デビスカップ記事

2014年デビスカップ準々決勝-ワウリンカのまさかとフェデラーのスーパーショット

2014-04-05_1

各地域で、デビスカップ準々決勝が行われているこの週末の3日間。
準決勝進出が確実視されている「スイスチーム」は、なんとスイス陣営1位のワウリンカが初戦で敗北を喫してしまいましたねぇ~。


「自国でのプレーは、いつでも大きなプレッシャーがある。」
と語っていたワウリンカ。

スイス第二の都市であるジュネーブ、コアントラン国際空港のそばにある「パレクスポ」で開催されているカザフスタンとの一戦。

15,000人以上の観客が詰めかけ、圧倒的地元スイスの応援が鳴り響く中行われています。
“スイス有利”
というより、
“おらがスイスの3連勝で3日目は関係ないっショ”

と余裕で観戦しているはずだったスイス人のテニスファンにしてみたら、初戦のワウリンカ戦が終わったときには悲鳴に近いざわざわした雰囲気となっていましたね。


そのせいもあってか、その後第二試合に登場したフェデラーにはもの凄い大声援が送られました。


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相手のククシュキン(ランキング56位)が現在のカザフスタンではトップの選手ですが、フェデラーとの対戦成績は1勝負け無し。
今回2度目となる対戦もストレート勝利。
1度のブレークも許さぬままの勝利となりました。


「はっきりしていることは、ぼくはスタン(ワウリンカ)が最後の最後までリタイアせず戦ってくれると信じているということ。
彼の試合は今日は不運だった。
ゴルベフの方が本当に上手くプレーしていたと思うよ。」
試合後にそう語っていたフェデラーとワウリンカで、シングルスとダブルスの全部を戦う予定の今回。

“まだ初日、最後にはスイスが勝つよ”という自信の現れも垣間見えますね!

↓「フェデラー VS ククシュキン」フェデラーのHotShot


カザフスタン側は、監督が試合前に「1勝1敗で初日を終えれば全然行けるぞ!」と選手達に”はっぱ”を掛けていたそうですから、気持ち的にはカザフスタンが乗っているかもしれませんね。

さて、2日目のダブルスはフェデラーとワウリンカが組みます。
このペアはダブルスも強くて、直近だと3月のインディアンウェルズで準決勝まで進んでいます。

カザフスタンのダブルスペアも特別強い選手達ではありませんが、強い者同士が組んでも順当に行かないのがダブルスのおもしろいところでもありますから、
スイスチームにとっては、3日目のシングルスマッチに弾みをつけたいところですね!


ところで、デビスカップのホームアンドアウェイ方式というのは、A国とB国の対戦の場合、前回の対戦がA国ならその次の対戦は自動的にB国での開催となります。
これは、年をまたいでも引き継がれます。

前回この両チームは、2010年に対戦していますが、その時はカザフスタンのアスタナで行われ、カザフスタンが地の利を生かして5-0でスイスを破っているんですね。


今回、スイスの地元開催でありながら、スイスの皆さんにとってはハラハラドキドキの展開となっていますが、とりあえずフェデラーがタイに戻してくれたので、一安心というところでしょうね。


【2014年デビスカップ】錦織圭が天覧試合の出場を断念!

日本チームにとっては残念な結果となってしまった、デビスカップの錦織選手不参加のニュース。

代替登録として「ダニエル太郎」の名前がコールされましたねぇ~。

ダニエル太郎のプロフィール

現在ランキング190位、21歳のダニエル選手は、デビスカップ出場はもちろん初。
しかも、いきなり準々決勝そして前年王者のチェコ戦からの登場ですから、気合いも入っているでしょうね。


これで、天覧試合として開催されるデビスカップ、「日本 VS チェコ共和国」は両国のエース不在で対戦することになってしまいました。


錦織選手は、2月のデルレイビーチに参加している頃からケガが悪化。
マイアミ(ソニー・オープン)では気力で準々決勝の相手フェデラーを撃破したものの、準決勝のジョコビッチ戦は棄権せざるを得なくなりました。


今回、デビスカップを休んで下旬から始まるバルセロナツアー(ATP500)に参加する意向のようですね。
錦織選手にとっても、相手のエースで世界ランク5位のベルディヒの不参加は耳に届いていたでしょうから、勝機が広がっていたのは重々承知していたでしょう。

しかし、長いツアーのことも考えるとチーム戦ではあまり無理をしてほしくないな、という願いもあります。
逆に日本チームにとっては、エース不在でどのように戦うことができるかを探る良いチャンスになるかもしれませんね。


そう言った意味では、代替選手として登録されるダニエル太郎選手には大きな比重が掛かります。


「代替選手として私が最初に考えたのは太郎だった。
トップ100でも通用する潜在能力を持っているし、日本テニスの将来のためにも決めた。
圭がいないのは、確かにチームの勝機にとってはダメージだけど勝てると信じなければならないし、他の日本人選手でも戦えることを見せることが出来ると思う。」

と日本チームの植田監督が語っているように、”錦織がダメな場合はダニエルで行く”、と最初から決めていたようですね。


ダニエル選手は、2月のビャニデルマリ(ATP250/チリ)の大会で、予選から勝ち上がり準々決勝まで進んでいます。
準々決勝では、スペインのアルマグロに敗れましたが、この大会を終えて自身最高の190位までランキングを上げてきました。


「今までチームの一員になったことがなかったのに、デビスカップの準々決勝が自分の初参加になるなんて本当に興奮している。
今までは楽しんでいただけだったけどチームとして戦うことは違うと思う。
でもこんな機会が巡ってくるなんてとてもうれしいし、今後のためにも大きな力になりたい。」

と語るダニエル選手には、あまりプレッシャーはなさそうですね。


「勝算は自分たちにあるとは思っていない。
しかし、誰が出ても同じようにプレーするチャンスはあるし、チャンスがあれば何だってできる。
自分のデビスカップの体験としては大きなステージになるけど、今まで出場したことがないからってプレッシャーを感じているわけではないし、先の事なんて分からないよ。」


錦織選手は、このデビスカップの3日間はとりあえずチームに帯同するようなので、ダニエル選手にも色々とアドバイスもできるでしょう。


ここでチェコを倒しておくと、次の準決勝は「9月」なので、間が開きますからねぇ~。
錦織選手も復活できる可能性が十分にあります。


さて、準々決勝の初日は4月4日からです。

お互いにトップ選手のいないガチンコ勝負。
是非、日本の底力を見せてほしいですね!


【2014年デビスカップ】日本 VS チェコが天覧試合に!

2014年のデビスカップ。
見事1月31日~2月2日に行われた「WorldGroup」1回戦で、カナダチームを破った日本。

2014年デビスカップのWorldGroupドロー表1

2014年デビスカップのWorldGroupドロー表2

準々決勝となる次なる相手は、目下、デビスカップ2連覇中(2012年、2013年)のチェコが相手となります。

エースはもちろん、2014年4月1日現在、世界ランキング5位に浮上した「トマス・ベルディヒ」

くしくも、先日のマイアミマスターズで錦織圭選手と共に準決勝を棄権した選手であります。


そして・・・!


やったー!!
ベルディヒは、このデビスカップ日本戦に出場しないことが決まりましたー。


中旬から始まるモンテカルロマスターズにもエントリーしていないベルディヒ。
先日患った胃腸炎の調子がよくないんでしょうかねぇ。

本来なら、チェコチームの中では一番の若手で一番強い選手ですからね~。
この人がいないだけで本当に助かります(笑)


そして、日本チームのエースはもちろん「錦織圭」
そしてこちらも・・・”出場が微妙”ということだそうです。

デビスカップの抽選は試合1日目の前日に行われます。
つまり、今回の開催日は4月4日~4月6日の3日間になるので、4月3日に各試合の組み合わせ抽選が行われることになるのですが、この時点までで決断をするようです。


3日目の第1試合はシングルスで、両国のエース同士(ランキング最上位選手)の戦いとなります。
錦織選手が出場すると、相手はベルディヒにはならず、おそらくベルディヒの次のランキングとなると、2012年のウィンブルドンでナダルを破って一躍有名になった「ルーカス・ロソル」でしょう。

・・・うん、おそらく勝てるでしょうね(笑)


もし、錦織選手がシングルスの出場を断念すると添田選手が3日目の第1試合を戦うことになります。


2012年はスペインを破り、そして2013年はセルビアを破って2連覇を達成したチェコチーム。

シングルスでも50位前後、ダブルスは8位というシュテパネクもいて、シングルスでもダブルスでも勝利が見込めるチームですが、今回の”ベルディヒ不参加”と”日本での開催”は大きなアドバンテージですね。


現在でもテニスを楽しまれる天皇・皇后両陛下がご覧になる「天覧試合」として開催されることが決定した「デビスカップ準々決勝」。


両国エースが出場しない可能性も高いですが、
エントリーする日本人選手達には、こんな余裕綽々のチェコチームを”ぎゃふん”と言わせてほしいですね。

サッカーテニスで楽しむチェコチームがFaceBookに動画をアップ!