マスターズ1000

2014年ロジャーズ・カップ-フェデラーが順当に準々決勝へ!

2014年ロジャーズカップでフェデラーが3回戦も勝利

「ロジャー・フェデラー」の3回戦は、クロアチアの「マリン・チリッチ」との対戦でしたが、
緊迫したゲーム展開となりましたね。

この試合、「7-6(5), 6-7(3), 6-4」でフェデラーがフルセット勝利となったものの、
お互いのブレークは、3rdセットの第8ゲームにフェデラーがブレークした1度のみ。

フェデラーは自身が直面した2度のブレークポイントをすべてはねのけ、
3回戦へと無事に駒を進めました。


「こういった試合に勝ててすごいね。
だって自分のキャリアでもたくさんこうやって負けてきたから。
特に今シーズン、接戦で負けてきた。
インディアンウェルズ、マイアミ、モナコ、ローマ、パリとかね。
それを考えると、今夜勝てたのは嬉しい。」

と語ったフェデラー。

一方、チリッチは、2ndセットの「4-5」で迎えた自身のサービスゲームで6度もフェデラーにマッチポイントを許しながら、結局タイブレークまで乗り切り、3rdセットまでもつれる接戦を演じて見せました。

先月のウィンブルドンでは、キャリアベストとなる準々決勝まで進んだチリッチ。
今年、地元クロアチアのザグレブの大会とデルレイビーチで2度、タイトルを獲得するなど
好調を維持していました。

「マリンはとても良いプレーをしていた。
特に時間が長くなればなるほどね。
今夜は自分が切り抜けることが出来て嬉しいよ。」

と、「マスターズ1000」の大会で史上初の「300勝」が近づいてきたフェデラーは、2004年と2006年に続く3度目の優勝を狙います。


さて、フェデラーの次戦は、やはりフルセットでクロアチアの「イワン・ドディグ」を倒した「ダビド・フェレール」となりました。

「彼は信じられないようなリターンを持っていて、
セカンドサーブのリターンが最も優れている選手の一人だよ。
うまく自分がプレー出来ないと、勝つことが難しい選手の1人さ。」

と、過去の対戦で「14勝0敗」と、フェレールに負けた事がないフェデラーも
フェレールには毎度の事ながら、警戒感を強めますね。


実はフェレールにとって、9度目の出場となる今年の「ロジャーズ・カップ」は、
「初めて連勝した年」ということになります。

どういうことかと言うと、この「ロジャーズ・カップ」では、毎年
「初戦敗退」か
「初戦勝利の後に敗退」
という勝利に縁のない大会だったのです。

フェレールのようにベテランで色々な大会に数多く参加している選手でも、
こういうことがあるんですね~。


つまり、初戦を免除されている今年は2回戦、3回戦と初めて連勝し、
この大会で初の「準々決勝到達」となったわけです。


さて、「オーバーサーティー」同士となった準々決勝。

遅ればせながら、今年初となる両者の顔合わせは、どちらに軍配が上がるのか。
非常に楽しみな一戦となりそうですね!


↓フェデラー VS チリッチのマッチポイント動画


2014年ロジャーズ・カップ-休養開けのフェデラーの復帰戦!

2014年ロジャーズカップの初戦突破のフェデラー

ウィンブルドンの決勝で「ノバク・ジョコビッチ」とのフルセットマッチを演じた
「ロジャー・フェデラー」。

およそ、1ヶ月ぶりのトーナメントになる「ロジャーズ・カップ」に復帰したフェデラーは、なんとこの大会に出場するのが「3年ぶり」となるんですね。


相手の「ピーター・ポランスキー」は、地元カナダ人の選手でしたが、
やはり貫禄の違いは否めず、「6-2,6-0」と1時間をかけずに試合を終わらせました。


対戦したポランスキーは、フェデラーとよく練習を一緒に行う間柄でもあったのですが、
実戦での対戦は初となりました。


対戦の終わったポランスキーは、
「試合が始まってすぐに、殺されるかと思うようなファーストサービスが飛んできた。」
と、練習とは違うフェデラーの勢いに圧倒されたようですね(苦笑)

「彼がどうやってポイントを取るのか、何を改善していっているのか、自分が何をすべきか、これから自分がよくなっていくのに何が必要かが分かって良かった。」

と、練習相手としてでは手に入れる事が出来なかった物を手に入れたようですね。


初戦は難なく突破したフェデラーは、1年おきに「トロント」と「モントリオール」で開催場所が変わるこの大会で 過去4年のトロントでの出場の内、実に3回決勝まで進んでいるのですね。

「最初から良かったし、自由にプレーできて良かった。
サーブは時折良くなっていったけど、それ以外は練習の時からすでによく動けていたと思っていた。
まだボールをうまく叩けてないと思う。
サーフェスにまだ慣れていないけど、ここ数日は良くなってきたし、試合ではとてもよく動けていたからよかったよ。」

と、グラスコートを離れてハードコートに戻ってきたフェデラーにとって、
初戦は「準備運動」のようなものだったかもしれませんね!

2014年ロジャーズカップ-男子ドロー表と見所

2014年ロジャーズカップ開幕

さぁ、今年6度目のマスターズである「ロジャーズ・カップ」が開幕です。

画像をクリックすると拡大します。また、十字ボタンで画像を拡大できます。
2014年ロジャーズカップドロー表

開催場所が「モントリオール」と「トロント」で、1年おきに変わる「ロジャーズ・カップ」ですが、
今年は、トロントでの開催になりますね。


さて、この「ロジャーズカップ」でも、Big4がここ10年ですべて優勝しています。
「Big4」—ノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー、アンディーマレーの4選手

■2004年以降のロジャーズ・カップ優勝者

2004年—–ロジャー・フェデラー
2005年—–ラファエル・ナダル
2006年—–ロジャー・フェデラー
2007年—–ノバク・ジョコビッチ
2008年—–ラファエル・ナダル
2009年—–アンディ・マレー
2010年—–アンディ・マレー
2011年—–ノバク・ジョコビッチ
2012年—–ノバク・ジョコビッチ
2013年—–ラファエル・ナダル


今年も、Big4の支配が続くだろう、と思われていますが、ナダルが不参加を表明しています。

また、先日のウィンブルドンで4強に残った2人は、
「ミロ・ラオニチ」
「グリゴール・ディミトロフ」
の90年代生まれの若手2人でしたからねぇ~。

これ以降の大きなツアーでは、まだまだ何が起こるか分かりませんね。


さて、今回トップシードを務めるのはジョコビッチですね。
7月10日の結婚式以来、トーナメントに参加するのは初となります。

ウィンブルドンを制覇し、今月末から始まる全米オープンへ向かう途中のこの「ロジャーズ・カップ」、
そして「シンシナティ・マスターズ」のマスターズ2大会も、この男が牽引することになるでしょう。


過去3度、「リフト・ザ・トロフィー」となったジョコビッチは、これで「4年連続トップシード」となります。

このカナダでは、「25勝4敗」とその強さを見せつけていますね。しかも、
モントリオールで開催された2011年に優勝
トロントで開催された2012年に優勝
2013年は準決勝で、最終の3rdセットをタイブレークの末ナダルに敗れるもベスト4
と、ここ3年間では「13勝1敗」と圧倒的強さで勝ち残っていますね。


昨年はナダルに優勝を譲ったものの、今年はその難敵がいませんから、
このジョコビッチが優勝候補筆頭になるのは間違いないですね。


さて、一方で第8シードで出場することになったのが、2009年と2010年の覇者であるマレーです。

とうとうマレーは、このロジャーズ・カップまで、今年「ツアー優勝が0回」で来てしまいましたねぇ。

そう、昨年のあのウィンブルドン制覇以降、一つもタイトルを獲得できていないのです。

現在、ランキングもTop10から転落。
2008年6月にランキング11位となって以来ということで、中々上がってこないですね。

このマスターズ2大会で弾みをつけたいところでしょうけれど、勝ち進むと準々決勝で早くもジョコビッチと対戦する可能性があります。

今年一番の成績が、「準決勝進出」ですから、まずはそれに並ぶことですね。


さて、一方、地元勢はもちろんラオニチに期待でしょう。
昨年のモントリオールでのこの大会は、ラオニチがファイナリストになり、同じカナダ選手のNo.2である「ヴァセク・ポスピシル」がセミファイナリストになりました。

この2人は、先日の「シティー・オープン」でATPツアー史上初となる「カナダ人同士の決勝」を行ったばかりですね。

地元カナダの大会でどのようなプレーを見せてくれるかに期待です。


さて、最後にやはり第2シードのフェデラーも当然、優勝候補の一角となります。

実に3年ぶりにカナダへ戻ってきたフェデラー。

2006年に優勝して以降、このカナダでは優勝から遠ざかっていますが、
今年好調のフェデラーですから、マスターズでもう一度優勝する姿を見せて欲しいところです。

決勝まで進めば2010年にマレーに敗れて以来となるフェデラー。


もちろん、目指すは22度目のマスターズ制覇ですね!


2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチが3度目のタイトルを獲得!

2014年ローマ優勝はジョコビッチ

5月2度目の「大会グレード:マスターズ1000」である「ローマ・マスターズ」は、見事ケガから復帰直後の「ノバク・ジョコビッチ」が優勝を飾りました。

それにしても、きっちり修正してくるもんですね~!


今年のジョコビッチは、3月の「インディアンウェルズ」、「ソニー・オープン」と「マスターズ1000」を制覇していますので、今年このローマが3度目。
キャリアで見ると、「マスターズ1000」は「19度目」となる優勝となりました。

対戦相手の「ラファエル・ナダル」とは、現役の中でも最多対戦数となる「41度」。
今回、ジョコビッチがナダルに勝利したことにより対戦成績は「22勝19敗」。

直近4試合は、すべてジョコビッチが勝利しています。


■[ナダル VS ジョコビッチ]直近4回の対戦

○2013年/チャイナ・オープン(ハードコート)
6-3、6-4

○2013年/ツアーファイナル(ハードコート)
6-3、6-4

○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
6-3、6-3

○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)
4-6、6-3、6-3



こう見てみると、直近4試合の9セットで、ジョコビッチが落としたセットは「1セットだけ」なんですねぇ。

ローマの対戦前までは、3試合ともハードコートでしたから、今回クレーでナダルを倒せたことはジョコビッチにとっても大きな意味があるでしょう。


これで、ジョコビッチは、2008年、2011年、2014年と綺麗に”3年おき”にローマで優勝したことになります。


「手のケガでここ数週間を過ごした割には、今週は素晴らしかったと思うよ。
ラッキーなことに、痛みもなくプレー出来たし、週が経つにつれテニスのレベルが上がっていった。

何試合かはタフだったね。 5試合の内4試合は3セットマッチになったし、
昨日のラオニチと今日の試合については1セットダウンから巻き返さなければならなかった。
それは自分に大きな自信となった。

クレーの大きな大会の決勝で、クレーの得意なラファに勝てたことは、明らかに自信の後押しになるよ。
この経験は、自分を落ち着かせてくれるし、いざという時に正しいショットを放てるようになる。」

と語ったジョコビッチ。

これで、直近7つの「マスターズ1000」で、実に5つものタイトル獲得となりました。


■[ジョコビッチ直近7回のマスターズ成績]

○-勝、●-負、△-不参加

○2013年/上海マスターズ(ハードコート)
○2013年/パリ・マスターズ(インドアハードコート)
○2014年/インディアンウェルズ(ハードコート)
○2014年/ソニー・オープン(ハードコート)
●2014年/モンテカルロ・マスターズ(クレーコート)
△2014年/マドリード・オープン(クレーコート)
○2014年/ローマ・マスターズ(クレーコート)


モンテカルロ前のケガがなければ、ひょっとしたら全部勝っていたかも・・・
と思わせるぐらい今年の3月以降は調子を上げてきましたからねぇ~。

昨年のローマでは、準々決勝で「トマス・ベルディヒ」に敗れていたジョコビッチは、今回のローマ優勝でポイントを大きく稼ぎ、ATPランキングポイントが大きく上昇。
次の大一番、「ローランギャロス」の結果によっては、ナダルと順位が入れ替わる可能性も出てきました。

また、ツアーファイナルの「Top8争い」も、見事に2位まで上がってきましたね。


そして、今回の優勝でキャリア「44度」となるタイトル獲得となったジョコビッチ。
「トーマス・ムスター」と並んで、歴代13位まで上がってきました。

現役でも、ジョコビッチより上にいるのは、
「ロジャー・フェデラー」の「78」、
そして「ラファエル・ナダル」の「63」と
2人しかいません。

とりあえず、今シーズン中に、「ボリス・ベッカー」の「49」を抜けるかどうかが注目されるところです。


そんな着々と各記録を伸ばしていくジョコビッチは、イタリアの声援にも感謝していましたね。

「素晴らしいことさ。
これだけの応援を軽く考えてはいないよ。とても感謝している。
できるだけ自分の想いやプレーをイタリアの皆さんに見せようと思う。
イタリア語はちょっとしか話せないけど、家に帰ってきたような気がするし、皆さんには親近感があるよ。 皆さんの前でタイトルを取ることができてうれしい。」

2013年10月6日にランキング1位をナダルに譲ってから、数ヶ月。
徐々に巻き返してきたジョコビッチが、今年2回目の大舞台であるパリに向かいます。


さて、一方敗れたナダルは、1stセットこそ本来の強さを見せてくれましたが、2ndセット以降は相当ジョコビッチに押し込まれていた感がありました。


ここまで、「ローマ・マスターズ14連勝中」
昨年に続いて、自身9度目のタイトル獲得への挑戦でしたが、残念な結果に終わってしまいました。


「2週間前、ローランギャロスで良い結果を残すようなプレーはできていなかった。
でも、今は、より自信を持った位置まで戻ってきたよ。
今週はとても誇りに思う。
600ポイントを獲得した。
ここでマドリードに続いてもう一度決勝を戦うことが出来た。
おそらく今大会のベストプレーヤーの1人であるノバクに対してうまく戦うことができた。
マレーやディミトロフのようなタフな相手にもそうさ。」

と、ジョコビッチに4試合連続敗北となったナダルは前向きに「ローランギャロス」を見据えています。


今シーズン、圧倒的に「34勝」という勝ち星を積み上げてきたナダルも、4月、5月とイマイチ波に乗り切れていない感じを与えていますが・・・。

ベスト8(モンテカルロ・マスターズ)
ベスト8(バルセロナ)
優勝(マドリード・オープン)
準優勝(ローマ・マスターズ)

ですからねぇ(苦笑)

普通に考えても、素晴らしい戦いを演じているのですが、
何と言ってもナダルの場合、「すべて優勝しないとダメ」という雰囲気ですから、少し酷な気もしますね。


今回、ローマのタイトルを逃したことで、ナダルは
「ここ10年で、ローランギャロスに入る前にタイトルを1つしか獲得できなかった」
という年になりました。

こういう記録もナダルの調子をどうのこうの言う要因にもなってしまうのでしょうね。


さて、次はナダルにとって、8度制覇している「ローランギャロス(全仏オープン)」となります。


キャリアで64度目のタイトルを目指しますが、現在64度のタイトルを持っているのが
「ビョルン・ボルグ」
「ピート・サンプラス」

の2人です。


この2人と並ぶといよいよ”歴代Top5″の仲間入り!


ヨーロッパのクレーシーズンラストは、ナダルにとっても正念場となります。

ランキングで追いかけてくるジョコビッチを振り切ることができるか・・。
連覇を達成することができるのか・・・。

ファンも楽しみな「ローランギャロス」は1週間の休みを経て、5月25日に開幕となります!


ローマ・マスターズ決勝(ナダル VS ジョコビッチ)ハイライト動画はこちら

2014年ローマ・マスターズ-ナダルとジョコビッチが通算41度目の対戦!

2014年ローマの決勝ナダルとジョコビッチ

今年3月の「ソニー・オープン」の決勝で、現役選手中、最多となる「40度目」の対戦を終えた「ラファエル・ナダル」と「ノバク・ジョコビッチ」。

この2人がランキング1位と2位であり続ける限り、どのツアーで対戦する場合にも、
「両者が必ず決勝戦まで進まなければ対戦はありえない」
のですが、今年早くも2回目の対決、そして通算41度目の対決をもちろん「決勝」で行うことになりました。


前回ハードコートの「ソニー・オープン」では、見事にジョコビッチが「6-3、6-3」のストレートで勝利を収めたのですが、今回はナダルが得意とするクレーコートでの対戦となります。


昨年このローマで7度目の優勝を飾った「ラファエル・ナダル」は、今年8度目の栄冠を目指していますが、それと同時に、

2010年、2013年に続く「マドリード・オープン」、「ローマ・マスターズ」の同一年ダブル優勝という記録も掛かっています。


今年は、「ヨーロッパクレーシーズン」が始まった4月に2004年以来となる「1つもタイトルを獲得できなかった」ナダル。

先週のマドリードでも、”赤土の王者”らしからぬ戦いも見られ、このローマでも初めて、
「3試合連続フルセットを戦う」という、3試合で9時間近い時間を戦うような苦戦を強いられてきましたが、準決勝の相手「グリゴール・ディミトロフ」にはあっさりと「6-2、6-2」で勝利しました。


「完璧な形で試合を始められたと思う。
2ndセットは彼が普段よりミスが多かったね。
でも、自分については良い試合ができたし、バックハンドもとても良かった。
昨日は大変な試合だったし、今日は昨日よりも良いプレーができたと確信できた。
フォアハンドもトップスピンもよくなった。
前向きになれる要素がたくさんあるよ。」

と語ったナダル。


相手のディミトロフは、今回初めて「マスターズ1000」の準決勝進出となりました。

90年代生まれでまだまだ若いディミトロフは、これまでのナダルとの対戦で「必ず1セットだけは奪っていました」が、今回の対戦では完膚無きまでやられてしまいましたね。

4月のルーマニア/ブカレストの大会で、初めて「クレーコートで優勝」を飾ったディミトロフ。
クレーで自信をつけて、今大会に臨みましたが、やはりナダルは大きな壁となってしまいました。



さて、ナダルは、今回の決勝進出で実に「91回目」となるファイナリストになりました。

この数字は、歴代でも単独7位となります。


ナダルのローマでの記録

「ジョコビッチは、いつも信じられないプレーをする。
彼は完璧なプレーヤーでどのショットも素晴らしい。
勝つチャンスを掴むには、自分もベストのテニスをする必要があるし、攻撃的に行くよ。
とてもタフな試合になるだろうね。
それしか言えないよ。
戦いに向けて準備しなければならない。」

と語ったナダル。

ようやく今年のヨーロッパクレーシーズンで実現した世界1位と2位の対決。


ローランギャロス前の大一番は、本当に楽しみな要素がいっぱいありますね!


↓ナダル VS ディミトロフのHotShot


2014年ローマ・マスターズ-ジョコビッチがラオニチを破って5度目の決勝へ!

2014年ローママスターズジョコビッチが決勝へ

2008年、2011年とこのローマで優勝を飾っているジョコビッチが、3度目のローマ・マスターズ制覇に向けてまた一歩前進しました。

準決勝で対戦した第8シードの「ミロ・ラオニチ」に対して、「6-7(5)、7-6(4)、6-3」と逆転での勝利。

ローマでは、5度目となるファイナリストになり、
ツアーで44度目のタイトル獲得を目指し、
「マスターズ1000」の分類では19度目のタイトル獲得を目指します。


「大きな勝利だよ。
だって、明日の決勝も今シーズンの残りだってしっかり戦っていけるという大きな力と信念を自分に与えてくれたから。 ラオニチはハイレベルなプレーヤーだ。特にサーブはね。 リターンゲームではあまりにも自分が無力だと感じたよ。
最後のブレークした瞬間も思い出すことが出来ない。
まったく彼のサーブは読めなかった。」


1stセットは、粘るラオニチにセットを奪われそうになるも、何とかタイブレークまで持ち直しました。
タイブレークでは、完全にジョコビッチの流れで「3-0」とリードします。

しかし、ここからなんとラオニチが6ポイントを連取!
1stセットだけで1時間を軽く越えた戦いは、まずラオニチがセットを取りました。


続く2ndセットは、ブレークを1回ずつ交換した後は、サービスキープが続き、
やはりタイブレークへ。

2ndセットのタイブレークは接戦となりますが、「5-4」からジョコビッチがフォアハンドのウィナーを決めて、「6-4」とし、そのままジョコビッチが「7-4」で逃げ切りました。


最後のセットは、若干集中力が切れたかもしれないラオニチからジョコビッチが2つのブレークを奪い、3時間を超える長いゲームは、ジョコビッチの勝利で決着が付きました。


2014年ジョコビッチ対ラオニチの結果

やはり、ビッグサーバーのラオニチですから、サービスエースの数は半端ないですね。

そして、1stサーブで押していけるので、やはり1stサーブからの得点もラオニチの方が高いのです。


しかし、全体的にボールを拾って、ゲームを組み立てて、チャンスを必ず物にするジョコビッチのタフさが、少しだけラオニチを上回っていたかもしれませんね。

それが、接戦ではありましたが、結果的にジョコビッチの方に流れが傾いた要因のように見えます。


・・しかし・・・


錦織選手と同世代でこれだけ質の高いプレーを見せてくれるとは・・・
ラオニチは、これからもまだまだ強くなっていくでしょうねぇ~。


とにかく、一足先に決勝へと駒を進めたジョコビッチ。

さて、相手はナダルになるのかディミトロフになるのか・・。


いよいよ、今年のローマもエンディングが近づきつつあります!


2014年ローマ・マスターズ-ケガから復帰後のジョコビッチがベスト4へ!

2014年ジョコビッチがベスト4へ

右手首のケガから復帰したジョコビッチが、復帰後最初のこの「ローマ・マスターズ」で見事にベスト4へと勝ち上がりました。

「ダビド・フェレール」相手に、「7-5、4-6、6-3」とフルセットでの勝利。
ジョコビッチ自身、通算5度目となる決勝進出を掛けて、「ミロ・ラオニチ」と対戦します。


「今年のクレーで最もしんどい試合だった。
本当に今回の挑戦を乗り越えることが出来て嬉しい。
ダビドは偉大な相手だから。
彼には多くの尊敬の念を持っているよ。

彼のクレーでの記録がナダルの次に良いということが、どれだけすごいことかみんな分かっている。
今日の勝利が達成感と自信を得る結果となった。」

と語るジョコビッチ。

2時間32分と長い試合を終えたジョコビッチは、41度目となる「マスターズ1000」での準決勝進出となりました。

さて、準決勝の相手は、ランキング10位の「ミロ・ラオニチ」です。


2014年ローマジョコビッチ対ラオニチ

この両者は、ツアーでの対戦が一度もなく、昨年のデビスカップワールドグループ準決勝で対戦したのみとなります。
その時は、クレーコートでしたが、ジョコビッチが勝利を収めています。


ラオニチにとっては、地元である昨年の「ロジャーズ・カップ」に続いて2度目のマスターズ決勝進出を掛けての戦いとなります。


先週のマドリードでは、3回戦で錦織選手に敗れましたが、クレーでも鋭いショットを連発していて、錦織選手も簡単に勝てた相手ではなかったですね。


この大会が終わると、ベスト4に残ったラオニチは、錦織選手を抜いて再びランキングを9位に上げることが確定しています。


どちらに勝敗が転がり込むか予測の出来ないこの戦い。

ジョコビッチが2008年、2011年に続いて、キャリア3度目のローマ制覇となるのか。
はたまた錦織選手と同年代のラオニチが、「マドリードの錦織圭」と同様、再びTop10選手を倒して決勝へと進むのか・・。


注目の試合は、もう間もなく始まります!


2014年ローマ・マスターズ-準決勝進出を決めたナダルはやっぱり不調?!

2014年ナダルがマレーを破る

2011年の楽天オープン以来、久々の対戦となった「ナダル VS マレー」。

この楽天オープンの時は、セットカウント「2-1」でマレーの勝利。
最後のセットは、「6-0」という一方的なゲームでの幕切れとなっていました。


あれから、3年近い月日が経ち、今回は過去7度の優勝を誇るナダルが得意とする大会での対戦となった両者。

最後は接戦となりましたが、「1-6、6-3、7-5」でナダルが逆転で勝利し、準決勝へと無事に到達しました。


クレーコートが得意ではないマレーにしてみたら、やはりナダルとクレーで対戦すること自体不利となるでしょうね。

マレーは過去4度、ナダルとクレーコートで対戦していますが、「この4度の対戦で1セットしか奪えていない」ことを考えると、今回の1stセットの滑り出しは、正に先日のマドリードでの錦織選手と同じように、「何かが違う・・」という雰囲気を会場内にもたらしていました。

1stセットはマレー自身も3度のブレークポイントを握られますが、これをすべて死守し、逆に2度掴んだブレークチャンスはすべて成功し、マレーがあっさりと1stセットを取ってしまうのです。


ナダルにとって調子の良くなかった2011年シーズンでは、先ほども挙げたように楽天オープン決勝で、「0-6」と1ゲームも取れなかった試合がありました。

同じ年の「ツアーファイナル」でもロジャー・フェデラーに「0-6」とやはり1ゲームも取れずに敗戦した試合がありました。


ナダルはそれ以来、今日まで「0-6」でセットを落とした試合はなかったのですが、このマレー戦で、久々に「0-6」を喰らう一歩手前まで来た・・・
ということになります。


しかし一転、2ndセットはナダルが持ち直し、最初のゲームこそナダルのサービスゲームでデュースによる応酬となりましたが、次の第2ゲームでようやくブレークに成功。

このセットは、この唯一のブレークで、「6-3」とセットカウントをタイに戻します。


最終セットは、ゲームカウント「3-2」とマレーリードの第6ゲーム。
ナダルのサービスゲームで、マレーが「40-0」と3度のブレークチャンスを手に入れます。

しかし、ナダルはここから「40-40」のデュースまで何とか戻します。
それでも結局、このゲームは、マレーが見事にブレークに成功。


ゲームカウント「4-2」とマレーがリードし、後2ゲームでマレーが勝利・・と言うところまで来ました。 (後2ゲームって、先週のマドリードの決勝と似たような感じですね・・)


しかし、王者ナダルはここから巻き返します。


次のマレーのサービスゲームをすぐにブレークすると、ゲームカウント「5-5」で第11ゲームはマレーのサービスゲーム。
このゲームをナダルは「ラブゲーム」でブレークに成功します。


最後は、ナダルが締めて、この試合も2時間40分とナダルにとって長い試合の末に勝利を掴んだ、ということになりました。


2014年ナダルVSマレー

クレーコートでは、圧倒的な強さを見せてきたナダルですが、やはりこのマレー戦もだいぶ苦労しましたね。


ナダルが苦労している証として、このローマでは、2005年以来実に9年ぶりとなる、
「3試合連続ファイナルセットまでもつれたゲーム」を演じています。


今年のバルセロナ、マドリードもそうでしたが、ここまでナダルが大会の緒戦でセットを奪われるのは、本当に珍しいことですね。

ローマに至っては、どの年もほとんどストレートで勝ってきただけに、
「やはり不調なのか・・・」
という目も向けられてしまうのでしょう。


ただ、何だかんだ言っても、マドリードからの連戦で、このローマも4強まで来るわけですから、
やはりフィジカルもメンタルも強い選手なんだ、と改めて思わされます。


マレーも、「最後の最後は、身体的な面が相手の方が上だった」
と認めていますしね。


さて、ナダルの次の相手は、若手有望株の「グリゴール・ディミトロフ」となりましたね。

2014年ローマナダルVSディミトロフ

この両者、ナダルが「4勝0敗」とリードしているものの、ディミトロフはナダルとの4度の対戦全てで「セットを1つは取っている」んですね。

ちなみに、先日マドリード・オープン決勝で、錦織選手が1stセットを取りましたが、
それまでの過去6度の対戦で、セットを取ったのは実に2度目。

いかに、ナダルからセットを奪うことが難しいか、ということですが、
ディミトロフは、どの試合も確実に1セットは奪うのです。


そう言った意味では、クレーのナダルを倒しそうな雰囲気を一番持っている選手のように見てきましたが、
ここに来てようやく対戦が実現しました。


今年の全豪オープンで対戦した時もディミトロフが良い試合を見せていましたから、大いに期待をしたいところですね!


2014年ローマ・マスターズ-久しぶりにあの2人が対決!!

2014年のローマ・マスターズはナダルとマレーが久しぶりに顔を合わせます

先週の「マドリード・オープン」で、日本の錦織圭選手と決勝戦を戦った「ラファエル・ナダル」。

今週の「ローマ・マスターズ」でも第1シードとして登場しているナダルが、順当に準々決勝進出を決めましたね。

しかも、相手は、イギリスの「アンディー・マレー」

実に、Big4同士の対戦は、今年3月の「ソニー・オープン」決勝での、「ナダル VS ジョコビッチ」以来となります。

しかも、ナダルとマレーが最後に対戦したのは、「2011年の楽天オープン決勝戦」。
この時は、マレーがナダルを破って、見事に優勝を飾りました。


しかし、最後のクレーコートでの対決となると、同じ2011年の「ローランギャロス」まで遡ります。

この時は、ナダルがストレートでマレーを下しています。


組み合わせの都合などもあり、本当に久しぶりの対戦となったこの両者。
本当に楽しみなカードが、早くも準々決勝で見られることになりましたね。


このローマでもトップシードのナダルは、マドリード決勝の錦織選手との接戦が尾を引いている
・・・・・かどうかは分かりませんが・・・・・
このローマでは初戦から苦しい戦いを強いられています。


初戦の「ジル・シモン」戦は、3時間を超える大接戦。
1stセット、2ndセットと続けてタイブレイクへ突入しました。


そして、続く「ミハイル・ヨージニー」戦も、3時間近い2時間44分の試合となりました。

1stセットを取られ、2ndセットをすぐにブレークされた時には、
“おやおや、またか?”という雰囲気が流れましたが、
セットカウント「2-2」と戻した後は、圧巻でしたね。
11ゲーム中、10ゲームを取り、見事に準々決勝へと駒を進めたわけです。


「素晴らしい試合になるだろうね。
だって、タフな2日間を終えて、世界のベストプレーヤーの1人と対戦するんだから。
彼がプレースタイルを変えたかどうかは分からない。
完璧な試合運びをするだろうけどね。
しかし、僕はまず自分自身に集中しなければならない。」

マレーとの対戦を前に、気合いが入るナダル。
このローマでは、7回の優勝を誇るだけに、自信も覗かせていますね。


先週のマドリードでは、決勝で思わぬ苦戦を強いられたナダル。

このローマでは、第2シードのジョコビッチもケガからの復帰を果たし、
見事に準決勝進出までこぎ着けていますから、順当に行けば
「決勝でジョコビッチと対戦する」ということも考えられます。

もし順当だと、決勝戦は2大会続けて大変な試合となるかもしれませんね。


今年の3月に、ジョコビッチが「インディアンウェルズ」、「ソニー・オープン」と「マスターズ1000」の連続優勝を果たしたように、
昨年2013年の5月は、「マドリード・オープン」、「ローマ・マスターズ」とナダルが連続優勝を果たしています。
そして、今年もまず「マドリード・オープン」のタイトルを獲得しました。

2年連続、5月のマスターズ連続優勝に向けて、まずは大一番となるマレーとの試合をどう攻略するかが、カギとなりそうですね!


2014年ローマ・マスターズ-フェデラーが初戦で敗退!

2014年のローマはフェデラーが初戦敗退

「自分にとって、彼は一番のプレーヤーだ。
普通、プレーするときアイドルは持たないもんだが、私は彼のプレーが本当に好きだ。
だから、自分にとって、今日勝てたのは本当に嬉しい。」


そう語ったのは、現在開催されている「ローマ・マスターズ」で、ロジャー・フェデラーを2回戦で破ったフランスの「ジェレミー・シャーディー」です。


ランキング47位のシャーディーが、「1-6、6-3、7-6」でフェデラーを破り、3回戦へと進出しました。


セットカウント「1-1」で迎えた3rdセットは、ドラマでしたね~。
一旦、フェデラーが「2-4」と劣勢になるも、ここから逆転し、タイブレークへと突入します。

そして、シャーディーがダブルフォルトを犯して、「6-5」とフェデラーがマッチポイントを迎え、次のフェデラーのサービスゲームで誰もがフェデラー勝利を確信したんですが・・・



シャーディーの素晴らしいパッシングショットが決まり、「6-6」の同点となります。

その後、「6-7」となり、シャーディーがこのタイブレークで唯一掴んだマッチポイントをそのまま取り、勝利しました。

「今日は、お互い勝つのに苦労したと思う。
結局、ショットを深く放り込めたかどうかで勝敗が分かれた。
あのパッシングショットは、捉えるのが難しかった。
試合をひっくり返したのは、彼の手柄だよ。」

と、語ったフェデラー。

「マスターズ1000」でも優勝の経験がないこのローマで、今シーズン初めての「初戦敗退」となってしまいました。


一方で、シャーディーは今シーズン、Top10選手を倒したのが初めてとなり、
キャリアで見てもTop10を倒したのは、今回のフェデラーで8人目となりました。


「今日は難しい試合だった。
コンディションが本当に難しく、風も強かった。
1stは自分が悪く、2ndは彼が悪かった。
最後はいい戦いになったけどね。
マッチポイントでは凄いショットが打てたし最終的に勝てた。
ロジャーに勝つための完璧なシナリオだったね。」

と、喜びを隠せないシャーディー。


これで対戦成績は「1勝1敗」。
今年になって、1月の「ブリスベン国際」と今回の「ローマ」とそれぞれハードコート、クレーコートで1回ずつ戦いました。

フェデラーファンであることを公言したシャーディーは、今シーズン1つの大会で2連勝したのはまだ2回目。
2月のブエノスアイレスでの大会以来となります。

そして、3回戦の「イワン・ドディグ」を破って、見事準々決勝へと進出しましたが、残念ながら今シーズン初の準々決勝では、第8シードの「ミロ・ラオニチ」に敗れてしまいました。


唯一キャリアで獲得したタイトルが、クレーコートだったシャーディー。

フランスの若手として期待された彼も、早27歳となりました。
この後の地元「ローランギャロス」に向けて、最近少し元気のないフランス勢の一角として、
今後も良い試合を期待したいですね!