットの10ゲーム目、「Serving for the championship point」を迎えたマレーに対し、この日調子の良くなかったジョコビッチが驚異の粘りを見せます!
(2012年決勝)フェデラー VS マレー
2013年のマレーの優勝は、前年の2012年のこの敗戦後のスピーチから始まった・・のかもしれません。
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