男子テニス

2014年ツアー・ファイナル-錦織圭が語るアジアへの期待!

2014年ファイナル出場全選手

さぁ、いよいよ日本時間の今日9日11:00から「錦織圭 VS アンディー・マレー」の戦いが始まります。


今年、大きく飛躍した年になり、現在のTop5選手、かつてのTop5選手などを次々と倒してきた錦織選手。

その中で、今年”唯一”といって良いほど対戦のなかった上位選手が、このマレーですね。


プレスカンファレンスでは、
「初めての出場で、とても興奮している。
ここにいるメンバーとは何度も戦ってきた。
まずは、アンディーと彼を応援する(地元イギリスの)観衆達を相手に準備する必要がある。

僕は、全ての試合を勝ちたい。
でも、この大会はきつい大会。
5試合全てで最善の試合が出来れば、勝つことは可能だと思っている。
自分の力を信じている。
来年は常にTop5選手でいたいし、3位や2位まで上がれると思う。
またグランドスラムの決勝まで行きたいし、マスターズでも優勝したい。」

と語った錦織選手。

目指す全勝優勝の最初に、今だ勝ったことのないマレーが相手となるんですね。


今年、多くの「日本人初」、「アジア人初」を達成してきた錦織選手ですが、アジア地域のこれからについても語っていました。


「アジア地域で最も励みになることは、ファイナルに出ることではなく、ツアーで十分戦っていけると言うことだと思う。
それは他のアジアの選手達だってみんな可能なんだということを分かって欲しい。
リ・ナ(中国女子選手/9月に現役引退を表明)は僕に多くのやる気を与えてくれていた。
だから、彼女が現役を退くことはとても悲しかった。
どうして、アジアの選手達がTop100、Top50に入ってこないのか分からない。
みんな強くなってきているのに・・。」

と、アジア人で近年最も成功していた女子プロテニスプレーヤーのナ・リと同様、
アジアの男子選手でも、もっと上を目指せる、ということですね。


また、日本の報道については、

「プレッシャーはほとんど感じていない。
日本では、今までTop10選手はいなかったし、日本で大きな話題にもなっていないと思う。

だから、集中して良いプレーが出来ると思うし、この大会で戦えることを楽しめると思う。」

と語っていました。


中々、地上波で放送されないテニスの試合ですが、
一歩一歩、錦織選手が頂きに向かってきた中で、もっと多くのファンに見てもらえれば、と思うテニスファンの人は多くいるでしょうね。


これからの一週間。

これまでは、日本人にとってオフシーズンだったテニスがまだまだ楽しめることに感謝しながら、

・・・いよいよ後3時間でマレー戦始まります!!


2014年ツアー・ファイナル-決戦前・・

2014-11-08_1

イングランドを流れる全長346kmの「テムズ川」。

その上をシングルス、ダブルスのファイナル出場者などが、Silver Sturgeon号に乗り込み、クルージングしながらセッションを楽しんだようです。

このセレブ感満載のセッションに参加している日本のエースも初々しいです(笑)


2014年ツアー・ファイナル-展望と見所



11月9日から始まる「ATPツアーファイナル」のグループは、以下のようになっています。


グループA グループB
ノバク・ジョコビッチ ロジャー・フェデラー
スタン・ワウリンカ 錦織 圭
トマス・ベルディヒ アンディ・マレー
マリン・チリッチ ミロ・ラオニチ

「グループA」を牽引するのは、もちろん「ノバク・ジョコビッチ」でしょう。

現在、インドアコート(ハード、クレーの両方)で「27連勝中」と負け知らずの状態で、このロンドンへと乗り込んできました。

2012年、2013年と2年連続、ツアーファイナルを制してきたジョコビッチ。

今年は3年連続ファイナル制覇を目指し、ファイナルが上海で行われていた2008年の制覇も合わせて、今年優勝を獲得すると実に4度目となります。

歴代でも、「たった4人」しかいない「4度以上ファイナルを制覇した選手」に加われるかどうかに注目が集まります。
今年のAグループのメンバーというのは、実にグランドスラムを制覇した選手が、ジョコビッチ自身も含めて3人います。


■全豪オープン
スタン・ワウリンカ

■ウィンブルドン
ノバク・ジョコビッチ

■全米オープン
マリン・チリッチ


グランドスラム覇者がずらりと並ぶグループAにあって、なんと個々の対戦成績を見るとジョコビッチが各選手達に対して圧倒しているんですね。


■ジョコビッチの対戦成績

●対ワウリンカ【15勝3敗】
●対ベルディヒ【16勝2敗】
●対チリッチ【10勝0敗】

ジョコビッチの初戦は、全米オープン覇者のチリッチですが、チリッチにはこれまで一度も負けた事がありません。

そして、ファイナルが行われるロンドンは、今年のウィンブルドンでジョコビッチが優勝した地でもあり、縁起の良い場所でもあります。


「この前のパリでも良いプレーができたし、ここ2年間、4つのインドアコートの大会で負けていない、ということは大きな自信となっているよ。
ここへ来て、ショットもリターンもサーブもどのプレーも安定しているんだ。
1週間ほど家族とも過ごせたし、少し体力も回復したよ。」

と、ラウンドロビン(グループ予選)で勝ち上がる2人の内の1人になることは、ほぼ間違いなさそうですね。



一方、年間1位の座で、ジョコビッチを追う「ロジャー・フェデラー」は「グループB」を牽引します。


このグループは、新旧のエリートが均等に割り振られた感じになりましたね。


フェデラーは、初戦が「ミロ・ラオニチ」となりました。

対戦成績こそ、「6勝1敗」とフェデラーが大きくリードしていますが、
先週の「パリ・マスターズ」で初めてフェデラーがラオニチに敗れました。

そこからすぐに、再戦となりましたから、この流れがどう転ぶかですねぇ。


2003年、2004年、2006年、2007年、2010年、2011年と6度ファイナルを制覇しているフェデラーですから、当然経験値はラオニチを大きく上回っています。

パリと同じインドアハードコートとは言え、同じようなやられ方はしないでしょうね。


とは言え、現在、ランキング1位で10,010ポイントを獲得しているジョコビッチと「1,310ポイントの差」がついている8,700ポイントのフェデラー。
年間1位で終わるためには、この数字を上回らなくてはなりませんが・・・・・。


そのためには、フェデラーは「ファイナルでの全勝優勝」しかないのです。

ラウンドロビンは、グループ内の総当たり戦ですが、ここで勝利すると「200ポイント」が加算されます。

そして、準決勝へ進出して勝利すると400ポイント。
決勝で勝利すると500ポイント。

つまり、「200ポイント×3人+400ポイント+500ポイント」=1,500ポイント。


ラウンドロビンで1敗しても準決勝に進出できる可能性があるわけですが、仮にラウンドロビンで1つでも負けてしまうと、

「200ポイント×2人+400ポイント+500ポイント」=1,300ポイント!!


なんと、ファイナルで優勝してもラウンドロビンで1つでも落とすと、
「たった10ポイント及ばず」
ジョコビッチの年間1位が確定します。


これまで、2004年から2007年、そして2009年と年間1位で終えているフェデラー。


ラオニチ以外の対戦成績は、 「アンディー・マレー」とは「11勝11敗」。
そして、「錦織圭」とは「2勝2敗」。


フェデラーにとっては、ラウンドロビンからタフな試合を要求されることになりますね。



ダブルスでは、「10度目の年間1位」を確定した「ブライアン兄弟」が優勢になるでしょうか。


グループA グループB
ボブ・ブライアン/マイク・ブライアン/td> ダニエル・ネスター/ネナド・ジモンジッチ
アレクサンダー・ペヤ/ブルーノ・ソアレス ジュリアン・ベネトー/エドガー・ロジャー・バセリン
ジーン=ジュリアン・ロジャー/ホリア・ティー マルセル・グラノーラス/マーク・ロペス
ルーカス・クボット/ロベルト・リンステッド イワン・ドディグ/マーセル・メロ


しかし、意外にもファイナルでは、2003年、2004年、2009年の3度しか優勝していないんですね。


シングルスでもおなじみの選手も出場していますし、今年100度目のツアータイトルを獲得したブライアン兄弟がどのような戦いを見せてくれるかにも注目したいですね!


ノバク・ジョコビッチのキャリア600勝に迫る

2014年ジョコビッチパリ優勝で600勝達成!

「パリ・マスターズ優勝」で、見事に「キャリア600勝」を達成したジョコビッチ。

600勝までの道のりは以下の様になります。

【1勝目】  2004年 デビスカップ(vs ラトビア)  VS ジャニス・スクロデリス
【100勝目】 2007年 クロアチア・オープン1回戦  VS パブロ・アンドゥハール
【200勝目】 2009年 インディアンウェルズ2回戦  VS マーティン・ヴァサロ・アルゲーロ
【300勝目】 2010年 シンシナティ・マスターズ2回戦VS ビクター・トロイキ
【400勝目】 2012年 全豪オープン準決勝      VS アンディー・マレー
【500勝目】 2013年 ローランギャロス3回戦    VS グリゴール・ディミトロフ
【600勝目】 2014年 パリ・マスターズ決勝     VS ミロ・ラオニチ


今年600勝を達成した「レイトン・ヒューイット」と「ダビド・フェレール」は共に33歳、32歳と30歳越えの選手。

一方、ジョコビッチは27歳。

ペースの速さはずば抜けています。


ジョコビッチと同じセルビアの若手で、錦織選手と同世代である「ドゥーサン・ラジョビッチ」は、

「ノバクにとって、600勝は素晴らしいタイミングで達成したよ。
だって、子供が生まれてから1週間、そしてファイナルの1週間前なんだから。
加えて、ファイナルを終えてシーズン1位で終われば素晴らしい週になるだろうね。
600勝なんて、自分達の国では誰も達成したことがないし、みんなノバクが新しい記録を作っていくことに慣れてしまっているけれども、こんなに試合に勝てるなんて信じられないことなんだ。
僕たち若手にとっては、もっと一生懸命練習しなければならないと思わせてくれるよね。」

と先輩ジョコビッチについて語っていたようですね。


また、アメリカの名選手だった「ジョン・マッケンロー」は2011年の時に、ジョコビッチを
「我々の歴史の中でも、あの年のノバクが一番じゃないか。断言できる。」
と語っていましたね。

この年のジョコビッチは、年間で70勝を達成
「年間グランドスラム」を達成するんではないか、という勢いでした。

上の一覧からも分かるように、2010年のシンシナティ・マスターズ(8月中旬)~2012年の全豪オープン(1月中旬)まで、わずか1年5ヶ月。
その短期間で、「100勝」を挙げているのですから、やはりこの2011年は驚異的だったという印象なんでしょうねぇ~。

■2011年のジョコビッチのビッグトーナメントで獲得したタイトル

●グランドスラム
・全豪オープン
・ウィンブルドン
・全米オープン


●マスターズ1000
・インディアンウェルズ
・ソニー・オープン
・マドリード・オープン
・ローマ・マスターズ
・ロジャーズ・カップ



・・・勝ちすぎですね(苦笑)


「ナダルが困惑していたよ。
どうしたらよいか分からない、というようなあんなナダルを見たことがなかった。
ローマでのクレーの時もそうだったね。」

と、あの悪童マッケンローも脱帽するほどの2011年のジョコビッチでした。


また、オーストラリアの名選手で、全豪オープンのスタジアム名にもなっている「ロッド・レーバー」は、

「堅いコートでのあのスライディングは芸術だ。
あれは私を驚愕させた。
私だったら、あっという間に捻挫するよ。」

と語っていたことがありましたね。


そして、スペインのベテラン、「トミー・ロブレド」は、

「自分がベストなプレーをしなければ、確実にやられる。
自分のプレーがベストだったとしても、ノバクのプレーが素晴らしければ、
やっぱりやられる。」

という名言を残しています。


多くの選手そしてファンから、そのプレースタイルと人柄で羨望のまなざしを受けるジョコビッチ。

「ロジャー・フェデラー」や「ラファエル・ナダル」が残してきた数々の記録や記憶の中に、
このジョコビッチも当然のごとく加わってくるのであろう、という事を改めて感じさせてくれました。



そんな今年のパリでの決勝。
ジョコビッチにとっては、「通過点」であろう「600勝」達成の瞬間となりました。

2014年パリ・マスターズ-今年のマスターズ総括とパリのスーパープレイ集

いわゆるBig4(N.ジョコビッチ、R.フェデラー、R.ナダル、A.マレー)の独壇場が長らく続いてきた「マスターズ1000」レベルの大会も、今年はだいぶ様相が変わってきましたね。

「パリ・マスターズ」も終わってみれば、ベスト4に残ったのは、「ノバク・ジョコビッチ」、「ロジャー・フェデラー」の常連組と「錦織 圭」、「ミロ・ラオニチ」の若手躍進組。

結局優勝はジョコビッチとなったものの、今年1年のマスターズは極めてBig4以外の強さも目立つ年となりました。

一年間の9大会で、Big4以外のマスターズ優勝者が2人以上出たのは、2010年以来となります。

■モンテカルロ・マスターズ
スタン・ワウリンカ

■ロジャーズ・カップ
ジョー=ウィルフリード・ツォンガ


一方、Big4は7大会でマスターズ優勝を獲得しました。

■インディアンウェルズ
ノバク・ジョコビッチ
■ソニー・オープン
ノバク・ジョコビッチ

■マドリード・オープン
ラファエル・ナダル

■ローマ・マスターズ
ノバク・ジョコビッチ

■シンシナティ・マスターズ
ロジャー・フェデラー

■上海マスターズ
ロジャー・フェデラー

■パリ・マスターズ
ノバク・ジョコビッチ



しかし、準優勝者は、実に4大会でBig4以外となりました。

■マドリード・オープン
錦織 圭

■シンシナティ・マスターズ
ダビド・フェレール

■上海マスターズ
ジル・シモン

■パリ・マスターズ
ミロ・ラオニチ


錦織選手とシモンはマスターズ決勝は初。
ラオニチは昨年のロジャーズ・カップに続いて2度目と、新しい顔がマスターズで決勝まで残るようになりました。

来年は、今年よりもBig4以外のタイトル獲得選手がもっと増えてくれるとさらにおもしろくなりそうですね。


それでは、最後にパリでのスーパープレイ集をご覧ください!!


2014年パリ・マスターズ-優勝のジョコビッチがキャリア600勝を達成!

2014年パリマスターズ優勝のジョコビッチが笑顔

世界ランキング1位の「ノバク・ジョコビッチ」が、現役選手でも4人しかいなかった
「ツアーでの勝利試合数600勝」を「パリ・マスターズ決勝」での勝利で達成しましたね。


■現役選手の勝利試合数600勝以上の選手

1位)ロジャー・フェデラー【991勝】
2位)ラファエル・ナダル【706勝】
3位)レイトン・ヒューイット【611勝】
4位)ダビド・フェレール【602勝】
5位)ノバク・ジョコビッチ【600勝】

歴代でも23人しかいない「600勝以上」を達成した選手に見事に仲間入りを果たしました。

さらに、今回の「パリ・マスターズ」は、年間で最後のマスターズ大会になるのですが、ここでも優勝トロフィーを獲得したジョコビッチ。

「モンテカルロ・マスターズ」を除いて、年間で出場義務のあるマスターズは全部で8大会。

その内、実に半分の4大会はジョコビッチが優勝を獲得しました。


■2014年ジョコビッチが獲得したマスターズ大会

●インディアンウェルズ
●ソニー・オープン
●ローマ・マスターズ
●パリ・マスターズ


そして、キャリアでもマスターズ優勝は20度目となったジョコビッチは、
マスターズ優勝回数は歴代3位。

2位のフェデラーの背中も見えてきましたね。


■マスターズ優勝回数

1位)ラファエル・ナダル【27回】
2位)ロジャー・フェデラー【23回】
3位)ノバク・ジョコビッチ【20回】

上位3人は、いずれも現役選手ですし、やはり別次元にいる感じですねぇ。
ちなみに、マスターズでよく勝っていたイメージのある「アンドレ・アガシ」は「17回」。
錦織選手のコーチである「マイケル・チャン」は「7回」ですから・・・。

この3人の優勝回数がずば抜けているのがよく分かりますね。


さて、結局決勝戦も「ミロ・ラオニチ」を寄せ付けず「6-2,6-3」で勝利したジョコビッチは、
今年のパリの大会は、1セットも落とさず優勝したことになりました。

これで、「インドアコートで26連勝中」
まさしく、「インドアの王者」になりつつありますね。

続く「ツアーファイナル」も、インドアコートですし、昨年の覇者でもあるジョコビッチ。
今のところ、No.1に隙はなさそうですなぁ。


そして、この時期になると、ランキング1位でシーズンを終えるかどうかに注目が集まりますが、
1位のジョコビッチと2位のフェデラーの差は、「パリ・マスターズ」が始まる前まで「490ポイント」しかありませんでした。

しかし、優勝のジョコビッチが1,000ポイントを獲得し、ベスト8で終わったフェデラーが180ポイントしか獲得できなかったため、「パリ・マスターズ」を終えた2人の差は、「1,310ポイント」に広がってしまいました。


「1週間前より好転したのは確かだよ。
パリでの良いプレーは、インドアコートでの自信にもつながるしね。
前にも言ったけど、今年最後の大舞台を前に勇気が湧いてきたよ。
ロジャーの試合を操れるわけではなく、自分自身の試合で何ができるかだ。
自分のすべきこと、良いプレーをすることに集中するだけさ。
自分が試合に勝利すれば、年間1位に近づくのだから。」

と語ったジョコビッチ。
仮に優勝した場合の「1,500ポイント」は、ラウンドロビンから一度も負けずに優勝しなければ、入らないため、
ジョコビッチを追いかけるフェデラーにとっては、このファイナルでの戦いは少々きついかもしれません。

そんな中でも、3度目の年間1位を目指すジョコビッチに気負いは感じられず、ただ前を見つめるのみですね。


ラオニチに対して、ジョコビッチは通算「4勝0敗」と成績を広げ、ビッグサーバーであるラオニチにわずか「9本」しかサービスエースを与えませんでした。

「ここぞ、という今日の試合で、今週一番のプレーができたよ。
リターンもたくさんできたし、全体的に自分のプレーにはとても満足している。」

と、パリでの自分のプレーに非常に納得顔のジョコビッチ。

それもそのはずで、ジョコビッチに新しい家族である「ステファン君」が10月21日に誕生して以来、初の大会参加となったこのパリで、「1セットも落とさず優勝」を獲得したわけですからねぇ~。

“次世代の期待される選手”、と最近では常に言われている錦織圭、ラオニチと準決勝、決勝で圧勝したわけですから・・。
王者の力は健在ですね。


それでも、キャリアでマスターズ2度目の決勝進出を果たしたラオニチは、
「ツアーファイナル最後の席」を獲得しましたね。


錦織選手、チリッチ、そしてラオニチと新しい顔ぶれが、おなじみのファイナルメンバー達とどのような戦いを見せてくれるのか・・・。


今年のテニスは、まだまだこれからですね!


↓ジョコビッチ VS ラオニチのハイライト動画


2014年パリ・マスターズ-ジョコビッチが錦織圭を圧倒!

2014年パリマスターズジョコビッチが決勝へ

アメリカ/ニューヨーク・・・。


この地で行われた年間最後のグランドスラムである「全米オープン」。


準決勝の舞台で、優勝大本命だった世界ランク1位の「ノバク・ジョコビッチ」が、日本の錦織選手に圧倒されてしまったあの夏の日から2ヶ月あまり。

現在行われている「パリ・マスターズ」でも同じく準決勝で、この両者の対決が再現しました。


ジョコビッチにとってリベンジマッチとなったこの一戦は、逆にジョコビッチが圧勝。

ここパリで昨年に引き続き2年連続決勝の舞台へと進むのに、
たったの62分という短い時間で試合を終えることになりました。


好調に見えた錦織選手も準々決勝では、今年のマスターズだけで3度目の対戦となった「ダビド・フェレール」に対してまたしても勝利!!

しかし、深夜に終わった熱戦に加え、この勝利で「ツアーファイナル」を決めた錦織選手に一気に疲労が溜まってしまったのか、期待されたジョコビッチ戦は、完全に精彩を欠いていましたね。


緒戦の「トミー・ロブレド」からこのフェレール戦までの3戦すべてがフルセットだったこともあり、残念ながら今年2度目のマスターズ決勝とはなりませんでした。


「この大会、セットを落とさずに決勝に行けて良かったよ。
明日は気分良くプレーが出来るはずだ。
ケイはサーブが良くなかったね。
たぶん、昨日の試合が遅くに終わったから疲労が残っていたんじゃないかな。
まぁ、とにかく自分は良いプレーができたし、やるべき事に集中できたよ。
大事なところでは、特にサーブが良かったし、明日への自信にもなるね。」

とジョコビッチも錦織選手の疲労を感じ取っていたようですね。


それにしても、ツアー終盤で、各選手それぞれに疲労がピークとなるこの時期に、
ジョコビッチは相変わらずタフなプレーを見せてくれますねぇ。

さて、決勝の相手は、「トマス・ベルディヒ」を倒した「ミロ・ラオニチ」となりましたね。

「ラオニチはすごいね。
サーブが良い選手の1人だよ。
ミスが少ないし、セカンドサーブは高く跳ね上がってくる。
身長が大きいながらとても動きがいい。
ベースラインからの組み立てが良くなったし、今は完成された選手になってきたね。
彼のキャリアでも素晴らしい時だと思うし、フェデラーやベルディヒを倒して勝ち上がってきた。
勢いに乗っていると思うよ。
サーブがいいのは分かっているから、明日の試合のキーの1つとしては、リターンを多く返すようにして、彼にコート上でプレーさせることさ。」

と決勝のラオニチ戦を見据えたジョコビッチ。

対戦成績は、ジョコビッチの「3勝0敗」と負けなしですが、やはりラオニチのサーブは誰にとっても脅威でしょうね。

さて、この準決勝の勝利で、ジョコビッチはキャリアの通算勝利数が「599勝」となりました。


今年、現役選手でキャリア600勝を達成した選手は、

「レイトン・ヒューイット」
「ダビド・フェレール」

の2人がいますが、この2人は30歳超えでの達成。
ジョコビッチは「27歳」にして早くも600勝が目前に迫ってきたわけですね。

今年もここまで「55勝」を上げて、タイトルも「5つ」獲得している正に”強者”ですね。


それにしても、ジョコビッチは、「インドアに強い」ですよね~。


2012年、2013年と2年連続「ツアーファイナル」を制しているジョコビッチ。


この2012年のツアーファイナルから、この大会の錦織選手を破るまで、
ハードコートとクレーコートのインドアで戦ってきた25試合すべて勝利を収めていますからねぇ~。


ここパリでまた優勝となると、「インドアの王者」として3年連続ファイナル制覇へ弾みがつきますなぁ。。。


「ノバクはタフだね。
ミスがないし、ベースラインからも安定している。」

と今回は完敗を喫した錦織選手。


この借りはロンドンできちっと返したいところですね!


↓ジョコビッチ VS 錦織のハイライト動画


2014年パリ・マスターズ-ジョコビッチが今季最終ランク1位へ着々!

2014年ジョコビッチがパリマスターズでベスト4

現在ランキング1位の「ノバク・ジョコビッチ」が「ロジャー・フェデラー」と争っている「年間最終1位の座」も、現在行われている「パリ・マスターズ」の準々決勝で少しジョコビッチに余裕が生まれたかも知れませんね。

ジョコビッチは、「アンディー・マレー」に対して「7-5, 6-2」のストレート勝利を収め、ベスト4へ進出。
日本の錦織選手との対戦が実現しました。


ジョコビッチは、ここパリで2度優勝の経験がありますが、今年も順調に準決勝まで進んできましたね。


「マスターズ1000」レベルの大会では、今年3回の優勝を獲得しているジョコビッチは、
今年のマスターズでは、決勝まで進めば負け知らずとなっています。

つまり、全米オープンの準決勝で敗れた相手である錦織選手との戦いが鬼門となるでしょうね。


「1stセットは際どかった。
ブレークのチャンスは少なく、自分のサービスゲームは良いプレーができた。
そして、終わりの方で決定的なブレークを決めることができたね。
2ndセットが始まってすぐにブレークされたが、彼のダブルフォルトですぐにブレークで返すことが出来た。
それからは、自分のショットが振り抜けて、とても良い感触でプレー出来たよ。」

「ファイナルに向けて、彼が7週間連続でプレーしていたのは分かっていた。
その間、3つのタイトルを獲得して、素晴らしいテニスをしていた。
自分が最初のセットを取れたら、体力的に自分の方が有利になると思っていたし、実際にそうなってチャンスを掴むことが出来た。」

と勝利の要因を語ったジョコビッチ。

結局、今年4度の対戦を行った両者は、ジョコビッチの4連勝で幕を閉じましたね。
しかも、そのすべてが以下の様にハードコートでした。

●ソニー・オープン
●全米オープン
●北京・オープン
●パリ・マスターズ
そして、マレーとの対戦成績も「15勝8敗」と大きくリードすることとなりました。


さらに、ジョコビッチはフェデラーとの「最終ランキング1位の座」についても語りましたね。

「自分が準決勝に進んで、ロジャーが準々決勝で敗退したことは、確かに僕らの戦いにとって自分の方が有利になるよ。
でも、計算はしないようにする。
まだ試合に集中しなければならないし、この大会の緒戦で戦ったようなプレーをしたいね。
そしてNo.1で終われたらいいと思う。」

今年、5度のタイトルを獲得してきたジョコビッチは、年間を通して好調のまま終わりそうですね。


一方、ファイナルの切符を掴んだものの敗れたマレーは、ポイントを稼ぐために、ここ何週間かの激務から少し体を休めるようですね。

「2ndセットですぐブレークできたし、1stセットはだいぶ接戦だった。
ちょっと休んで、また、ロンドンで会えると思うよ。
先週までで、だいぶ自身を取り戻せたし、ロンドンでも良い状態で入りたいね。
この間は、自分にとってもいい調整時間になると思う。
でも、まだ他の出場選手達に比べると自分のプレーが出来ていないけどね。」

10月間際までノンタイトルでシーズンを送っていたマレーにとって、
この数週間で獲得した優勝の味と、それに伴う体の疲れの両方がのしかかっているようですね。


さぁ、ジョコビッチにとっては、全米オープンの雪辱を果たすチャンスがやってきたわけです。
対する錦織選手は、初のツアーファイナル出場を決めて勢いに乗っているだけに、
非常に楽しみな対戦となりますね。


今年5月のマドリードで取り逃がしたマスターズ初優勝を錦織選手が獲得できるか・・。


今年2度目のユニクロ対決は、もうすぐです!!


↓ジョコビッチ VS マレーのハイライト動画


2014年ツアーファイナル-栄冠を掴んだ8名が決定!!



現在行われている「パリ・マスターズ」もベスト4が出揃ったところで、今年の「ツアーファイナル」出場者である8名の選手が決定しましたね。

日本の錦織圭選手が、準々決勝で「ダビド・フェレール」に「3-6、7-6(5)、6-4」の逆転勝利。
日本人、そしてアジア人選手として初のファイナル出場を決めてくれました!


早くにファイナル出場を決めていた「ラファエル・ナダル」が虫垂炎の手術のため、参加を辞退。
したがって、繰上で最後の8人目として出場を決めたのが、今年何度も錦織選手と激闘を演じてきた「ミロ・ラオニチ」となりました。


そして、日本の錦織選手は、「パリ・マスターズ」でベスト4(これも凄い事!)に勝ち上がり、
なんとツアーファイナルランキングで「5位」が確定。

「アンディー・マレー」が準々決勝で「ノバク・ジョコビッチ」に敗れたため、「6位」に一歩後退。
その結果、「ツアーランキング」よりも先に「ファイナルランキング」でTop5を実現してしまいました。


■ツアーファイナルランキングTop5

1位——ノバク・ジョコビッチ(9370pt)
2位——ロジャー・フェデラー(8700pt)
3位——ラファエル・ナダル(6835pt)
4位——スタン・ワウリンカ(4895pt)
5位——錦織圭(4625pt)

3位のナダルは、今年の出場を辞退

長年テニスを見続けてきた人には、このランキングの位置に錦織選手がいて、その1つ後ろにマレーがいることなど、簡単に想像できることではなかったと思いますよ。本当に(ウルウル//)


しかも、日本ではあまり話題とならないテニスのツアーに、このような観客動員数も賞金も破格で、たった8人の選手しか出場できない「ファイナルステージ」があるという事も知らない人が多いのではないでしょうか。



そんなツアーファイナルの様相も、近年の男子テニス界では、いわゆるBig4(ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、マレー)がファイナルへ出場するのは当たり前の事で、それ以外の4つの席もほぼ毎年同じ顔ぶれでした。

しかし、今年は錦織選手を始めとする若い力の活躍もあって、
マレーですら、ツアー最後の「パリ・マスターズ」の成績によっては、このファイナルに出場できないかもしれない、という状況まで追い込まれましたね。


今年、4つのタイトルを獲得した錦織選手は、このツアーファイナルに7度の出場経験を持つ「マイケル・チャン」にコーチを受け、今年一年を過ごしてきました。

気の早い話ですが、来年以降は、錦織選手も相当研究され、多くの選手が血眼になって倒しに掛かってくるでしょう。

それらを受けて立つことになる錦織選手は、まずは5月の「マドリード・オープン」以来となるマスターズ決勝の舞台を目指して、「パリ・マスターズ」を戦い抜きます。


2014年バレンシア・オープン-マレー優勝で単独5位へ!ツアーファイナルランキングは混沌!!

2014年バレンシアオープン優勝のマレー

スペインのバレンシアで行われていた「バレンシア・オープン(ATP500)」。
優勝は、Big4の一角「アンディー・マレー」となりました。

この結果、「ツアーファイナルランキング」で、日本の錦織圭選手を抜いて単独5位へと浮上。

8席しかない「ツアーファイナル」出場の椅子の内、残り3つを巡る争いは、ツアー最終戦となる
「パリ・マスターズ」を前に混沌としてきましたね。


当初、「バレンシア・オープン」に出場予定だった錦織選手は、「シーズン最後のATP500」であったこのバレンシア、そしてスイスのバーゼルで行われている「スイスインドア」の両方に出場せず、年間ツアー最後の「パリ・マスターズ」にすべてを掛ける事となりました。

そのため、この2大会に出場した「ファイナル出場」の可能性がある選手達の成績如何では、ランキングの変動があることは分かっていましたが、さすがに見ている方も落ち着かなくなってきましたねぇ~(笑)


さて、「バレンシア・オープン」前には、「ファイナルランキング8位」にいたマレー。

決勝の相手は、この大会の準決勝で「ジェレミー・シャーディー」を破り、見事に「キャリア500勝」を達成した「トミー・ロブレド」でした。

「ただの数字だよ。いや、特別な数字だね。
500勝して、まだコートに立っている。
これから600勝を目指すよ。」

そう語ったロブレドは、「現役で500勝以上を達成している7人目の選手」となったわけですね。

スペイン人の現役選手としては、「ラファエル・ナダル」、「ダビド・フェレール」に次いで3人目の快挙となります。


地元、スペインのバレンシアで快進撃を続けてきたロブレドは、「ATP500」の大会グレードとしては、2004年の「バルセロナ・オープン」以来2度目の優勝を目指していました。

さらに、キャリアでツアー13度の優勝を獲得しているものの、ここ1年ちょっとの期間、
優勝からは遠ざかっていましたね。


決勝で対戦するマレーとは、これまでの通算成績が「2勝4敗」。
先月の「深セン・オープン」の決勝でも戦いましたが、この時もマレーに軍配が上がっていました。


そして、このバレンシアでも、やはりフルセットの激闘となりました。


1stセットをロブレドが取り、その後の2セットでロブレドがトータル5度のマッチポイントを迎えたにも関わらず、最後はマレーのバックハンドが決まり、このグレードの大会としては珍しく、マレーがコート上に倒れ込んで喜びを爆発させていましたね。

「3-6, 7-6(7), 7-6(8)」と、タイブレークが続いた最後の2セットは、本当に手に汗握る接戦となりました。


「なんて試合だ。
2ndセットや最後の方はハイレベルな戦いだった。
ここぞというときに良いプレーができた。」

と語ったマレー。


2009年以来、2度目のバレンシア優勝を飾りました。


今年、ツアーで中々優勝が出来なかったマレーが、この9月、10月で「深セン・オープン」、「エルステ・バンク・オープン(ウィーン)」、「バレンシア・オープン」と3つのタイトルを獲得。

ポイントを稼いだマレーは、ファイナルランキングでもあっという間に、「5位」まで浮上。
7年連続のファイナル出場に一歩前進、といった感じになりました。


対したロブレドは、ここバレンシアで、これまで8人のスペイン人選手が達成してきた優勝のスポットに、9人目として到達することが出来ず、後一歩届及びませんでしたね。

「素晴らしい試合だった。楽しんでくれたと思う。
勝てる時に、不運にも簡単に相手に決められてしまった。
これが現実だね。
この試合の間は、ちょっと現実離れした時間を過ごしたけど、僕の今シーズンは来週(パリ)で終わると思う。
彼のような素晴らしいプレーヤーの一人との対戦を見せられたことをとても嬉しく思う。」

と語ったロブレド。


今シーズン最後のパリの舞台では、おそらく2回戦で錦織選手との対戦になるでしょうね。


さて、いよいよ混沌としてきたファイナルランキング。

一時は、圏外にいたマレーがこの2ヶ月で急浮上してきたのはさすがですね。


ファイナル出場の残りは、後3つ。


大本命、マレーがとうとうギアを入れ替えてきたようですね!


↓マレー VS ロブレドのハイライト動画