ローマ・マスターズ

2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチが3度目のタイトルを獲得!

2014年ローマ優勝はジョコビッチ

5月2度目の「大会グレード:マスターズ1000」である「ローマ・マスターズ」は、見事ケガから復帰直後の「ノバク・ジョコビッチ」が優勝を飾りました。

それにしても、きっちり修正してくるもんですね~!


今年のジョコビッチは、3月の「インディアンウェルズ」、「ソニー・オープン」と「マスターズ1000」を制覇していますので、今年このローマが3度目。
キャリアで見ると、「マスターズ1000」は「19度目」となる優勝となりました。

対戦相手の「ラファエル・ナダル」とは、現役の中でも最多対戦数となる「41度」。
今回、ジョコビッチがナダルに勝利したことにより対戦成績は「22勝19敗」。

直近4試合は、すべてジョコビッチが勝利しています。


■[ナダル VS ジョコビッチ]直近4回の対戦

○2013年/チャイナ・オープン(ハードコート)
6-3、6-4

○2013年/ツアーファイナル(ハードコート)
6-3、6-4

○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
6-3、6-3

○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)
4-6、6-3、6-3



こう見てみると、直近4試合の9セットで、ジョコビッチが落としたセットは「1セットだけ」なんですねぇ。

ローマの対戦前までは、3試合ともハードコートでしたから、今回クレーでナダルを倒せたことはジョコビッチにとっても大きな意味があるでしょう。


これで、ジョコビッチは、2008年、2011年、2014年と綺麗に”3年おき”にローマで優勝したことになります。


「手のケガでここ数週間を過ごした割には、今週は素晴らしかったと思うよ。
ラッキーなことに、痛みもなくプレー出来たし、週が経つにつれテニスのレベルが上がっていった。

何試合かはタフだったね。 5試合の内4試合は3セットマッチになったし、
昨日のラオニチと今日の試合については1セットダウンから巻き返さなければならなかった。
それは自分に大きな自信となった。

クレーの大きな大会の決勝で、クレーの得意なラファに勝てたことは、明らかに自信の後押しになるよ。
この経験は、自分を落ち着かせてくれるし、いざという時に正しいショットを放てるようになる。」

と語ったジョコビッチ。

これで、直近7つの「マスターズ1000」で、実に5つものタイトル獲得となりました。


■[ジョコビッチ直近7回のマスターズ成績]

○-勝、●-負、△-不参加

○2013年/上海マスターズ(ハードコート)
○2013年/パリ・マスターズ(インドアハードコート)
○2014年/インディアンウェルズ(ハードコート)
○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
●2014年/モンテカルロ・マスターズ(クレーコート)
△2014年/マドリード・オープン(クレーコート)
○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)


モンテカルロ前のケガがなければ、ひょっとしたら全部勝っていたかも・・・
と思わせるぐらい今年の3月以降は調子を上げてきましたからねぇ~。

昨年のローマでは、準々決勝で「トマス・ベルディヒ」に敗れていたジョコビッチは、今回のローマ優勝でポイントを大きく稼ぎ、ATPランキングポイントが大きく上昇。
次の大一番、「ローランギャロス」の結果によっては、ナダルと順位が入れ替わる可能性も出てきました。

また、ツアーファイナルの「Top8争い」も、見事に2位まで上がってきましたね。


そして、今回の優勝でキャリア「44度」となるタイトル獲得となったジョコビッチ。
「トーマス・ムスター」と並んで、歴代13位まで上がってきました。

現役でも、ジョコビッチより上にいるのは、
「ロジャー・フェデラー」の「78」、
そして「ラファエル・ナダル」の「63」と
2人しかいません。

とりあえず、今シーズン中に、「ボリス・ベッカー」の「49」を抜けるかどうかが注目されるところです。


そんな着々と各記録を伸ばしていくジョコビッチは、イタリアの声援にも感謝していましたね。

「素晴らしいことさ。
これだけの応援を軽く考えてはいないよ。とても感謝している。
できるだけ自分の想いやプレーをイタリアの皆さんに見せようと思う。
イタリア語はちょっとしか話せないけど、家に帰ってきたような気がするし、皆さんには親近感があるよ。 皆さんの前でタイトルを取ることができてうれしい。」

2013年10月6日にランキング1位をナダルに譲ってから、数ヶ月。
徐々に巻き返してきたジョコビッチが、今年2回目の大舞台であるパリに向かいます。


さて、一方敗れたナダルは、1stセットこそ本来の強さを見せてくれましたが、2ndセット以降は相当ジョコビッチに押し込まれていた感がありました。


ここまで、「ローマ・マスターズ14連勝中」
昨年に続いて、自身9度目のタイトル獲得への挑戦でしたが、残念な結果に終わってしまいました。


「2週間前、ローランギャロスで良い結果を残すようなプレーはできていなかった。
でも、今は、より自信を持った位置まで戻ってきたよ。
今週はとても誇りに思う。
600ポイントを獲得した。
ここでマドリードに続いてもう一度決勝を戦うことが出来た。
おそらく今大会のベストプレーヤーの1人であるノバクに対してうまく戦うことができた。
マレーやディミトロフのようなタフな相手にもそうさ。」

と、ジョコビッチに4試合連続敗北となったナダルは前向きに「ローランギャロス」を見据えています。


今シーズン、圧倒的に「34勝」という勝ち星を積み上げてきたナダルも、4月、5月とイマイチ波に乗り切れていない感じを与えていますが・・・。

ベスト8(モンテカルロ・マスターズ)
ベスト8(バルセロナ)
優勝(マドリード・オープン)
準優勝(ローマ・マスターズ)

ですからねぇ(苦笑)

普通に考えても、素晴らしい戦いを演じているのですが、
何と言ってもナダルの場合、「すべて優勝しないとダメ」という雰囲気ですから、少し酷な気もしますね。


今回、ローマのタイトルを逃したことで、ナダルは
「ここ10年で、ローランギャロスに入る前にタイトルを1つしか獲得できなかった」
という年になりました。

こういう記録もナダルの調子をどうのこうの言う要因にもなってしまうのでしょうね。


さて、次はナダルにとって、8度制覇している「ローランギャロス(全仏オープン)」となります。


キャリアで64度目のタイトルを目指しますが、現在64度のタイトルを持っているのが
「ビョルン・ボルグ」
「ピート・サンプラス」

の2人です。


この2人と並ぶといよいよ”歴代Top5″の仲間入り!


ヨーロッパのクレーシーズンラストは、ナダルにとっても正念場となります。

ランキングで追いかけてくるジョコビッチを振り切ることができるか・・。
連覇を達成することができるのか・・・。

ファンも楽しみな「ローランギャロス」は1週間の休みを経て、5月25日に開幕となります!


ローマ・マスターズ決勝(ナダル VS ジョコビッチ)ハイライト動画はこちら

2014年ローマ・マスターズ-ナダルとジョコビッチが通算41度目の対戦!

2014年ローマの決勝ナダルとジョコビッチ

今年3月の「ソニー・オープン」の決勝で、現役選手中、最多となる「40度目」の対戦を終えた「ラファエル・ナダル」と「ノバク・ジョコビッチ」。

この2人がランキング1位と2位であり続ける限り、どのツアーで対戦する場合にも、
「両者が必ず決勝戦まで進まなければ対戦はありえない」
のですが、今年早くも2回目の対決、そして通算41度目の対決をもちろん「決勝」で行うことになりました。


前回ハードコートの「ソニー・オープン」では、見事にジョコビッチが「6-3、6-3」のストレートで勝利を収めたのですが、今回はナダルが得意とするクレーコートでの対戦となります。


昨年このローマで7度目の優勝を飾った「ラファエル・ナダル」は、今年8度目の栄冠を目指していますが、それと同時に、

2010年、2013年に続く「マドリード・オープン」、「ローマ・マスターズ」の同一年ダブル優勝という記録も掛かっています。


今年は、「ヨーロッパクレーシーズン」が始まった4月に2004年以来となる「1つもタイトルを獲得できなかった」ナダル。

先週のマドリードでも、”赤土の王者”らしからぬ戦いも見られ、このローマでも初めて、
「3試合連続フルセットを戦う」という、3試合で9時間近い時間を戦うような苦戦を強いられてきましたが、準決勝の相手「グリゴール・ディミトロフ」にはあっさりと「6-2、6-2」で勝利しました。


「完璧な形で試合を始められたと思う。
2ndセットは彼が普段よりミスが多かったね。
でも、自分については良い試合ができたし、バックハンドもとても良かった。
昨日は大変な試合だったし、今日は昨日よりも良いプレーができたと確信できた。
フォアハンドもトップスピンもよくなった。
前向きになれる要素がたくさんあるよ。」

と語ったナダル。


相手のディミトロフは、今回初めて「マスターズ1000」の準決勝進出となりました。

90年代生まれでまだまだ若いディミトロフは、これまでのナダルとの対戦で「必ず1セットだけは奪っていました」が、今回の対戦では完膚無きまでやられてしまいましたね。

4月のルーマニア/ブカレストの大会で、初めて「クレーコートで優勝」を飾ったディミトロフ。
クレーで自信をつけて、今大会に臨みましたが、やはりナダルは大きな壁となってしまいました。



さて、ナダルは、今回の決勝進出で実に「91回目」となるファイナリストになりました。

この数字は、歴代でも単独7位となります。


ナダルのローマでの記録

「ジョコビッチは、いつも信じられないプレーをする。
彼は完璧なプレーヤーでどのショットも素晴らしい。
勝つチャンスを掴むには、自分もベストのテニスをする必要があるし、攻撃的に行くよ。
とてもタフな試合になるだろうね。
それしか言えないよ。
戦いに向けて準備しなければならない。」

と語ったナダル。

ようやく今年のヨーロッパクレーシーズンで実現した世界1位と2位の対決。


ローランギャロス前の大一番は、本当に楽しみな要素がいっぱいありますね!


↓ナダル VS ディミトロフのHotShot


2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチがラオニチを破って5度目の決勝へ!

2014年ローママスターズジョコビッチが決勝へ

2008年、2011年とこのローマで優勝を飾っているジョコビッチが、3度目のローマ・マスターズ制覇に向けてまた一歩前進しました。

準決勝で対戦した第8シードの「ミロ・ラオニチ」に対して、「6-7(5)、7-6(4)、6-3」と逆転での勝利。

ローマでは、5度目となるファイナリストになり、
ツアーで44度目のタイトル獲得を目指し、
「マスターズ1000」の分類では19度目のタイトル獲得を目指します。


「大きな勝利だよ。
だって、明日の決勝も今シーズンの残りだってしっかり戦っていけるという大きな力と信念を自分に与えてくれたから。 ラオニチはハイレベルなプレーヤーだ。特にサーブはね。 リターンゲームではあまりにも自分が無力だと感じたよ。
最後のブレークした瞬間も思い出すことが出来ない。
まったく彼のサーブは読めなかった。」


1stセットは、粘るラオニチにセットを奪われそうになるも、何とかタイブレークまで持ち直しました。
タイブレークでは、完全にジョコビッチの流れで「3-0」とリードします。

しかし、ここからなんとラオニチが6ポイントを連取!
1stセットだけで1時間を軽く越えた戦いは、まずラオニチがセットを取りました。


続く2ndセットは、ブレークを1回ずつ交換した後は、サービスキープが続き、
やはりタイブレークへ。

2ndセットのタイブレークは接戦となりますが、「5-4」からジョコビッチがフォアハンドのウィナーを決めて、「6-4」とし、そのままジョコビッチが「7-4」で逃げ切りました。


最後のセットは、若干集中力が切れたかもしれないラオニチからジョコビッチが2つのブレークを奪い、3時間を超える長いゲームは、ジョコビッチの勝利で決着が付きました。


2014年ジョコビッチ対ラオニチの結果

やはり、ビッグサーバーのラオニチですから、サービスエースの数は半端ないですね。

そして、1stサーブで押していけるので、やはり1stサーブからの得点もラオニチの方が高いのです。


しかし、全体的にボールを拾って、ゲームを組み立てて、チャンスを必ず物にするジョコビッチのタフさが、少しだけラオニチを上回っていたかもしれませんね。

それが、接戦ではありましたが、結果的にジョコビッチの方に流れが傾いた要因のように見えます。


・・しかし・・・


錦織選手と同世代でこれだけ質の高いプレーを見せてくれるとは・・・
ラオニチは、これからもまだまだ強くなっていくでしょうねぇ~。


とにかく、一足先に決勝へと駒を進めたジョコビッチ。

さて、相手はナダルになるのかディミトロフになるのか・・。


いよいよ、今年のローマもエンディングが近づきつつあります!


2014年ローマ・マスターズ-ケガから復帰後のジョコビッチがベスト4へ!

2014年ジョコビッチがベスト4へ

右手首のケガから復帰したジョコビッチが、復帰後最初のこの「ローマ・マスターズ」で見事にベスト4へと勝ち上がりました。

「ダビド・フェレール」相手に、「7-5、4-6、6-3」とフルセットでの勝利。
ジョコビッチ自身、通算5度目となる決勝進出を掛けて、「ミロ・ラオニチ」と対戦します。


「今年のクレーで最もしんどい試合だった。
本当に今回の挑戦を乗り越えることが出来て嬉しい。
ダビドは偉大な相手だから。
彼には多くの尊敬の念を持っているよ。

彼のクレーでの記録がナダルの次に良いということが、どれだけすごいことかみんな分かっている。
今日の勝利が達成感と自信を得る結果となった。」

と語るジョコビッチ。

2時間32分と長い試合を終えたジョコビッチは、41度目となる「マスターズ1000」での準決勝進出となりました。

さて、準決勝の相手は、ランキング10位の「ミロ・ラオニチ」です。


2014年ローマジョコビッチ対ラオニチ

この両者は、ツアーでの対戦が一度もなく、昨年のデビスカップワールドグループ準決勝で対戦したのみとなります。
その時は、クレーコートでしたが、ジョコビッチが勝利を収めています。


ラオニチにとっては、地元である昨年の「ロジャーズ・カップ」に続いて2度目のマスターズ決勝進出を掛けての戦いとなります。


先週のマドリードでは、3回戦で錦織選手に敗れましたが、クレーでも鋭いショットを連発していて、錦織選手も簡単に勝てた相手ではなかったですね。


この大会が終わると、ベスト4に残ったラオニチは、錦織選手を抜いて再びランキングを9位に上げることが確定しています。


どちらに勝敗が転がり込むか予測の出来ないこの戦い。

ジョコビッチが2008年、2011年に続いて、キャリア3度目のローマ制覇となるのか。
はたまた錦織選手と同年代のラオニチが、「マドリードの錦織圭」と同様、再びTop10選手を倒して決勝へと進むのか・・。


注目の試合は、もう間もなく始まります!


2014年ローマ・マスターズ-準決勝進出を決めたナダルはやっぱり不調?!

2014年ナダルがマレーを破る

2011年の楽天オープン以来、久々の対戦となった「ナダル VS マレー」。

この楽天オープンの時は、セットカウント「2-1」でマレーの勝利。
最後のセットは、「6-0」という一方的なゲームでの幕切れとなっていました。


あれから、3年近い月日が経ち、今回は過去7度の優勝を誇るナダルが得意とする大会での対戦となった両者。

最後は接戦となりましたが、「1-6、6-3、7-5」でナダルが逆転で勝利し、準決勝へと無事に到達しました。


クレーコートが得意ではないマレーにしてみたら、やはりナダルとクレーで対戦すること自体不利となるでしょうね。

マレーは過去4度、ナダルとクレーコートで対戦していますが、「この4度の対戦で1セットしか奪えていない」ことを考えると、今回の1stセットの滑り出しは、正に先日のマドリードでの錦織選手と同じように、「何かが違う・・」という雰囲気を会場内にもたらしていました。

1stセットはマレー自身も3度のブレークポイントを握られますが、これをすべて死守し、逆に2度掴んだブレークチャンスはすべて成功し、マレーがあっさりと1stセットを取ってしまうのです。


ナダルにとって調子の良くなかった2011年シーズンでは、先ほども挙げたように楽天オープン決勝で、「0-6」と1ゲームも取れなかった試合がありました。

同じ年の「ツアーファイナル」でもロジャー・フェデラーに「0-6」とやはり1ゲームも取れずに敗戦した試合がありました。


ナダルはそれ以来、今日まで「0-6」でセットを落とした試合はなかったのですが、このマレー戦で、久々に「0-6」を喰らう一歩手前まで来た・・・
ということになります。


しかし一転、2ndセットはナダルが持ち直し、最初のゲームこそナダルのサービスゲームでデュースによる応酬となりましたが、次の第2ゲームでようやくブレークに成功。

このセットは、この唯一のブレークで、「6-3」とセットカウントをタイに戻します。


最終セットは、ゲームカウント「3-2」とマレーリードの第6ゲーム。
ナダルのサービスゲームで、マレーが「40-0」と3度のブレークチャンスを手に入れます。

しかし、ナダルはここから「40-40」のデュースまで何とか戻します。
それでも結局、このゲームは、マレーが見事にブレークに成功。


ゲームカウント「4-2」とマレーがリードし、後2ゲームでマレーが勝利・・と言うところまで来ました。 (後2ゲームって、先週のマドリードの決勝と似たような感じですね・・)


しかし、王者ナダルはここから巻き返します。


次のマレーのサービスゲームをすぐにブレークすると、ゲームカウント「5-5」で第11ゲームはマレーのサービスゲーム。
このゲームをナダルは「ラブゲーム」でブレークに成功します。


最後は、ナダルが締めて、この試合も2時間40分とナダルにとって長い試合の末に勝利を掴んだ、ということになりました。


2014年ナダルVSマレー

クレーコートでは、圧倒的な強さを見せてきたナダルですが、やはりこのマレー戦もだいぶ苦労しましたね。


ナダルが苦労している証として、このローマでは、2005年以来実に9年ぶりとなる、
「3試合連続ファイナルセットまでもつれたゲーム」を演じています。


今年のバルセロナ、マドリードもそうでしたが、ここまでナダルが大会の緒戦でセットを奪われるのは、本当に珍しいことですね。

ローマに至っては、どの年もほとんどストレートで勝ってきただけに、
「やはり不調なのか・・・」
という目も向けられてしまうのでしょう。


ただ、何だかんだ言っても、マドリードからの連戦で、このローマも4強まで来るわけですから、
やはりフィジカルもメンタルも強い選手なんだ、と改めて思わされます。


マレーも、「最後の最後は、身体的な面が相手の方が上だった」
と認めていますしね。


さて、ナダルの次の相手は、若手有望株の「グリゴール・ディミトロフ」となりましたね。

2014年ローマナダルVSディミトロフ

この両者、ナダルが「4勝0敗」とリードしているものの、ディミトロフはナダルとの4度の対戦全てで「セットを1つは取っている」んですね。

ちなみに、先日マドリード・オープン決勝で、錦織選手が1stセットを取りましたが、
それまでの過去6度の対戦で、セットを取ったのは実に2度目。

いかに、ナダルからセットを奪うことが難しいか、ということですが、
ディミトロフは、どの試合も確実に1セットは奪うのです。


そう言った意味では、クレーのナダルを倒しそうな雰囲気を一番持っている選手のように見てきましたが、
ここに来てようやく対戦が実現しました。


今年の全豪オープンで対戦した時もディミトロフが良い試合を見せていましたから、大いに期待をしたいところですね!


2014年ローマ・マスターズ-久しぶりにあの2人が対決!!

2014年のローマ・マスターズはナダルとマレーが久しぶりに顔を合わせます

先週の「マドリード・オープン」で、日本の錦織圭選手と決勝戦を戦った「ラファエル・ナダル」。

今週の「ローマ・マスターズ」でも第1シードとして登場しているナダルが、順当に準々決勝進出を決めましたね。

しかも、相手は、イギリスの「アンディー・マレー」

実に、Big4同士の対戦は、今年3月の「ソニー・オープン」決勝での、「ナダル VS ジョコビッチ」以来となります。

しかも、ナダルとマレーが最後に対戦したのは、「2011年の楽天オープン決勝戦」。
この時は、マレーがナダルを破って、見事に優勝を飾りました。


しかし、最後のクレーコートでの対決となると、同じ2011年の「ローランギャロス」まで遡ります。

この時は、ナダルがストレートでマレーを下しています。


組み合わせの都合などもあり、本当に久しぶりの対戦となったこの両者。
本当に楽しみなカードが、早くも準々決勝で見られることになりましたね。


このローマでもトップシードのナダルは、マドリード決勝の錦織選手との接戦が尾を引いている
・・・・・かどうかは分かりませんが・・・・・
このローマでは初戦から苦しい戦いを強いられています。


初戦の「ジル・シモン」戦は、3時間を超える大接戦。
1stセット、2ndセットと続けてタイブレイクへ突入しました。


そして、続く「ミハイル・ヨージニー」戦も、3時間近い2時間44分の試合となりました。

1stセットを取られ、2ndセットをすぐにブレークされた時には、
“おやおや、またか?”という雰囲気が流れましたが、
セットカウント「2-2」と戻した後は、圧巻でしたね。
11ゲーム中、10ゲームを取り、見事に準々決勝へと駒を進めたわけです。


「素晴らしい試合になるだろうね。
だって、タフな2日間を終えて、世界のベストプレーヤーの1人と対戦するんだから。
彼がプレースタイルを変えたかどうかは分からない。
完璧な試合運びをするだろうけどね。
しかし、僕はまず自分自身に集中しなければならない。」

マレーとの対戦を前に、気合いが入るナダル。
このローマでは、7回の優勝を誇るだけに、自信も覗かせていますね。


先週のマドリードでは、決勝で思わぬ苦戦を強いられたナダル。

このローマでは、第2シードのジョコビッチもケガからの復帰を果たし、
見事に準決勝進出までこぎ着けていますから、順当に行けば
「決勝でジョコビッチと対戦する」ということも考えられます。

もし順当だと、決勝戦は2大会続けて大変な試合となるかもしれませんね。


今年の3月に、ジョコビッチが「インディアンウェルズ」、「ソニー・オープン」と「マスターズ1000」の連続優勝を果たしたように、
昨年2013年の5月は、「マドリード・オープン」、「ローマ・マスターズ」とナダルが連続優勝を果たしています。
そして、今年もまず「マドリード・オープン」のタイトルを獲得しました。

2年連続、5月のマスターズ連続優勝に向けて、まずは大一番となるマレーとの試合をどう攻略するかが、カギとなりそうですね!


2014年ローマ・マスターズ-フェデラーが初戦で敗退!

2014年のローマはフェデラーが初戦敗退

「自分にとって、彼は一番のプレーヤーだ。
普通、プレーするときアイドルは持たないもんだが、私は彼のプレーが本当に好きだ。
だから、自分にとって、今日勝てたのは本当に嬉しい。」


そう語ったのは、現在開催されている「ローマ・マスターズ」で、ロジャー・フェデラーを2回戦で破ったフランスの「ジェレミー・シャーディー」です。


ランキング47位のシャーディーが、「1-6、6-3、7-6」でフェデラーを破り、3回戦へと進出しました。


セットカウント「1-1」で迎えた3rdセットは、ドラマでしたね~。
一旦、フェデラーが「2-4」と劣勢になるも、ここから逆転し、タイブレークへと突入します。

そして、シャーディーがダブルフォルトを犯して、「6-5」とフェデラーがマッチポイントを迎え、次のフェデラーのサービスゲームで誰もがフェデラー勝利を確信したんですが・・・



シャーディーの素晴らしいパッシングショットが決まり、「6-6」の同点となります。

その後、「6-7」となり、シャーディーがこのタイブレークで唯一掴んだマッチポイントをそのまま取り、勝利しました。

「今日は、お互い勝つのに苦労したと思う。
結局、ショットを深く放り込めたかどうかで勝敗が分かれた。
あのパッシングショットは、捉えるのが難しかった。
試合をひっくり返したのは、彼の手柄だよ。」

と、語ったフェデラー。

「マスターズ1000」でも優勝の経験がないこのローマで、今シーズン初めての「初戦敗退」となってしまいました。


一方で、シャーディーは今シーズン、Top10選手を倒したのが初めてとなり、
キャリアで見てもTop10を倒したのは、今回のフェデラーで8人目となりました。


「今日は難しい試合だった。
コンディションが本当に難しく、風も強かった。
1stは自分が悪く、2ndは彼が悪かった。
最後はいい戦いになったけどね。
マッチポイントでは凄いショットが打てたし最終的に勝てた。
ロジャーに勝つための完璧なシナリオだったね。」

と、喜びを隠せないシャーディー。


これで対戦成績は「1勝1敗」。
今年になって、1月の「ブリスベン国際」と今回の「ローマ」とそれぞれハードコート、クレーコートで1回ずつ戦いました。

フェデラーファンであることを公言したシャーディーは、今シーズン1つの大会で2連勝したのはまだ2回目。
2月のブエノスアイレスでの大会以来となります。

そして、3回戦の「イワン・ドディグ」を破って、見事準々決勝へと進出しましたが、残念ながら今シーズン初の準々決勝では、第8シードの「ミロ・ラオニチ」に敗れてしまいました。


唯一キャリアで獲得したタイトルが、クレーコートだったシャーディー。

フランスの若手として期待された彼も、早27歳となりました。
この後の地元「ローランギャロス」に向けて、最近少し元気のないフランス勢の一角として、
今後も良い試合を期待したいですね!


2014年ローマ・マスターズ-マレーが昨年のリベンジを果たし3回戦進出!

2014年ローマのマレー初戦

今年、何かと話題の少ない「アンディ・マレー」。
当サイトでの出現率も結構低めだったりします(苦笑)


それもそのはずで、今シーズンここまで参加した大会では、アカプルコ(メキシコ)での準決勝進出が最高で、ファイナリストにもなっていなければ、タイトルの獲得数も今だ0!


昨年の9月に、背中の手術を受けてからここまであまり調子のよくない日々が続いていますね。


さて、今回の「ローマ・マスターズ」では、まず初戦を順当に突破しました。


相手は、昨年と同じ組み合わせとなったスペインの「マルセル・グラノジェルス」で、「6-2、7-5」とストレート勝利となりました。

昨年は、3rdセットに入る直前にマレーが棄権を申し入れたため、グラノジェルスの勝利となっていましたが、今年も同じカードとなったマレーは、「リベンジを果たした」ということになりますね。


イワン・レンドルコーチとのパートナー解消や、ケガ以降の自身のフォームがしっくりこないことなど問題が多かったマレーですが、このローマが復活を遂げる場所になるかもしれません。


「目にゴミなどの色んな物が入ってきたよ。
強風だったし、エンドの片方に立つと、ボールをベースラインの奥深くまで入れるのも本当に大変だった。 次からはもう少し穏やかな試合がしたいね。」

と、どの選手も強風のコンディションに悩まされた試合が多くなっている中、マレーも例外ではなかったようです。


昨年、あのウィンブルドンでの劇的な優勝を遂げてから、まだ一度もファイナリストまで到達していないマレー。
さらに、クレーコートでのタイトルも今だ獲得した事がありません。


ローランギャロスの前哨戦第2ラウンドとなる「ローマ」で、復活の狼煙を上げられるか・・・。

マレーの3回戦は、これまでの対戦で負けたことのない「ユルゲン・メルツァー」となります!


↓マレー VS グラノジェルスのハイライト

2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチが復帰戦を突破!

2014年ローマジョコビッチ初戦突破

モンテカルロ・マスターズ前後で発生した右手首のケガを理由に、先週のマドリード・オープンを欠場していたジョコビッチが、この「ローマ・マスターズ」で初戦を無事に突破しました。


対戦相手は、チェコの「ラデク・シュテパネク」。

2ndセットこそ少し苦労しましたが、「6-3、7-5」のストレート勝利となりました。

ジョコビッチとシュテパネク

「自分のキャリアで最も難しいコンディションの1つだった。
特にクレーでは、コート上に強い風が吹くと、砂が目にしみる。
どんなプレーヤーと戦っても勝つことはとても難しかった。
彼は、多彩なショットを放つと思ったので、どのゲームも一段と集中しなければならなかったよ。
2ndでサービスを落としたときには少しイライラがたまったけど、
終わるまで何とか精神的に強くいられて、そして勝てたことがよかったね。」

と、復帰戦となる初戦を語ったジョコビッチ。

これで、遅ればせながら今シーズン20勝目に到達しましたね。

今年キャリア3度目の優勝を目指しているジョコビッチは、ここ10年で、圧倒的に強いスペイン人の牙城を2回崩しています。

この10年では、「ラファエル・ナダル」が7度の優勝を誇り、「カルロス・モヤ」が1度優勝していて、
それ以外の2008年、2011年と2度の優勝を経験しているのがジョコビッチです。


3月には、史上2人目となる2回目の「インディアンウェルズ」と「ソニー・オープン」の同一年制覇を達成したジョコビッチは、この2つ以外、今年はツアー優勝を獲っていないんですね。


昨年は、準々決勝敗退で終わっていたこのローマで、自身3度目の優勝を獲得できるか・・。
ケガの状態も気になるところですが、まずは素晴らしいスタートを切れたようです!


↓ジョコビッチ VS シュテパネクのハイライト





2014年ローマ・マスターズ-フェデラー早期復帰の後押しをした人は・・

2014年ローマ・マスターズに復帰するフェデラー

先日、2組目の双子が生まれてから、直前まで「ローランギャロス」からの出場を示唆していた「ロジャー・フェデラー」。


そんなフェデラーが、2週前倒しの「ローマ・マスターズ」から、という早期復帰を決めた理由が、ミルカ夫人の言葉にあったようです。


「彼女と一緒に子供の面倒を見ながら、その間彼女のサポートもやって、父親になるって本当に良いことだと思うよ。
今では、2人の息子も生まれてこれ以上幸せなことはないよ。」

と、語るフェデラー。


モンテカルロを終えてから、約1ヶ月、夫人の出産を控えたフェデラーは、スイスで休みを取りつつ、トレーニングを続けてきたようです。


当初は、ローランギャロスからの復帰を目指していましたが、ある時チームスタッフやミルカ夫人が、相談してきたフェデラーに
「早く戻ってプレーした方がいい。」

と言ったのだとか。

「分かった。そんなに一緒にいて欲しくないなら、ここから退場しよう(笑)」
と冗談を言って、ローマに参加することが決まったそうです。


「でも、既に会えなくてすごい悲しいんだ(笑)
今週は違った形で参加するけど、勝ち進んでいきたいし、良いテニスがここで披露できればと思っているよ。」
と、語ったフェデラーもすっかり赤ちゃんの父親の顔ですね。


しかし、長いツアーで子供が4人に増えたことで大変さも感じているようです。

「ツアーに4人の子供を引き連れていくのは大変な事だけど、上手くやっていけると思っているよ。
妻は子供達の良き母親だし、自分もできるだけ彼女を手伝っていきたい。
たくさんの重責を抱えるけど、家族全員で色々な国を旅して、充実した時間を過ごしたいと思っているんだ。」

昨年、ローマ・マスターズで「準優勝」を飾っているフェデラーは、この大会を欠場してしまうと、一気に「600ポイント」を失うところでした。


家族のサポートもあり、何とかツアーに早期復帰が出来て良かったです。

モンテカルロ・マスターズで「準優勝」と幸先のよいクレーシーズンが始まっているフェデラーですから、今回のローマとローランギャロスでは、またフェデラーらしいプレーを期待したいものですね!