全米男子クレーコート選手権

2014年全米男子クレーコート選手権-ベルダスコがアルマグロを制す!!

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今年の全米男子クレーコート選手権は、「フェルナンド・ベルダスコ」と「ニコラス・アルマグロ」のスペイン人同士の決勝戦となりましたが、見事に第4シードのベルダスコが第3シードのアルマグロを6-3、7-6(4)で制し、ここヒューストンでの初優勝を飾りました。


2010年の4月にバルセロナ・オープンで優勝して以降6度のツアーファイナリストになりながら、ツアー優勝には見放されていたベルダスコが久しぶりの優勝を手にしましたね。


元世界ランキング7位まで上り詰めたベルダスコですが、近年は膝のケガとの戦いでした。
ケガをしてからの2,3年で再びツアー優勝を獲得する所まで回復してきたようです。


これで、ベルダスコはクレーコートで4度目となる優勝を手にし、全コートの決勝戦での勝敗が「6勝13敗」となりました。
(この数字からもツアー準優勝が多いイメージが着いてしまっていますが・・(笑))


一方、アルマグロの方は全コートの決勝戦での勝率が「12勝9敗」なんですが、ここ最近の決勝戦ではやはり勝てておらず、2012年5月の「ニース・オープン」以降、今回の決勝も含めて4度の決勝をすべて落としてしまいました。


この試合、2ndセットは、アルマグロの方が優勢に試合を進めていました。
序盤にセットカウント4-2とアルマグロがリードしていたのですが、第7ゲームをベルダスコがブレーク。
その後、5-4とアルマグロリードのベルダスコのサービスゲームで、5回のセットポイントを掴みますが、すべて生かせず、結局このゲームを落としてしまいました。


タイブレークでも4-3とリードした状態で、自身の2回のサーブがあったのですが、これを2本ともベルダスコが「ミニブレーク」。


結局、4-3から4ポイント連取したベルダスコが、ストレートでヒューストンの初優勝を獲得した、というわけです。


「彼は今日本当に良い試合をしていた。彼はチャンピオンだ。
彼は、自分のサーブの時には本当に集中していた。
自分にもたくさんチャンスがあったけどうまく拾えなかった。
そしてそこが今日の試合のポイントさ。」

と話すアルマグロ。


アルマグロにとっては、2年連続でヒューストン準優勝という残念な結果に終わってしまいました。


「今週のポイントは気持ちの部分だと考えていた。
どんなに疲れようともどんなに良い状態だと感じていても、どのポイントでも気持ちを一定に保ち続けた。
勝って終わりたかった昨日のダブルスの決勝で負けてしまったから、完璧なエンディングにはならなかったけど、シングルスタイトルを勝ち取ることができて本当に良かったよ。」

と満足げに、セレモニー後にはプールに飛び込んで喜びを爆発させていましたね!


↓アルマグロ VS ベルダスコ(全編)


さて、この2人は休む間もなく、一路モンテカルロへと移動し、「モンテカルロ・マスターズ」の戦いへと入ります。

そして、この両者は順当に勝ち上がると3回戦で再び激突するんですねぇ~。


同じ組には、トミー・ロブレドや最上位シードで第3シードのワウリンカが控えています。


今シーズン、5人目の30歳越えチャンピオンとなったベルダスコの勢いが、モンテカルロにまで続いていくかもしれませんね!


2014年全米男子クレーコート選手権-決勝戦はスペイン人同士の対戦!

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2014年の全米男子クレーコート選手権も決勝戦の顔合わせが決まりました。

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本当にスペイン人の選手って若手から中堅、ベテランまで強い人が多いですねぇ~。

今回の組み合わせは、ベテランの「フェルナンド・ベルダスコ」と中堅の「ニコラス・アルマグロ」のスペイン人同士の対決となりました。


これまで、ツアー18回のファイナリストを経験しているベルダスコが、昨年のスウェーデン/ボースダードの大会以来となる決勝戦進出を決めたことになります。


しかも、今大会のダブルスにもエントリーしていたベルダスコは、ダブルスでも決勝戦へ進出!!
ここヒューストンで、シングルスとダブルスの両方で決勝に駒を進めた選手は、2008年の「マルセル・グラノジェルス」以来となりました(ちなみに、このグラノジェルスもスペイン人)。


残念ながら、ダブルスではあの「ブライアン兄弟」に惜敗してしまいましたが、準優勝を勝ち取りましたね。

気を取り直してシングルスの決勝へと進むわけですが、実はベルダスコはここ最近ツアー優勝からだいぶ遠ざかっています。

最後のツアー優勝は2010年のバルセロナですからほぼ4年間、ツアー優勝から見放されてしまっているのですね~。

このバルセロナで優勝して以降、クレーコートでは「5度」のファイナリストを決めているのですが、いずれも敗退。
悔しい準優勝が5回も続いてきただけに、さすがに今回は勝ちたいでしょうねぇ。


準決勝で戦ったコロンビアの「サンティアゴ・ヒラルド」とは、ダブルスの準決勝でも対戦。
このダブルスでも勝利した相手に、シングルスでも6-4、7-5のストレートで勝利を収めました。

しかも、2ndセットは3-5の劣勢から4ゲームを連取。
勢いに乗った状態で決勝を戦うことになります。


「両方の決勝なんて、これ以上ないことだよ。とりあえず回復させて決勝はベストを尽くすつもりさ。」
と話していたベルダスコ。

決勝で対峙するアルマグロとは、過去に9度の対戦があり、「6勝3敗」とベルダスコがリードしています。

しかも、その対戦のほとんどが「クレーコート」。
クレーコートでの成績は「6勝2敗」と大きくベルダスコがリードしています。

一方、準決勝をアメリカ人「サム・クエリー」の棄権により苦労なく決勝へと駒を進めたアルマグロは、これまで12度のツアータイトルを獲得。
しかし、こちらもやはりツアータイトルからしばらく遠ざかっていて、2012年の5月に行われた「ニース・オープン」が最後となっています。


どちらにとっても、久しぶりのツアー優勝となる両者。
全米男子クレーコート選手権がヒューストンに移った2000年以降、初のスペイン人同士の決勝戦となりましたね。

そして、14年間で2度目のアメリカ人不在の決勝戦。


クレーコートに強いスペイン人選手達のぶつかり合いはどのような結末になるのか・・・

↓【準決勝】ベルダスコ VS ヒラルド



ちなみに・・・・・。
モロッコで行われている「ハサンⅡ世グランプリ」もシングルス決勝は、スペイン人同士となりました。

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先ほど話題に出てきた「グラノジェルス」が今年は、モロッコで決勝戦に進んでいるみたいです。
同じ週に行われている2つの決勝戦が、両方ともスペイン人選手同士という珍しい形となったわけですね!


2014年全米男子クレーコート選手権-準決勝進出4人が集結!

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ヒューストンで行われている「全米男子クレーコート選手権」も準決勝の4人が出揃いました。

地元アメリカからは「サム・クエリー」のみとなってしまいましたね。


この大会、2001年から現在のヒューストンに場所が変更となり今回が14回目なのですが、ヒューストンで行われた13回の内、ファイナルに地元アメリカ人が残らなかったのは、2007年の1回だけなんですねぇ。


この年は、ビッグサーバーとして現在も名を轟かせている「イボ・カロビッチ」の優勝、準優勝もアルゼンチンの選手でした。

今年は準決勝の時点で残っているアメリカ人は「サム・クエリー」しかいませんから、2度目の「アメリカ人不在の決勝戦」となる可能性も大いにありますね。


さて、まずは地元アメリカのドナルド・ヤングを倒して準決勝に進んだスペインの「フェルナンド・ベルダスコ」。
7-6(1)、6-1と2ndセットは強さを見せつけ、ストレートで勝ち上がりました。

「ヤングは、1stセットにとても良いプレーをしていた。
簡単にはいかなかったが、攻めの姿勢を持ち続けたし、自分がブレークを決めたゲームでは彼のサーブがあまり良くなかったと思う。
それ以降は、タイブレークで自分がセットを取るまで、彼も少しミスが目立ち始めていたしね。
自分にとっては、1stセットをタイブレークで取れてさらに自信が持てたし、2ndセットはコート上で安定したプレーをすることができたよ。」
とベルダスコ。


準決勝の相手は、コロンビア勢同士の戦いを制した「サンティアゴ・ヒラルド」になります。

ツアーでのタイトルを今だ獲得したことがないヒラルドは、今年2月のチリ・オープン以来、今シーズン2度目の準決勝進出を果たしたことになり、キャリア初タイトル獲得に臨んでいます。


「昨日は共にプレーをし、今日は朝食も一緒に摂った。でも試合は完璧に集中したよ。」
と普段、ダブルスを組んでいる同胞のゴンザレスを倒しての準決勝進出となったヒラルド。


試合後には、ブッシュ元大統領(お父さんの方)と初めて会ったヒラルド。
次戦のベルダスコ戦の前に、感激の対面となったようですね。



さて、もう一つの準決勝は、クエリーとアルマグロです。


先月のソニー・オープンで対戦した時には、アルマグロのストレート勝ちで終わっている両者。
“連続アメリカ人ファイナリスト”の記録を絶やさないためにも、クエリーにとっては、今回の対戦は何としても負けられないですね。

クエリーは、2010年にこの大会で準優勝を勝ち取っていますから、それ以来の準決勝到達となります。


準々決勝は、ドイツのダスティン・ブラウンでした。

「何でも来いという感じでプレーしていたよ。
前に詰めてくるか、後ろに残るのか、サーブアンドボレーかフォアでスライスをかけてくるか、あるいはドロップショットか。
あらゆることを想定しなければならなかった。そして彼がポイントを取ったときは、イライラしないようにしたよ。」


と、変幻自在の試合展開をするブラウンとの試合を振り返ったクエリー。

次はアルマグロですから、気の抜けない戦いが続きますね。



さて、クエリーの相手となるアルマグロは、準々決勝の勝利で
「クレーコートの勝利数が現役選手単独3位」
となりました。


ちなみに、現役選手のクレーコート最多勝利数は、296勝を上げているラファエル・ナダルですね。
2位は、267勝のダビド・フェレール。

そして、アルマグロが236勝で3位。
4位は、トミー・ロブレドの235勝。


・・・・・


あれっ!4人ともスパニッシュですねぇ~!
スペインの方々はクレーに強いようですな(笑)


さて、意外にもアルマグロは、昨年も今年もタイトルを1つも獲得していません。 もし、今回決勝に進出すれば約1年前のバルセロナ・オープン以来となります。

この時は、ナダルに完敗でタイトルを取れなかったアルマグロ。

昨年は、決勝でアメリカのアイズナーに敗れたこともあり、今年は同じアメリカ人を倒すチャンスが準決勝で、そして久しぶりのタイトル獲得のチャンスがやって来たというわけですね。


週明けから始まる「モンテカルロ」の前に、アメリカ/ヒューストンのクレーではまだまだ熱い闘いが繰り広げられそうです!


2014年全米男子クレーコート選手権-前年覇者アイズナーが2回戦で敗戦!

アメリカ、ヒューストンで行われている「全米男子クレーコート選手権-」。
前年覇者でランキング9位のジョン・アイズナーがまさかの2回戦敗退となってしまいました。


番狂わせを演じたのは、ドイツの「ダスティン・ブラウン」ですね。↓

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現在、ランキング101位で29歳のブラウンは、今回の勝利でトップ10の選手を初めて倒したことになります。

ランキングも”背”も大物のアイズナーが相手でしたが、ブラウンもひるむことなく果敢に攻めていましたね。

6-4、(7)6-7(9)、7-6(4)のフルセット、2ndと3rdセットが共にタイブレークという激戦でした。
3セットを通じてアイズナーに9回もブレークポイントを握られましたが、そのすべてを退けていましたね。


「ちょっときつかったね。でもこんな鍛錬はしょっちゅうできることじゃないよ。
今日みたいなビッグサーバ相手の試合は、いつでもこういう状況になるさ。
勝てて本当に良かった。」


と、ブラウンも今回の初対戦の結果は満足そうでしたね。


アイズナーは、昨年のこの大会で優勝していて、2012年には準優勝を飾っています。
アメリカ出身で、地元ということもあり非常に相性のいい戦いでしたけど、
「まさかの伏兵にやられた」
という感じです。


さて、ブラウンは準々決勝でこれまたアメリカのサム・クエリーとの対戦が決定しました。
そうです、元世界No.1のレイトン・ヒューイットを破ったクエリーです。


5つのブレークポイントを握ったクエリーは、その内4つのブレークに成功。
ヒューイットを6-3、6-4とストレートで破っての準々決勝進出ですね。


2009年以来の優勝を目指していたヒューイットも残念ながら2回戦で力尽きてしまいました。



そして、クレーコートに強いアルゼンチンの「ファン・モナコ」がクレーコートで通算200勝目を達成しました。

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キャリア通算でも286勝ですから、ほとんどの勝利をクレーコートで上げているわけですね。

一時期は、トップ10の仲間入りを果たしたモナコも最近はイマイチぱっとせず、アルゼンチンは「デル=ポトロ」一強状態が続いています。



ブラウンとモナコが当たるとしたら、決勝まで進むしかありません。
テニス選手としては異端児風なブラウンの快進撃がどこまで続くか楽しみですね!


2014年全米男子クレーコート選手権-ヒューイットが準々決勝進出!

ヒューストンで行われている「全米男子クレーコート選手権」。
元世界ランク1位のレイトン・ヒューイットが、初戦、予選通過者のピーター・ポランスキーをフルセットの末勝利し、準々決勝へと駒を進めました。

3つのセットで、互いに8つのブレークを奪い合う展開となったこの試合。
コート内は強風が吹き荒れるコンディションで非常にやりづらい展開となっていたようですね。


「最終的に勝てて良かった。彼の方が予選からこのコートで3試合をこなしていた分、自身があったんだろうけどね。」

と語っていたヒューイット。

この大会では、2009年に優勝経験のあるヒューイットでも、屋外のこのコンディションとの戦いに神経を奪われたようです。


さて、ATP250のグレードであるこの大会では、次戦が早くも準々決勝となります。

アメリカ出身の選手が多数参加している大会ですが、ヒューイットの次の相手は、やはりアメリカのサム・クエリーとなります。


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通算では、3勝1敗でヒューイットが勝ち越していますが、アメリカで開催される大会では1度敗北を喫していますね。

サム・クエリーも一時期はTop20まで上り詰めた実力者ですから、準々決勝は拮抗した試合になるかもしれません。

2014年全米男子クレーコート選手権-レイトン・ヒューイットが今年も参戦!

アメリカのヒューストンで行われる「全米クレーコート選手権」に今年もレイトン・ヒューイットが参戦しています。


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(PDFファイルはこちらからダウンロードできます)


この大会は、アメリカ国内で開催されるATPテニスツアーの中で、唯一のクレーコートになります。

さて、昨年に引き続き今年も参戦するヒューイットが獲得しているキャリアタイトルは、現在「29」を数えるのですが、その中でもクレーコートでのタイトルはわずかに「2つ」しかありません。

その2つの内の1つをヒューストンで開催されるこの全米クレーコート選手権で2009年に獲得しています。
そして、この2009年のタイトルを獲得してから、実はクレーコートではタイトルを獲得できていないんですね。


今年は、フェデラーを決勝で破った1月のブリスベン国際でまず1つ目のタイトルを獲得していますから、今シーズン2勝目をこのクレーコートで獲得しようというわけです。


先月のソニー・オープンでキャリア通算600勝も達成したヒューイットは、この大会を制覇するとキャリアで30回目、そしてクレーコートで3回目の「リフト・ザ・トロフィー」となりますね。


シード勢は、
第1シード—–J・アイズナー
第2シード—–T・ロブレド
第3シード—–N・アルマグロ
第4シード—–F・ベルダスコ

の4人です。
(アイズナー以外、見事にスペイン人ばかりですな(笑))



特に、第1シードのアイズナーは現在ランキング9位。
1月のオークランドでやはり今シーズンツアー1勝目を上げていますし、昨年のこの大会の覇者でもあります。


順当に行くと、3回戦でこのアイズナーとヒューイットが対戦することになりそうです。


通算では、4勝2敗でヒューイットが上回っていますが、昨年2013年の「アトランタ・テニス選手権」では、準決勝でこのアイズナーに敗れています。


クレーコートがあまり得意ではないヒューイットにとって、ビッグサーバーのアイズナーをどのように攻略するかが注目ですね。


もちろん、両者が順当に勝ち上がってくることが条件ですけどね(笑)