トミー・ハースが今後のツアーをすべて欠場

トミー・ハースが2014年の残りをすべて欠場

現在の世界ランキングTop100の中で、この人が最年長になります。

ドイツの「トミー・ハース」。
実に、現在36歳のシーズンを送っています。


ハースは、元は世界ランク2位まで上りつめた実力者です。
とは言ってもそれも2002年のことですので、かれこれ12年前まで遡りますね。

2000年のシドニー五輪で銀メダルを獲得したのが若干22歳の時。
その翌年2001年には、現在なくなってしまった「シュトゥットガルト・オープン」で獲得したタイトルが、ハース唯一の「マスターズ1000」でのタイトルとなります。

そして、2002年で自己最高のランキング2位へ上昇。


そこから、Top10選手として活躍していましたが、度重なるケガと手術を繰り返し、
2004年にはTop1000からも消え、2011年にも一時、ランキングから姿を消してしまいました。

この2011年に何とか復帰を果たすも、この時のランキングはなんと900位前後!


かつての栄光からは程遠い場所をうろつくことになってしまいましたね。

そして2012年。

ハースも年齢を重ね34歳でのシーズンを送っていました。

何とか、この年に200位ぐらいまで順位を戻したものの、もうTop10付近には戻って来られないだろう、
と思われていました。


・・・ところが・・・


この年、6月のハレ(ゲリ―・ウェバー・オープン)の決勝で、「ロジャー・フェデラー」を破り、ツアー3年ぶりとなるタイトルを獲得すると、

1ヶ月後のハンブルク、ワシントンと続けてファイナリストになり、「グラスコート」、「クレーコート」、「ハードコート」とどのサーフェスでも力強いプレーを披露し、見事に復活を遂げることになったのです。


この年始めのランキングが205位。
そこから、あっという間に順位を上げ、シーズンが終わる頃には20位まで上昇。
年間で180も順位を上げる結果となりました。

そして、現在はTop20を維持しているという、正に「ミスター・リカバリー」ですね(笑)。


さて、そんな何度も復活を果たしてきたハースですが、残念ながら2014年の残りのシーズンをまたまた棒に振ってしまうことが確実となったようですね。


前にも痛めた右肩の故障ということですが、「ローランギャロス」の初戦をリードシながらも棄権し、「ゲリ―・ウェバー・オープン」を欠場していましたから、やはり相当に痛みがあったようですね。


「今年初めから苦労してきたし、試合の欠場も余儀なくされた。
それは気分のいいものでないよ。
先週、パリが終わった後にMRIを受けた。
なぜなら肩に再び重大な事があったからだ。
不運にも、すでに治ったと思っていたが、肩の腱が再び悪化した。」

と語ったハース。
今後は、手術からリハビリを行っていくそうですが、現役生活はまだまだ諦めない!
ということのようです。


「長期間、悪い方向に進んでいくことになるが、この場所へまた戻ってきたい。
復帰に向け準備をするし、自分の思っている引き際で終わりたい。
そのためにできることはなんでもするつもりさ。」

とりあえずリハビリの一環として、右利きのハースが、左手でラケットを握って体を動かしていくようですね。

右手が少しづつ使えるようになるまで、3,4ヶ月。
コートに復帰できるまで早くても8ヶ月ぐらいを見込んでいるハース。


2015年には復帰したい考えを明かしていますが、来年はもう37歳ですからね。
この人ほど、ケガに泣かされながら見事に復活して来た人はいませんから。

今回もしっかり治療してもらって、来年の復帰を待ちたいところですね。


準決勝でフェデラーに敗れた2009年のウィンブルドンを始め、これまでグランドスラムで4度、準決勝に進んでいるハース。

どんなスポーツでも、年を重ねながら第一線で活躍を見せる選手を
「レジェンド」
と呼ぶようになりますが、

「記録でレジェンド」と言われるフェデラーもさることながら、
このハースもやはり「レジェンド」と呼ぶにふさわしい選手かもしれませんね!


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