男子テニス

2014年楽天ジャパン・オープン-ドロー表と見所(みどころ)

2014年楽天ドロー

さて、アジアシリーズの中でも「ATP500」の2大会が同時に開催される週が、
今年もやってきましたね。

その一つ、日本の東京で開催されるのが「楽天ジャパン・オープン」になります。


今年は、2年ぶりの登場となる「スタン・ワウリンカ」がトップシードとなり、
先日の「マレーシア・オープン」で優勝を飾った錦織選手が第4シードになっています。


会場の「有明テニスの森」で、大会前に行われた「トレーニングセッション」にも多くのファンが詰めかけました。
今年は、錦織選手が全米オープンのファイナリストになった、ということもあり
ここ日本でも、例年以上にテニスに注目が集まっているようですね。


男子トーナメントでは唯一の日本開催となるこの「楽天ジャパン・オープン」では、2012年に錦織選手が決勝で「ミロ・ラオニチ」を倒して優勝を飾っています。


今年はラオニチ、錦織の両者が第3、4シードを務め、
ワウリンカと「ダビド・フェレール」が第1、2シードを務めます。


「東京に戻って来られて嬉しいよ。
誰もがとても歓迎してくれたし、2度(2009年と2012年)の準々決勝敗退を超えたいね。
多くの素晴らしい選手が来るこの大会は重要だし、タイトルを掴むのに油断してはならないね。」

とこの大会初のトップシードとして出場するワウリンカは、意気込みを語っていましたね。


初戦の相手は、日本の「伊藤竜馬」選手ですが、この場合伊藤選手がどこまで善戦できるか期待してしまいますね(笑)

さらに、ダブルスでも「ブライアン兄弟」が出場することになっています。

全米オープンで、ついにこの兄弟ペアで「100度目のタイトル獲得」に成功したブライアン兄弟は、

「この地で”101度目”のタイトルを獲得するまでは満足しないよ。」

と、日本の観衆の前で高らかに宣言していました。


さぁ、シングルスもダブルスも役者が揃った今回の大会。

日本からも「5人」が出場する今大会で、錦織選手に続く新しい役者が登場するのか・・。


注目度満点ですな!!

2014-09-30_1
(左からワウリンカ、ラオニチ、錦織、ツォンガ、アンダーソン、マイクブライアン、ボブブライアン)

2014年深セン・オープン-マレーが2013年ウィンブルドン以来となる栄冠に輝く!

2014年深センオープンマレー吠える

「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。

日本では「イギリス」と言う通称で呼ばれている国のことです。

その連合国の1つを成すのが、「スコットランド」ですね。

2014年9月にわき上がったスコットランドの連合国からの独立運動は記憶に新しいところでしょう。

「住民投票で独立賛成派が多数ならやむなし」
と、政府が投票結果によっては独立を前もって承認する、という民主主義国家イギリスならではの対応に、世界中の人々がこの住民投票の行く末を見守りました。


実は、この一国家からある州(民族)が独立する流れは、6年前に既に起きているのです。


先の「2014ブラジルサッカーワールドカップ」にある国が出場していたことをご存じでしょうか?


そう、「コソボ」という国ですね。


「ノバク・ジョコビッチ」の故郷、セルビアの自治州の一つであったコソボは、2008年にセルビアからの独立を果たします。
住民の9割以上が「アルバニア系住民」だったこの地区では、セルビアの一部であることが耐えられなかったわけですね。
(※もちろん、このコソボ独立にジョコビッチは関係ありませんが・・(汗))

欧米諸国は、コソボの独立を認めていますが、当事者であるセルビアを始め、国連安保の常任理事国であるロシアや中国は拒否に同調。


国際司法裁判所が「国際法違反に当たらない」という判決を下したので、
徐々にコソボを国家として承認する国が増えてはいるものの、この国際司法裁判所の判断は法的な力を持たず、
「国際的に一国家として認められている国ではない」

というのが現状ですね。


そして、これを前例とし、今年新たに起こった独立運動としては、ロシアとウクライナ間の「クリミア半島」があるわけです。

クリミアの独立に反対する欧米諸国に対し、 「コソボがよくて、なんでクリミアはダメなんだ?!」
とロシアは憤るわけで、この結果は住民の多くがロシア人だったことや、各国の思惑などが絡み、ロシアに編入という形で今のところ収まっています。



・・・・・えぇ~っ、コホン・・。



そのスコットランドの独立運動が起きる1年ちょっと前、イギリス全土は一人のスコットランド人が果たした快挙に酔いしれ、涙しました。


2013年の7月。
ウィンブルドン大会で、イギリスの選手として77年ぶりに優勝を獲得したその男の名は・・・

「アンディー・マレー」


スコットランド出身のマレーは、このウィンブルドンで果たした快挙でイギリスを始め、全世界のテニスファンに感動を届けたのです。


あれから1年3ヶ月。


実は、この間にマレーが獲得したツアータイトルは「0」
昨年のウィンブルドン以降のケガの影響もあり、今年はここまで一つのタイトルも獲得できていなかったのです。

そして、くしくも故郷のスコットランドが「イギリスからの独立をしない」、と決まったその2週間後。
マレーは、遠いアジアの地で、復活のツアータイトルを獲得したのです。


中国の深センで開催されている「深セン・オープン」。
その決勝で、スペインの「トミー・ロブレド」を相手に、「5-7, 7-6(9), 6-1」の逆転勝利。

2ndセットは、タイブレークで「2-6」という、「マレー負けたねぇ~」と誰もが思った所から這い上がってきました。


「今日は、明らかに信じられないほどきつい試合だった。
コンディションもプレーするには辛かったしね。
2ndセットの最後の方は、自分の方がラッキーだった。
必死に戦って、ベストを尽くしたから、おかげで良い方向へと何とか傾いてくれたね。
トミーは素晴らしいプレーを見せていた。
おそらく彼が今日の試合に勝っていてもおかしくないはずだよ。
2ndセットでは彼にチャンスがあったけど、スポーツでは時々こういうことが起きるんだ。
だから自分は終わりまで戦おうと思ったんだ。」

と語ったマレー。

これでキャリア29度目の優勝を獲得し、ツアーファイナルランキングも10位、と
「7年連続ファイナル出場の可能性」
を残したことになりました。


一方、惜しくも準優勝に終わったロブレドは、今シーズンツアー初タイトルまでもう一歩の所でしたね。

7月の「クロアチア・オープン」に続き、今シーズン2度目の準優勝となりました。

「トーナメントで2度目の決勝だけど、いつでも素晴らしい事だよ。
優勝できそうな今日のような試合で、それを手に入れる事は難しいね。
でも、アンディは良いプレーをしていた。
彼は終わりまで、良いプレーをしていたから、この結果がふさわしいと思う。
今回の試合からは学ぶことがあって良い経験になったよ。
試合を続けて、次こそは勝ちたいね。
良い1週間だったし、来週は同じようにプレー出来るように準備したい。」

と語った32歳のベテランのロブレドは、この後「チャイナ・オープン」へと参戦します。


そして、優勝したマレーも同様に、「チャイナ・オープン」へと入りますね。

「大会を通して何とか自分のプレーができて優勝もできたし、今年の終わりまでにまた優勝したいね。」

と語ったマレー。

イギリスの期待を背負ったスコットランド出身の男が、ようやく狼煙を上げたようです!!


↓マレー VS ロブレドのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭がアジア人初のツアーファイナル進出にまた一歩前進!

2014年錦織圭がクアラルンプールでトロフィーを掲げる

錦織選手が、今シーズンのツアー3勝目を手にしました。


対戦相手のフランス人「ジュリアン・ベネトー」にストレート勝利。
セットカウント「7-6(4), 6-4」で見事にトップシードとしての役割を果たしました。


「本当にきついスタートだった。
だって彼はとても攻撃敵にプレーしていたから。
自分のチャンスを待っていた。
ブレークポイントはたくさんあったけど、手に入れられなかった。
最後のゲームでは、彼は少し苦しそうで自分にチャンスが来たと思った。
その後、自分のプレーが良くなって、2ndセットでは彼が少し疲れてきていたように思った。
自分はギアを上げたんだ。
ベストのテニスではなかったけど、こうやって勝てて良かった。」

と語った錦織選手はこれで、今シーズン「44勝目」
シーズン勝利数も「50」が見えてきましたね。


さて、一方のベネトーは、キャリアでツアーファイナルの挑戦が今回で10度目。
残念ながら、またしても敗戦となってしまいました。

しかも、この「マレーシア・オープン」では、2012年から3年連続決勝進出し、3年連続準優勝という少し悲しい結果となってしまいましたね。

「圭はここぞというときにあまりにも良すぎた。
特に1stセットの最後はね。
チャンスはいくつかあったけど、こういう選手達との対戦はチャンスが少ないし、
そのチャンスを物にしなければならないね。」

と試合後に語ったベネトー。
念願のツアー初タイトルは、またしてもお預けとなってしまいました。


さて、錦織選手はこれまで「2008年」、「2012年」、「2013年」とツアー優勝を獲得しているも、
これらの年のそれぞれ獲得タイトル数は「1つずつ」

今年は、これで獲得タイトル数が「3つ」となり、大きく飛躍した年となりましたね。


●優勝
■2月
全米国際インドアテニス選手権(メンフィス/ATP250)

■4月
バルセロナ・オープン(バルセロナ/ATP500)

■9月
マレーシア・オープン(クアラルンプール/ATP250)


●準優勝
■5月
マドリード・オープン(マドリード/マスターズ1000)

■9月
全米オープン(ニューヨーク/グランドスラム)



こう見てみると、今年、錦織選手がファイナリストになった大会は全部で5つあります。
その内、優勝が3回、準優勝が2回。


後は、グレードの大きい大会での優勝が欲しいところでしょうね。

5月のマドリードも先日の全米オープンも後一歩のところで、涙を飲んだわけですが、
これ以降は、マスターズレベルの大会だと
「上海・マスターズ」
「パリ・マスターズ」
の2つが残っています。

そして、この2大会で何とか一定の成績を残すと、
「アジア人初のツアーファイナル出場」
も見えてきますね。


既に、「ノバク・ジョコビッチ」、「ロジャー・フェデラー」、「ラファエル・ナダル」の進出は確定しています。

席は8つですので、残りは5つ。


まずは、マレーシアから日本に戻って、ATP500レベルの「楽天ジャパン・オープン」へ出場となります。


シーズンも終盤戦へと差し掛かり、
Top10選手も複数参加する日本での戦いで、さらなる弾みをつけてもらいましょうかー!


↓錦織 VS ベネトーのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭が初の決勝へ!

2014年マレーシアオープン錦織が歯を食いしばる!

この「マレーシア・オープン」で2011年、2012年と悔しい準決勝敗退に終わってきた錦織選手。

今年は、トップシードとして2年ぶりにこの地に帰ってきたわけですが、
準決勝の対戦も見事な勝利となりましたね。


初対戦のフィンランドのベテラン、「ヤンコ・ニエミネン」でしたが、2ndセットで思わぬ反撃に遭うも、トータル8本のサービスエースと6つのブレークポイントを獲得し、「6-3, 4-6, 6-2」で勝利しました。


「今日はちょっときつかった。
というのも2ndセットで彼がとても良いプレーをしていたから。
たぶん、自分の気が少し緩んだと思う。
2ndセットの最後のゲームで2つ,3つのエラーをした。
もう一度集中して、3rdの最初の2,3ゲームに照準を合わせた。
そうしたらすべてが上手く行って、良い形で終われたし、とても嬉しい。」

と語った錦織選手。

会場内は、錦織選手が「日本でプレーしているようだった。」と感じたように完全に
「ホームグラウンド」
と化していましたね。


「今、圭を倒すのは難しい。」

そう語ったニエミネンは、久々のツアー準決勝の舞台に立ちましたが、残念ながらここで力尽きましたね。

テニス選手としては、珍しい「フィンランド国籍」ですが、Top200圏内を見ても唯一のフィンランド人であるニエミネンも、2ndセットは素晴らしい反撃を見せてくれました。


さぁ、いよいよマレーシア・オープンで初の決勝を戦う錦織選手の相手は、
フランスの「ジュリアン・ベネトー」になりました。


2014年マレーシア錦織とベネトーの成績

錦織選手が17歳、ベネトーが全盛期の頃に1度対戦して錦織選手が敗れてはいるものの、
近年は錦織選手が上回っていますね。


ベネトーは、準決勝で今大会第2シードの「エルネスツ・ガルビス」を「6-4, 6-4」で倒して決勝に進出となりました。

しかも、ベネトーは2012年、2013年に続いて「3年連続決勝進出」となりました。

ただ、残念ながら過去2年は決勝で敗退していますので、今年が「3度目の正直」となるか・・・ですね。


「ここでは良いプレーをしている。
この環境が好きだし、今年はちょっと球足が速いかな。
とても興奮しているし、決勝までプレーできて嬉しい。
タイトルを獲得するチャンスがまたやってきたよ。」

と、語るベネトーは、これまでツアーでタイトルを獲得したことがありません。
キャリアでツアーの決勝には9度チャンスがあったものの、
「決勝では0勝9敗」

と勝てたことがない不運の選手なんですね。


一方、錦織選手はキャリアのここまでで5度のツアータイトルがあり、その内の2つを今年獲得しています。


「ジュリアンは明らかに厳しいプレーヤー。
特にインドアハードではね。
彼はこのトーナメントで良いプレーをしてきた。
彼は本当に危険なプレーヤーだ。
もう一度集中して自分も良い試合をしたい。」

と、今年3つ目のタイトルを見据えて、一戦に臨む錦織選手。


アジアシリーズの開幕で、幸先の良いスタートを切れるかどうか・・・。

クアラルンプールを沸かせてきた錦織選手の大一番はもう間もなくですね!


錦織 VS ニエミネンのハイライト動画


2014年チャイナ・オープン-ラファエル・ナダルが3ヶ月ぶりのツアー復帰!

2014年チャイナオープンドロー表とナダル復帰

約3週間のアジアシリーズで、日本で開催される「楽天ジャパンオープン」と並んで、
「ATP500」に位置づけられているのが、北京で行われる「チャイナ・オープン」ですね。

その「チャイナ・オープン」では、右手首のケガで約3ヶ月間ツアーから遠ざかっていた
「ラファエル・ナダル」
が第2シードで登場します。


「僕は元気だよ。
かなりよくなった。
ケガだったし、ケガの回復もちょっと遅くて、時間が少しかかった。
でもそれはそれ。
手首は練習など始める時や毎日のプレーの最初の方でちょっと痛みを感じるけど、すぐに消えるよ。
また良いコンディションで参戦できると思う。」


そう、現状を語るナダルも、思えば昨年の8月は、”ナダル劇場”の真っ直中でした。

「ロジャーズ・カップ」、「シンシナティ・マスターズ」、「全米オープン」と2つのマスターズと1つのグランドスラムを制覇。

今年は、この手首のケガで、昨年タイトルを獲得したこの3つの大会をすべて欠場することになってしまったのです。


そして、復帰時期がちょうどアジアシリーズと重なってきたわけですね。

昨年のチャイナ・オープンでは、「ノバク・ジョコビッチ」に敗れて惜しくも準優勝で終わってしまいましたが、この北京では、2005年に優勝していて通算成績が「12勝2敗」


今年で通算4度目の大会参加となります。


「気分はいつも最高だよ。
大きな大会である北京へ戻って来られたし、素晴らしいプレーヤーがここにはたくさんいるしね。
いつでも自分の最善を尽くすし、ケガからの調整にするつもりはないよ。
シーズンでもこの辺りは自分にとっていつも少し難しく感じていたし、
シーズンの真ん中の3ヶ月間を休んで、今年はそれ以上だろうということも分かっている。
本当に自分にとって良く無いことだよ。」

「でも、シーズンも終わりに近づいたし、今後の大会の準備をしていくつもりだよ。
この2つの大会(北京、上海)のテニスに関して言うと、どのようにコンディションを整えたらよいか、分からないんだ。 でも、もう一度自分のリズムを取り戻すためにできるだけ練習と試合を重ねたいと思う。」

と語ったナダルの初戦は、フランスの「リシャール・ガスケ」との対戦になります。

過去「12勝0敗」とガスケに圧勝しているナダルは、ここを勝ち上がると、
準決勝では、「トマス・ベルディヒ」、「ジョン・イズナー」のビッグサーバーのどちらか、
そして決勝ではジョコビッチと対戦する可能性があります。


また、復帰戦ということもあり、この「チャイナ・オープン」では、ダブルスでも出場しており、
同じスペインの「パブロ・アンドゥハール」とコンビを組みます。


そして、その初戦は、「トマス・ベルディヒ」と「ジョン・イズナー」の・・・(デカイコンビ!)


とにかく、復帰を果たしたナダル。
昨年、この地で決勝まで進んだことによって、ジョコビッチから
「ランキング1位の座を奪い返した地」
でもあります。


だいぶ遅れましたが、
ナダルの最後のハードコートシーズンはここからですね!


2014年マレーシア・オープン-錦織圭が貫禄の準決勝進出!

2014年マレーシア・オープン錦織がベスト4へ

初戦を圧倒的強さで勝利した錦織選手は、オーストラリアの「マリンコ・マトセビッチ」との対戦となった準々決勝でも全く相手にプレーをさせませんでしたね。

64分で終えたこの試合は、2セットを通じて、自身のサービスゲームで相手に与えたポイントはわずかに
「10ポイント」だけ。

セットカウントは「6-3,6-0」で完勝となりました。


「彼は良いプレーをしていた。
でも自分も良いプレーができたので、特に2ndセットは彼が少し苦労していたと思う。
自分は前に踏み込めていたし、素早くボールを拾えていた。」

と、貫禄のコメントを残しています。


これで、自身の今シーズンの勝敗を「42勝10敗」とした錦織選手。

準決勝は、初対戦となるフィンランドの「ヤンコ・ニエミネン」となりますね。


今シーズン、このマレーシア・オープンで「3つ目のタイトル獲得」を目指す錦織選手は、2011年と2012年もこのマレーシアで準決勝へ進出するも、
残念ながら敗退しています。

2年ぶりの出場となった今年は、その準決勝まで余裕で勝ち上がってきた感がありますね。


対戦するニエミネンは、準々決勝で、この大会第7シードで出場していた「パブロ・アンドゥハール」を「6-3,6-4」のストレートで破っての勝ち上がりとなっています。

しかも、2ndセットは、「0-4」という劣勢からなんと「6ゲーム連取」しての勝利。

「0-4となった時点でまず1つずつポイントを取っていこうと思った。
また自分の良いプレーが戻ってきたけど、6ゲーム連取できるとは思わなかったね。」

と、目の覚めるような大逆転劇を見せたニエミネンが、今年のツアーでは2月初めのモンペリエで開催された
「オープン・シュ・ド・フランス(ATP250)」
以来となる準決勝へと進んできました。


さて、錦織選手にとっては現在の調子を維持していけば、11月のツアーファイナルに出場できる可能性が
“ぐっ”と高まってきました!

もちろん、ファイナルに出場できると「アジア人テニス選手としては初」となります。

ツアーの最後で、アジア人初の快挙をもう一度見せてくれるのか・・・。


残り2試合、この大会もラストスパートですね!


↓錦織 圭 VS マトセビッチのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭がトップシードで出場!

2014年マレーシアオープンは錦織圭が第1シード

今年の「全米オープン」で”ファイナリスト”という称号を得た「錦織 圭」選手。

これから3週間にわたって始まる「アジアシリーズ」で、まずはクアラルンプールで開催される「マレーシア・オープンのトップシード」として登場となりました。

2014年マレーシアオープンドロー表

初戦を免除されている錦織選手は、2回戦でアメリカの「ラジーブ・ラム」と対戦。
2012年の「テニス殿堂選手権(ニューポート)」の大会で、実は一度敗戦している錦織選手。

ツアー2度目の対戦となった今回は、見事に「6-2, 6-3」のストレートで勝利しました。

現在、世界ランキング8位の錦織選手は、今回の勝利で今シーズン「41勝目」
「年間で40勝以上を達成した初めての年」となりました。


このマレーシア・オープンは、「ATP250」という小さい大会ではありますが、
ツアー最終戦の「残り5つの枠」を確保するためにも、この大会は優勝で終わりたいところですね。


この試合、65分で終えた錦織選手は、次の対戦が準々決勝となります。

対戦相手は、日本の添田豪選手・・・・
とはいきませんでしたが、その添田選手を倒したオーストラリアの
「マリンコ・マトセビッチ」
との対戦になります。


2014年マレーシア・オープン錦織の準々決勝

マトセビッチには、今年既に2勝を上げています。
全豪オープンでは、少し苦しめられましたが、トータルでも「4勝0敗」と相性の良い相手となりましたね。

マトセビッチは、初戦で同胞の「ニック・キルギオス」を倒しての勝ち上がりとなっています。
キルギオスと言えば、今年のウィンブルドン4回戦で当時ランキング1位の「ラファエル・ナダル」を破った選手でもあります。

若干19歳と、まだまだ若い選手ですが、このマレーシア・オープンでキャリア初となる
「シード選手」
として登場していました。


そんなキルギオスを破って勝ち上がってきたマトセビッチ相手の準々決勝ですが、
もちろん全米オープンファイナリストとしては、ここで負けるわけにはいきません。
(・・という目で、世界からも見られるようになるんですよねぇ~。小さい大会でも重圧は半端ないんでしょーね(汗))


たった10年前では、ランキング200位圏内にアジア人選手はたったの「5人」しかいなかったのに、
今では、最高となる「18人(内日本人は7人)」


特に、2009年に上海で「マスターズ」が開催されるようになってからというもの、
アジア地域でのテニスのレベルも発展してきましたね。


そのアジアグループを牽引する錦織選手。

まずは、この地で「今年ツアー3勝目」を獲得したいところでしょうね!


2014年デビスカップ-WorldGroup準決勝-スイスの偉人は健在!

2014年デビスカップスイス

デビスカップって何??という方は、まずこちら↓をご覧ください。
「デビスカップって何?」


準決勝まで勝ち残ってきたスイスチームには、「ロジャー・フェデラー」と「スタン・ワウリンカ」のTop10コンビが今回も登場です。

2014年デジビスカップスイスとイタリア

地元、ジュネーブで迎えた初日のシングルスは、いきなりフェデラー、ワウリンカの順番で出場し、会場を沸かせましたが、
共に、ストレートでの勝利となりました。

2日目のダブルスも、北京五輪の金メダリストであるこの2人が登場する予定です。

フェデラーの対戦相手は、今年のウィンブルドン3回戦で「錦織 圭」選手と日没サスペンデッドで2日にわたる大接戦を演じた「シモ―ネ・ボレリ」でしたが、やはりフェデラーも1stセットは少し苦戦しましたね。

「1stセットでのお互いの差は小さかった。
2ndセットでは、とうとうブレークすることができた。
あれで自分としては少し膠着状態から抜け出せた。
いつでも簡単にリードを奪うことができた。
そんな感じだったけど全体的に見れば、本当に嬉しいよ。
デビスカップは最初のポイントを取ることが重要で、それが最も重要な部分だからさ。」

と、語ったフェデラーは、ついに「ハードコートで600勝」を達成しました!


デビスカップのシングルスでも「36勝」と、歴代のスイス人選手のシングルスで一番勝ち星を積み重ねたことになりましたね。


ワウリンカも、順当にイタリアチームNo.1の「ファビオ・フォニーニ」をストレートで退け、
スイスチームの2連勝で初日が終了しました。

俄然、スイスが有利で2日目に入りましたが・・・。


両チームとも、初日のシングルスに登場した2人ずつが、それぞれダブルスペアを組んで対戦する予定だったのですが、急遽スイスチームは「フェデラーがダブルスを回避」


その結果、ボレリとフォニーニのイタリアチームがフルセットの末、スイスチームを破り、
何とか準決勝敗北を免れたことになったわけです。


「例えロジャーがいなくてもこのポイントは自分達にとってとても重要だった。
まだまだとても難しいかも知れないが、これで少し難しくなくなった。
明日自分がプレーするかどうかに寄るけど、勝たなければならない。」

と、語ったフォニーニは、3日目のシングルス戦にすべてを掛けました。


今回、ダブルスで敗れたワウリンカ、そして「マルコ・キウデネッリ」のペアは、今まで勝ったことのないペアだったのですが、今回もまたまた勝利を手にすることが出来ませんでした。

さて、勝負はいよいよ最終日までもつれることになったわけですが、
スイスの偉人として語られるフェデラーもプロ生活16年以上で、ほとんどの快挙を達成してきましたが、このデビスカップ制覇には縁がありませんでしたね。

「スタンも自分も他のみんなもビッグチャンスの準備はできているし、それを逃すつもりはないよ。
手に入れるつもりさ。」

と語ったフェデラー。
もし、決勝に進出する場合は、すでに「ツアーファイナルの出場が確定している」フェデラーにとって、ツアーの終わりは一杯一杯になる可能性が出てきましたね。

というのも、ツアーファイナルが終わった翌週にデビスカップ決勝が行われるからです。

「僕らはここ50年以上、チームとして成功を収めていなかった。
だからテキサスのフォートワースでサンプラス、アガシ、クーリエ、マッケンローに対した1992年のファイナルに出場した20年前のことについて語るんだ。
またしても今度こそ歴史を書き換えるチャンスを持ったんだ。
これから20年は今回のことについて語って欲しいよ。
それが我々プレーヤーの希望さ。」


そう、1992年に唯一決勝に進んだスイスチームは、当時のアメリカのスター選手が勢揃いしたアメリカチームに敗れているのです。

●ピート・サンプラス(グランドスラム優勝14回)
(※この優勝回数は当時歴代1位。後にフェデラーにより追い越された)
●アンドレ・アガシ(グランドスラム優勝8回/生涯グランドスラム達成)
●ジム・クーリエ(グランドスラム優勝4回)
●ジョン・マッケンロー(グランドスラム優勝7回/グランドスラムダブルス優勝9回)


この4人が組むチームと対戦する、というのは、
「飛んで火にいる・・・」状態ですよね(苦笑)


それでも、シングルスで「ジム・クーリエ」だけには何とか勝利した当時のスイスチーム。
あれ以来、デビスカップで決勝へ到達することはありませんでした。



そして、最終日・・・。



初戦で、スイスの大黒柱であるフェデラーが見事にフォニーニにストレート勝利!

「6-2, 6-3, 7-6(4)」で、スイス史上2度目のデビスカップ決勝へと進みましたね。


この試合、33本のウィナーを放ったフェデラー。
2時間弱で試合を終え、最後、フォニーニのフォアハンドがネットに掛かった時に、
喜びを爆発させていましたね。


2014年デビスカップスイスフェデラーのジャンプアップ

地元ジュネーブでの鳴り止まない拍手の中、フェデラーは

「自分のキャリアの中でも、最も伝統ある対戦はフランス戦だと思う。
いつもホームで敗れて敵地で勝っていたから嬉しい。でも、決勝はアウェーだね(笑)
今年はジュネーブですばらしい対戦をいくつも行うことができた。
カザフスタン戦では14000人、さらに18000人とたくさん観に来てくれた。
我々はファイナルをとても楽しみにしているし、我々がどうプレーするかはお楽しみに!」

と語りました。


さぁ、フェデラーにとって今年の「ロジャーズ・カップ」で苦杯をなめた相手、
「ジョー=ウィルフリード・ツォンガ」がいる「フランス」との決勝戦となりましたねぇ~。


あの強敵アメリカ戦から22年。

当然、スイスチームもあの頃のメンバーとは違い、
今ではランキング3位のフェデラーと4位のワウリンカに牽引されたチームが、チーム初の栄光を目指します。


11月21日からの23日までの3日間、フランスでの最終決戦。


レッドが初優勝か・・・それともブルーが10度目の優勝なるか・・・・


最後の最後で見応えのある対戦が見られそうですね!!


2014年デビスカップ-WorldGroup準決勝-2連覇中のチェコは・・・

2014年デビスカップフランス

デビスカップって何??という方は、まずこちら↓をご覧ください。
「デビスカップって何?」


今年も準決勝まで勝ち進んできた2連覇中の「チェコ共和国」
Top10選手の「トマス・ベルディヒ」を始めとし、「シングルス」、「ダブルス」とバランスのとれたチームで、毎年上位に顔を出す強豪国です。


さて、今年の準決勝は、グランドスラムの地であるパリは「ローランギャロス」にて、
こちらも強豪「フランス」との対戦となりました。


母国開催となるフランスにとっては、名誉ある「全仏オープン」の戦いの場で、
チェコを迎え撃つことになったわけですね。


2014年デビスカップフランスとチェコ

フランスは、No.1とNo.2の「ジョー=ウィルフリード・ツォンガ」と「リシャール・ガスケ」
が、初日のシングルスで完勝しました。

ガスケがベルディヒをストレートで破り、続くツォンガが「ルーカス・ロソル」をこれまたストレートで破ったわけです。

特に、デビスカップシングルスで通算「10勝目」を上げたガスケは、

「信じられないしこのゲームに勝てて嬉しい。
いいスタートを切る事が重要だった。
コート上では多くのプレッシャーがあった。
観衆は信じられないほど素晴らしかったし、とても嬉しいよ。」

と、語っていますが、2013年から出場したシングルス、ダブルスの5試合すべてを勝っているだけに、
コメントにも余裕が感じられますね。


対する、王者チェコのベルディヒは、
「今までのデビスカップで一番ダメな試合だったが、リシャールが良かった。
彼にとって物足りない相手となってしまったね。
スコアを見ての通りさ。
自分にっとては最もきつい環境だよ。
最も速いハードコートからクレーコートだからね。
明らかにもっと時間が必要だったけど、フランスにとっては最良な選択だった。
気持ちを切り替えて乗り越えるよ。」

と、全米オープンのハードコートから、たった数日でクレーコートに移っての試合でしたからねぇ~。
さすがに、体が慣れる前に終わってしまったようです。

これで、フランスは2001年に優勝して以来の決勝が目の前まで来ましたね。


続く2日目のダブルスも、フランスはツォンガ、ガスケの2人が活躍しました。

チェコは、ダブルスのNo.1である「ラデク・シュテパネク」とベルディヒで勝ちにきたわけですが、
フランスチームがトータルで82本のウィナーを放ち、
2ntセット以降は試合を有利に運びましたね。


準々決勝のドイツ戦で、「0-2」の劣勢から3連勝の逆転で勝ち上がり、このチェコ戦も3連勝。
6つのラウンドで勝ちっ放し状態となっています。


その上、2011年の3月以降、デビスカップでは負け知らずだったチェコに対して、
土を付けたわけですからねぇ~。

チェコにとっては、オーストラリアが「1999年から2001年に達成した3連覇」と並ぶ、
「2012年からの3連覇」を目指していたわけですが、その夢も絶たれました。


それにしても、ベルディヒとシュテパネクのコンビは、ダブルスで結構な強さを発揮するペアで、
一緒に戦った戦績は「15勝2敗」
ツォンガとガスケに敗れるまで、「10連勝中」という圧倒的強さを見せつけていました。

対するツォンガとガスケは、コンビを組んでまだ「2試合目」・・・・・。
う~ん、分からないものですね(笑)


「とても誇りに思うし嬉しいよ。
チェコに勝てたことはすばらしいこと。」

そう語ったガスケ、そしてツォンガ率いる9度優勝を手にしているフランスが、
圧倒的勝利で決勝まで進んできましたね!


2014年デビスカップ-WorldGroup入れ替え戦-スペインがまさかの・・・

2014年デビスカップスペインが黒星

デビスカップって何??という方は、まずこちら↓をご覧ください。
「デビスカップって何?」


「スペイン」と言えば、
「デビスカップで1996年以降は常に”Worldgroup”に所属」
「クレーコートに強い」

というチームですね。

シングルスTop100に「10人」以上の選手がいる強力スペインチームが
まさかのデビスカップ、「WorldGroup」から転落、となってしまいましたね。


1999年以降のデビスカップで、クレーコートでは一切負けた事がなかったそのスペインですが、

強力なメンバーである
「ラファエル・ナダル」
「ダビド・フェレール」
「フェルナンド・ベルダスコ」
「フェリシアーノ・ロペス」
の4人が不参加。

敵地、ブラジルでの試合で不利だったとは言え、これらのメンバーがいなかったのは
さすがにスペインにとっても、きつかったかもしれませんね。

2014年デビスカップスペインがまさかの敗戦

「最も大きな勝利だと思う。
スペインに対して母国でプレーする最大のチャンスだった。
チームにとっても重要だったこの最後のポイントを獲得できて、
今日は最もよいプレーが出来たと思う。

試合中、アグがそれほど良い調子ではないと思った。
多くのミスをしていた。
ブラジルの大勢の観衆に対してプレーするプレッシャーを感じていたのかもね。
彼より少しだけ試合のキーとなる部分をコントロールできていたと思う。」

と、勝利したブラジルの「トーマス・べルッチ」が語っていましたね。

今回参加していたスペインチームのNo.1である「ロベルト・バウティスタ=アグ」と
No.2である「パブロ・アンドゥハール」を倒したベルッチは、

母国開催のこの2試合で大歓声をバックに戦っていました。


さて、2000年以降、5度のデビスカップ優勝を成し遂げているスペインを見事に破ったブラジル。

サッカーだけにとどまらない見事なチームワークで、
来年は日本と同じ「WorldGroup」で戦うことになります。