BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー

2014年BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー-ディミトロフが今シーズン2勝目!

ディミトロフ優勝ブカレスト

「グリゴール・ディミトロフ」が前年覇者の「ルーカス・ロソル」を破って、この大会の初優勝そして今シーズン2勝目を上げました。

この大会名の由来でもある「イリ・ナスターゼ」が試合を観戦する中、この決勝でもストレート勝利。
(※ちなみに上の写真で言えば、左端がディミトロフで、右端にいるのがナスターゼ)

4試合を戦って、1セットも取られることなく完勝でキャリア3勝目を上げました。


惜しくも準優勝に終わった「ルーカス・ロソル」は、2008年のジル・シモン以来の連覇達成となるかが期待されましたが、若手有望株のディミトロフに苦杯をなめることになりましたね。


バルセロナ・オープンの錦織、そしてこの大会のディミトロフと今最も注目される選手達が、しっかり結果を残した大会となりました。


5月のマドリード、ローマ、そしてローランギャロスでの活躍が非常に楽しみですね!


↓ディミトロフ VS ロソル ハイライト

2014年BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー-ディミトロフとロソルが決勝で激突!

ディミトロフVSロソル

ブカレストで開催中の「BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー」も決勝の顔ぶれが決まりました。

若手成長株のブルガリア人「グリゴール・ディミトロフ」とこの大会前年覇者の「ルーカス・ロソル」の対戦となりましたね。


ディミトロフは、毎年2月にメキシコで開催される「アビエルト・メキシコ・テルセル」で、今年優勝しています。
この大会はハードコートですが、それに続くタイトルを今回のクレーで獲得しようというわけです。


このメキシコの時は、準決勝で「アンディ・マレー」を倒したことでも話題になりました。

今回は、それほどの強敵はいなかったのですが、準決勝の第3シード「ガエル・モンフィス」戦は、お互いのハードヒットで面白い試合になるのではないかな、と思ったのですが、モンフィスが右足ケガのために、1stセット1-5となったところで残念ながら「棄権」となってしまいました。


「ガエルは残念だった。
同時に自分にとってはよかったけどね。
ふさわしくない勝利であるし、不運にもこんな形で終わらなければならなかった。
でも起こったことはしょうがない。ガエルが来週には戻れることを願っているよ。」

とディミトロフ。

今シーズンツアー2勝目を掛けて、たった「16分」で決勝進出が決まってしまいました。


さて、その決勝の相手がチェコの「ルーカス・ロソル」となります。

この対戦は、今回が初顔合わせとなります。


「何人もの良いプレーヤー達を倒して自信になっている。
ロソルが何を期待するかは分かっているし準備しなければならない。
明日は自分がセンターコート上から気持ちよく退出したいね。」

とディミトロフが語れば、

「お互い対戦はないね。
彼は人気者だと思うが、自分が負けるとは思っていない。
このコートでプレーすることが好きだし、最後まで戦うつもりさ。」

と、既に臨戦態勢に入っています。


昨年この大会で優勝しているロソルは、昨年から引き続き9試合連続勝利中です。
決勝でディミトロフを倒すと、この大会の10連勝、そして2連覇を達成することになり、”初のタイトル死守”という緊張からも解放されることになりますね。

高い打点から打ち下ろすロソルのショットにディミトロフがどう対応するかでしょう。


90年代に生まれたディミトロフは、この大会で勝利すると早くもキャリア3勝目となるんですね~。

2つ上の錦織選手が、同じくバルセロナ・オープンで5度目のタイトル獲得を目指すことになりますし、
“男子プロテニスで世代交代が進まない”という懸念は、彼らの今年の活躍で払拭されるかもしれないですね。

2014年BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー-ディミトロフとロソルが順当に勝利!

トップシードはディミトロフ

ルーマニアのブカレストで開催されている「BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー」。
この大会、自身ツアー初となるトップシードで出場しているのが、若干22歳の「グリゴール・ディミトロフ」になります。

2回戦からの出場で、初戦の相手が、これから期待の掛かる若手に贈られる
「ATP Star of Tomorow」
の2013年の受賞者である「ジリー・ヴェセリ」でした。


結果は、ディミトロフが「7-6(5)、6-2」によるストレート勝利を収めました。


「初めて対戦する相手というのは簡単ではないよ。
彼は、ここ何ヶ月か自分が注目していた選手だし、期待されていることも知っていたよ。
素晴らしいサーブで1stセットは力強いプレーをしていたから、かなり良いショットで応戦しなければならなかった。
2セットで終わって良かったよ。この大会の最初のゲームだったけど満足している。」

と、ディミトロフは語っています。


現在、ランキングを16位まで上げてきたディミトロフは、今シーズン17勝6敗と大きく勝ち越していて、2月にはメキシコのアカプリコ(ATP500)で、ツアー優勝を飾っています。


さて、次戦は、「カルロス・ベルロク」を倒したウクライナの「セルギ・スタコフスキー」ですね。


ここで、「んっ???」と思った方。
そんなあなたは、テニスをよく見ていらっしゃる(笑)


そう、このスタコフスキーは、1年前のウィンブルドンで
「ロジャー・フェデラーを倒した選手」ですね。


この時のスタコフスキーは、ランキング100位圏外でした。

2回戦で当たった両者は、スタコフスキーの”これでもかっ!”というぐらいのサーブ&ボレーで、完全にフェデラーのプレーを崩していましたね。

このフェデラーの敗戦は、
ベスト8に行く前の敗戦が2004年の全仏オープン以来、
3回戦を前に敗退したのは、2003年の全仏オープンで初戦に負けて以来、
同じくウィンブルドンで見ると、2002年の初戦敗退以来、

というほぼすべてが10年ぶりとなるぐらい、フェデラーにとっては珍しいことになったのです。
そして、毎年4つのグランドスラムで当たり前のように勝ち進むために、
改めてフェデラーのこの記録を見て、

「それだけいつも最後まで残っていたんだ・・」

と驚かされたものです。


あ、あれっ?
フェデラーの話になってる・・・。


そうです(汗)
つまり、このスタコフスキーは、そういう選手なのです。

ま、それ以降は残念ながらそれほどぱっとした成績ではなく、現在もランキング100位前後と低迷していますね。
ディミトロフとの対戦で見ると、スタコフスキーの1勝と対戦もあまりありません。

ディミトロフとスタコフスキー

今のディミトロフなら、それほど苦もなく勝てる相手ではないか、と思いますけどね。



さて、もう一人前年覇者のチェコ「ルーカス・ロソル」も初戦を突破しています。

この人も言うなれば、ウィンブルドンの番狂わせを演じた1人で、2012年のウィンブルドン初戦でナダルを破った選手として名を馳せました。


ロソルにとって、このブカレストでの大会は、キャリアで唯一のタイトルを獲得した大会でもあります。
昨年のこの大会で、スペインの「ギエルモ・ガルシア・ロペス」に勝利してタイトルを掴みましたね。

第8シードのヤンコ・ニエミネンに6-2、6-4で勝利し、タイトル死守へとまた一歩近づきました。


この試合、8つのブレークチャンスを与えますが、その内7つを守ってストレートで勝利しました。


さて、次戦は、キャリアで11のタイトルを獲得しているフランスの「ジル・シモン」となります。
このシモンは、11のタイトルの内、ここブカレストで2007年、2008年、2012年と3回タイトルを獲得している、いわゆるホームのように得意な大会としています。

ここでの通算成績も「18勝2敗」と強いんですね。


同年代のロソルとシモン。
キャリアで見ると、トップ10に入ったことのあるシモンの方が、得意のブカレストでは少し有利かもしれません。


2014年BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー-トップシードはディミトロフ

BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィーのドロー
(※見づらい方はこちらから)

ルーマニアのブカレストで行われている「BRDナスターゼ・ティリアク・トロフィー」

現在ランキング79位の「ジリー・ヴェセリ」は、次世代を担う注目選手に送られる
「ATP Star of Tomorow」
を昨年2013年に受賞しています。


この賞は、かつて2003年には「ラファエル・ナダル」が、そして2008年には「錦織圭」が受賞していて、これから活躍するであろう注目選手に贈られる賞となります。


このブカレストの大会では、初戦でフランスの「ジェレミー・シャーディ」と対戦し、7-6(3)、6-0のストレートで2回戦へ進出しました。


2回戦では、ブルガリアの注目若手選手「グリゴール・ディミトロフ」と対戦します。


先週、とうとう自己最高となるランキング14位まで上げてきたディミトロフは、この大会に自身初となる「第1シード」として参戦していますね。


第2シードの「ミハイル・ヨージニ」
第3シードの「ガエル・モンフィス」

と強豪が参加している中、ディミトロフは共に頂点を目指しているのです。