ノバク・ジョコビッチのキャリア600勝に迫る

2014年ジョコビッチパリ優勝で600勝達成!

「パリ・マスターズ優勝」で、見事に「キャリア600勝」を達成したジョコビッチ。

600勝までの道のりは以下の様になります。

【1勝目】  2004年 デビスカップ(vs ラトビア)  VS ジャニス・スクロデリス
【100勝目】 2007年 クロアチア・オープン1回戦  VS パブロ・アンドゥハール
【200勝目】 2009年 インディアンウェルズ2回戦  VS マーティン・ヴァサロ・アルゲーロ
【300勝目】 2010年 シンシナティ・マスターズ2回戦VS ビクター・トロイキ
【400勝目】 2012年 全豪オープン準決勝      VS アンディー・マレー
【500勝目】 2013年 ローランギャロス3回戦    VS グリゴール・ディミトロフ
【600勝目】 2014年 パリ・マスターズ決勝     VS ミロ・ラオニチ


今年600勝を達成した「レイトン・ヒューイット」と「ダビド・フェレール」は共に33歳、32歳と30歳越えの選手。

一方、ジョコビッチは27歳。

ペースの速さはずば抜けています。


ジョコビッチと同じセルビアの若手で、錦織選手と同世代である「ドゥーサン・ラジョビッチ」は、

「ノバクにとって、600勝は素晴らしいタイミングで達成したよ。
だって、子供が生まれてから1週間、そしてファイナルの1週間前なんだから。
加えて、ファイナルを終えてシーズン1位で終われば素晴らしい週になるだろうね。
600勝なんて、自分達の国では誰も達成したことがないし、みんなノバクが新しい記録を作っていくことに慣れてしまっているけれども、こんなに試合に勝てるなんて信じられないことなんだ。
僕たち若手にとっては、もっと一生懸命練習しなければならないと思わせてくれるよね。」

と先輩ジョコビッチについて語っていたようですね。


また、アメリカの名選手だった「ジョン・マッケンロー」は2011年の時に、ジョコビッチを
「我々の歴史の中でも、あの年のノバクが一番じゃないか。断言できる。」
と語っていましたね。

この年のジョコビッチは、年間で70勝を達成
「年間グランドスラム」を達成するんではないか、という勢いでした。

上の一覧からも分かるように、2010年のシンシナティ・マスターズ(8月中旬)~2012年の全豪オープン(1月中旬)まで、わずか1年5ヶ月。
その短期間で、「100勝」を挙げているのですから、やはりこの2011年は驚異的だったという印象なんでしょうねぇ~。

■2011年のジョコビッチのビッグトーナメントで獲得したタイトル

●グランドスラム
・全豪オープン
・ウィンブルドン
・全米オープン


●マスターズ1000
・インディアンウェルズ
・ソニー・オープン
・マドリード・オープン
・ローマ・マスターズ
・ロジャーズ・カップ



・・・勝ちすぎですね(苦笑)


「ナダルが困惑していたよ。
どうしたらよいか分からない、というようなあんなナダルを見たことがなかった。
ローマでのクレーの時もそうだったね。」

と、あの悪童マッケンローも脱帽するほどの2011年のジョコビッチでした。


また、オーストラリアの名選手で、全豪オープンのスタジアム名にもなっている「ロッド・レーバー」は、

「堅いコートでのあのスライディングは芸術だ。
あれは私を驚愕させた。
私だったら、あっという間に捻挫するよ。」

と語っていたことがありましたね。


そして、スペインのベテラン、「トミー・ロブレド」は、

「自分がベストなプレーをしなければ、確実にやられる。
自分のプレーがベストだったとしても、ノバクのプレーが素晴らしければ、
やっぱりやられる。」

という名言を残しています。


多くの選手そしてファンから、そのプレースタイルと人柄で羨望のまなざしを受けるジョコビッチ。

「ロジャー・フェデラー」や「ラファエル・ナダル」が残してきた数々の記録や記憶の中に、
このジョコビッチも当然のごとく加わってくるのであろう、という事を改めて感じさせてくれました。



そんな今年のパリでの決勝。
ジョコビッチにとっては、「通過点」であろう「600勝」達成の瞬間となりました。

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