ハサン2世グランプリ

2014年ハサン2世グランプリ-90年代生まれの新星デルボニスが準々決勝進出

モロッコのカサブランカで行われるこの「ハサンⅡ世グランプリ」は、ATPツアーの中で、”唯一”アフリカ大陸で行われる大会でもあります。

さて、今年ブレークしている選手の中でも特に注目を集めているアルゼンチンの若手選手、「フェデリコ・デルボニス」が、この大会準決勝へと駒を進めました。

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若手選手の中でも、”サウスポー”でもあるデルボニスは、今一番と言っていいぐらい注目を集めている選手ですね。
この大会は第6シードで登場していましたが、初戦、2戦目と順当に勝ち進み、準々決勝では2010年のこの大会で決勝まで進んでいるビクター・ハネスクを相手に7-6(5)、6-3のストレートで勝利しました。


現在、ランキング43位につける23歳のデルボニスは、あのミロ・ラオニチ(カナダ)やグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、バーナード・トミック(オーストラリア)と並んで、共通していることが2つあります。

それは、全員「90年代生まれ」であること、そして「1つ以上のツアー優勝を飾っている」ということです。


デルボニスは、今年2月末に行われた「ブラジル・オープン」で見事に初優勝を飾りました。
2回戦では、Top20の常連であるスペインの「ニコラス・アルマグロ」を撃破しての優勝だったのです。

このツアー初優勝で、ランキング50位の壁を一気に突破して、現在は43位までキャリアハイの位置につけています。

今大会のハサンⅡ世グランプリも、2月のブラジル・オープンもクレーコートなのですが、デルボニスはどちらかというとクレーコートを得意としているようですね。


今シーズンのハードコートの成績は「0勝4敗」と分が悪いのですが、これがクレーコートになると「10勝3敗」と大きく勝ち越しています。


とりあえず小さいながらもこの大会で弾みがつけば、2ヶ月間のクレーコートシーズンで成績をぐ~んと上げてくる可能性もあると思います。


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ブレークポイントは相手に9つも握られましたが、粘りのプレーで7つを死守。
自身は、6度のブレークチャンスから4度を生かしての勝利となりました。


↓デルボニスの準々決勝 最後の方


さて、準決勝の相手は、スペインの「マルセル・グラノジェルス」となりました。

この大会第4シードであるグラノジェルスは、ダブルスの方が強いイメージがありますが、シングルスでも一時期はTop20にいたこともある実力者です。


ただ、最近のシングルスの成績はあまりよろしくなく、昨年2013年の7月に毎年オーストリアで行われるキッツビュールの大会で優勝を獲得して以来となる、ツアー準決勝進出となります。


一昨日、「2014年全米男子クレーコート選手権-前年覇者アイズナーが2回戦で敗戦!」でも書きましたが、ヒューストンで行われているクレー選手権では、同じアルゼンチンの「ファン・モナコ」が出場していて、見事にドイツの異端児ダスティン・ブラウンに勝利したようですからね。


アルゼンチンのスポーツ選手と言えば、現在はサッカーの「メッシ」と負けず劣らずの人気を誇る「デル=ポトロ」。

デル=ポトロの一強が続いているアルゼンチンのテニス界ですから、この大会でのデルボニスやヒューストンでのモナコのように、元々名選手が多く存在してきたアルゼンチンの復活を期待したいところですね!