インディアンウェルズ

2014年インディアンウェルズも閉幕

今年も、マスターズ1000の中で一番大きな大会である「インディアンウェルズ(BNPパリバオープン)」が閉幕となりました。

見応えのある試合が多かったですが、最後まで残ったこの2人の試合も最後まで目の離せないゲーム展開となりましたね。


↓フェデラー VS ジョコビッチの全編です!

1stセットだけを見ると、ここまでの5試合で1セットも落とさなかったフェデラーが、このままストレートで優勝するかなぁ~と思いましたが、いやはや、そこはジョコビッチも簡単には優勝の座を譲ってはくれませんでした。

結局は、ドバイから続いてきたフェデラーの11連勝を止め、決勝で劇的な3セットを勝ち抜き、そしてインディアンウェルズでのキャリア3度目(2008年、2011年、2014年)のタイトルをジョコビッチが獲得したというわけです。
しかも、ジョコビッチは3回の優勝はすべてフルセットまでもつれ込む、という彼にとっては簡単に勝たせてくれない大会でもあるのです。


さて、試合を振り返ってみると、やはりこのゲームのポイントは、3rdセットの第10ゲームでしょうね。


ジョコビッチの1ブレイク、5-4とジョコビッチリードで迎えた第10ゲーム。
ジョコビッチのサービスゲームで試合は終わったかな・・、と思いましたがこのゲームで、ジョコビッチにしては珍しくミスショットが立て続けに起きました。

このゲーム、フェデラーに40-0とリードされ、3回のブレークチャンスを与えてしまい、そのままフェデラーにブレークされてしまいました。


ここで、流れが変わるかと思ったのですが、そのまま進んだタイブレークでジョコビッチは今一度集中力を上げてきましたね~。
さすがに強さを見せつけてくれました。


「Winnerでのポイントはものすごく少なくなるだろうな、と今日の試合前にも言ったとおりのことが本当になってしまったね。」

「ロジャーはとてもハイレベルなプレーをしていた。
ここ1年見てきた彼のプレーより全然良かったんだ。
勝つためには最後の瞬間まで集中して試合を自分の優位なように持って行く必要があった。
まぁ、なんだかんだとやりきったよ。この大会を通して自分の成績には大いに満足しているさ。」


と、ジョコビッチも語っていましたが、2013年の不調だったフェデラーとは違いを感じたようですね。
2週間前のドバイの準決勝ではフェデラーに敗れていたジョコビッチは、”この試合も簡単ではなかった”ということのようです。


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「Total Points」がWinnerの数ですが、お互いに全体の半分しか取れていないんですねぇ~


インディアンウェルズの優勝でジョコビッチがツアー通算42勝目を勝ち取り、マスターズ1000では17勝目となりました。
マスターズの17勝はアンドレ・アガシと並んで歴代3位の数字です。

【マスターズ1000の優勝回数ランキング】

1位—ナダル(26回)
2位—フェデラー(21回)
3位—ジョコビッチ(17回)、他)アンドレ・アガシ


そして、この両者の対戦成績は、フェデラーの17勝16敗と拮抗しています。


当然、今シーズンもまだまだ顔を合わせることはあるでしょう。
ここ最近の戦績では、ジョコビッチに1勝4敗と分が悪いフェデラーの勝利を是非とも期待したいものですね!


ちなみに、インディアンウェルズの優勝回数はフェデラーが最多となっています。

【インディアンウェルズ(BNPパリバオープン) 優勝回数】

1位—フェデラー(4回)
2位—ナダル、ジョコビッチ、マイケル・チャン(3回)

マイケル・チャンって・・・・・そうです。あのチャンです(笑)
現在は、錦織圭選手のコーチですね。


そして、何よりも今回はベスト4に残った選手の内、2選手が現在のBig4(ナダル、ジョコビッチ、フェデラー、マレー)以外の選手でした。

一人は、ナダルを破ったドルゴポロフ。
そして、もう一人はイズナー。

イズナーはこの大会終了後にランキングも10位まで上げてきましたね。


あと一つ・・のところで、ジョコビッチやフェデラーに勝利することができませんでしたが、
今後、このような”顔”が出てくることも期待したいですね。


というのも、2011年から数えて「マスターズ1000」の大会は、今回のインディアンウェルズで28回目。
その内、なんと「27回」はこのBig4が優勝しているのです。

というか、ここ3年ぐらいは、マスターズ1000と言えば“ほとんどBig4の彼ら以外優勝できていない”、ということになります。

唯一、2012年のBNPパリバマスターズ(パリ)でフェレールが優勝したのが最後。
いかに、Big4の力が強大か・・ということが分かりますね~。


そういうこともあって、今回のような「Big4を倒して前に進んできたような選手」には注目しますし、願わくば錦織選手にもこういった顔に加わって欲しいなぁ、と思ってしまいます。


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さてさて、インディアンウェルズは閉幕しましたけれども・・・
一息つく間もなくソニーオープンがもう開幕しますからぁ~(汗)


色々忙しい・・というのはいいことなんでしょうね(笑)


2014年インディアンウェルズ-決勝はあの二人・・

今年のインディアンウェルズ男子も決勝戦の組み合わせが決まりました。


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この両者、直近では2月のドバイ・デューティー・フリー選手権の準決勝で対戦していますね。
その時は、フェデラーが1stセットを落とすも、その後のセットは順当にポイントを重ね、セットカウント2-1で勝利しています。
そのまま、ドバイ・デューティー・フリー選手権で優勝したフェデラーは、このインディアンウェルズでも決勝まで進んできたため、現在”11連勝中”という好調をキープしたままこの位置まで来たことになります。


対ジョコビッチ戦で言うと、フェデラーが調子を落とした2012年の暮れから2013年の間に3連敗していましたが、前回のドバイで久しぶりにジョコビッチ戦に勝利し、ジョコビッチとの通算成績も2勝分上回ることになりました。

この2人の対決は、いつも拮抗しますから、どちらが勝利するかは全くもって予想がつきませんね。


フェデラーの準決勝/ドルゴポロフ戦では、若干ドルゴポロフの自滅という感も否めないですが、1時間という短い時間で勝利しています。
しかもこの大会、フェデラーは「1セットも落としていない」ため、比較的体力を温存して決勝まで進んできたような気がしますね。

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対するジョコビッチは、大会序盤から苦戦を強いられ、ここまで3試合でフルセットまでもつれています。

準決勝のイズナー戦も2セットで終わるかな、と思われましたがイズナーの粘りでフルセットまでもつれました。
まぁ、3rdセットはイズナーの体調の悪化にも助けられて、このセットだけはジョコビッチも比較的楽に戦えていたように見えましたけどね。

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とは言っても、これぐらいではジョコビッチもへばるような選手ではないですから・・・。
今シーズンツアータイトルを今だに獲得していない上に、決勝戦の相手がフェデラーとなれば、嫌が応にも力が入るでしょう。


とにかく、この両者ですから良い試合を見せてくれることは間違いないでしょうね。
この大会、フェデラーの通算5度目の優勝となるか、それともジョコビッチの通算3度目の優勝で幕を閉じるのか・・。

いよいよ大詰めです。

2014年インディアンウェルズ-4強の残り2人出揃う

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フェデラーとドルゴポロフが4強入りを決めたのに引き続き、片側ではジョコビッチとイズナーが4強入りを果たしました。

ジョコビッチは、準々決勝を比較的楽に戦えたので、イズナー戦は体力を少し温存した状態で戦えるかもしれません。
ビッグサーバのイズナーもこの大会好調ですから、ジョコビッチと言えども苦戦を強いられる可能性もあります。

↓ジョコビッチ VS ベネトーのハイライト

ドバイでのジョコビッチは、準決勝でフェデラーに敗北を喫していますからね~。
天敵のナダルもいませんから、この大会は優勝を狙っているでしょう。

ジョコビッチは、ここ3年間、全豪オープンを優勝していましたから、その勢いでその後のツアータイトルを勝ち取ってきましたが、今年は少々勝手が違います。
今季は今だノンタイトルですし、この3月のマスターズ2大会は相当気合いを入れてくるでしょうね~。


さて、女子の方はと言えば、セリーナが出場していない中、残ったアザレンカやシャラポワ、クビトバなどのパワー系が早々に姿を消してしまいました。
決勝に残ってきたのは、技術の高い第2シードのラドワンスカとなりました。

パワーで見劣りするものの、その類い希な技術力で各大会で、この方は必ず上位に残ってきますからね~。

腰を深く落として(ほぼ座ったような状体)から相手コートの奥深くに返せるのはこの人ぐらいかもしれません。


↓インディアンウェルズの次の大会の動画ですが、
2013年のソニーオープンでのラドワンスカのスーパープレーです。



2014年インディアンウェルズもベスト4へ

2014年のインディアンウェルズもベスト4の一角が出そろいました。

その一角は、ナダルだろうと思っていたのですが、そのナダルを破ったウクライナのドルゴポロフがフェデラーと対戦することになりました。

特徴のある変則プレーヤーなので、フェデラーがどのように対処するかが見ものですね。


両者の対戦成績は、これまでフェデラーの1勝です。


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4回戦、準々決勝と上位のシード選手と当たってきたフェデラーですが、
スコアを見る限り、非常に安定した力を発揮していますね。


【4回戦】
VS トミ・ーハース(第11シード)

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36歳を迎えたハースとの一戦は、ハースがとても30も後半に入った選手のキレとは思えないほど、コート内を走り 回っていました。
フェデラーも試合後のカンファレンスで、「ハースのいいところは、コート内で見せるあの強靱さだ。彼が放つどのショットにも意味があり、彼の考えがある。」
と絶賛していましたね。


【準々決勝】
VS ケビン・アンダーソン(第17シード)

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↓※フルなのでちょっと長いです。

アンダーソンとの試合の中では、こんなスーパーロブショットを放っています。
身長が2mあるアンダーソンの頭の上を越えてもなお、コート内に落ちる・・・
スーパーショットに観客も沸いていますね。




2014年のフェデラーを追っている
「復活なるか!2014年のロジャー・フェデラーを追う!」
にも、今回の戦いぶりをまとめていますので、ご覧ください。


前週に、ドバイで決勝まで戦ったため、ここフロリダに乗り込むのが少し遅くなったフェデラーですが、
ここまでの戦いで、ベスト4まで残ったことにはまずは満足しているようです。
春の祭典第1弾、ここインディアンウェルズで今季2勝目を期待したいところですね。


2014年インディアンウェルズ-G・ディミトロフのスーパーショット

フェデラーに似ているそのプレースタイルから「ベビー・フェデラー」と呼ばれる若手急成長株の「グリゴール・ディミトロフ」。

マリア・シャラポワと付き合っている選手としても有名になってしまいましたね。


さて、そんな急成長を見せるディミトロフが今年のインディアンウェルズで見せたスーパープレーがこちらです↓



逆をつかれて、とっさにラケットが背中を回りましたね~。

試合には残念ながら負けてしまいましたが、右に左にフットワークがよくてショットも力強いです。
ランキングも徐々にトップ10へと近づいていますから・・
錦織圭も負けてはいられないですね!

2014年インディアンウェルズも中盤へ

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男子、女子とも波乱が起きている今年のインディアンウェルズ。

男子では、昨年の覇者であるナダルが3回戦で姿を消してしまいましたね。
昨年のこの時期は、ケガから復帰後初の大きな大会でもあり、この大会の優勝からその後の快進撃へと続いていきました。

今年は、全豪オープンで決勝まで進みましたが、ワウリンカに敗れ準優勝に終わっていたナダル。
今大会の初戦となる2回戦でシュテパネクに勝利したものの、ゲーム時間が2時間30分弱という少し苦しいゲーム展開となっていたので、少し調子を落としているのかもしれません。

女子でも、第3シードのアザレンカが初戦で姿を消してしまいました。

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ここ最近の傾向を見てみると、必ずしも男子・女子とも絶対的に強い選手ばかりが勝つようなゲームばかりではなくなってきたような気がします。


いわゆる「波乱」と呼ばれる上位選手の早々な敗退を「予想外の出来事」として片付けるのではなく、
上位選手、特に”ビッグ~”と呼ばれるような選手であったとしても簡単には勝たせてもらえなくなった、ということも意味するのではないでしょうか。


そんな下克上が乱立する中でも、今年のフェデラーはやはり好調を維持していますね~。

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先週のドバイ・デューティー・フリー選手権での優勝を手土産に、ここフロリダに乗り込んできたわけですが、シングルスはもちろん、ダブルスでも快進撃を続けています。

残念ながら、「錦織圭3回戦で敗退!」と言うニュースが飛び込んできたため、フェデラーとの通算3度目の戦いは
“またいつの日か”

と言うことになってしまいましたが、フェデラーがこの調子でいくと2週連続のツアータイトル獲得も夢じゃないかもしれないですね。


相手は、同じくベテランのトミー・ハース。
通算では12勝3敗と大きく勝ち越しているので「フェデラー有利」と見られていますが、現在ランキング11位のハースが相手ですから、そんなに簡単には勝たせてくれないでしょう。

是非とも良い試合を期待したいですね~!


そして、仮にフェデラーが準々決勝に進むと・・・
もしかすると・・・

そう、同胞のワウリンカと対戦するかもしれませんね。

現在ランキング3位まで上り詰めたワウリンカ。
ダブルスで組んでいる相手、そしてお互いよく分かっている相手でもあります。


まず、今大会最初の見所がやって来そうな予感です♪


2014年BNPパリバオープン(インディアンウェルズ)のドロー

さて、今年もいよいよ開幕となるインディアンウェルズ。
男女ともドロー表が発表となりました。


■男子のドロー表
2014_ATP_MDS1_01 2014_ATP_MDS1_02
■女子のドロー表
2014_WTA_MDS1_01 2014_WTA_MDS1_02

↓こちらは公式ホームページで公開されているドロー表です。
2014年ATPシングルドロー(BNPパリバ公式ホームページ)


2014年WTAシングルドロー(BNPパリバ公式ホームページ)


第19シードで登場の錦織選手は順当だと4回戦でフェデラーと対戦となりましたね。
今年2月のアメリカ国際インドアで2連覇を達成し、キャリアのツアー優勝回数を4とした錦織選手は、その後の2大会を満足に戦えぬまま、ここカリフォルニアの乗り込むことになりました。
思わぬ事故もありましたしね・・。

どこまで体調が回復しているかがキーになるでしょうね。

ただ、フェデラーもここまで好調をキープしてますし、昨年錦織選手がフェデラーに土をつけたマドリッドの大会はサーフェスが”クレイ”でしたから、今回もし対戦することになった場合にハードコートでどのような戦いをみせてくれるか注目したいところですね。

フェデラーにしても、3回戦で当たることの可能性があるトミー・ハースにしても、30を過ぎていまだ第一線で活躍している選手達ですから、24歳の若武者には何とか彼らを打ち破って突き進んでいって欲しいと思います。


女子は、中国のナ・リが第1シードなんですねぇ~。
全豪でグランドスラム2勝目を達成し、アジアのテニス選手では男女通じて現在トップクラスの選手です。

セリーナが出場していない今大会。
シャラポワまでの上位4選手が虎視眈々と優勝の座を狙っているでしょう。
女子は上位の力が拮抗していますから、誰が勝ち上がるかは全く予想ができません。

そんな中、日本からは奈良くるみ選手が出場します。
ブラジルでツアー初優勝を飾りましたし、もちろん彼女にもチャンスがあるわけです。
今大会はブラジルとは違い、選手の顔ぶれも豪華ですから、どのような戦いを見せてくれるか期待したいですね。


そして、なんと男子ではあの”ダニエル太郎選手”も本戦参加に王手となりました。
マスターズ1000に初参加となるか注目ですが、予選あと1勝で本戦に加わります。

次世代のテニスプレーヤーとして日本でも注目が高まっている選手の1人ですね。


色々と話題の多い春の祭典はもう間もなく開幕です。