ATP250

2014年深セン・オープン-マレーが2013年ウィンブルドン以来となる栄冠に輝く!

2014年深センオープンマレー吠える

「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」。

日本では「イギリス」と言う通称で呼ばれている国のことです。

その連合国の1つを成すのが、「スコットランド」ですね。

2014年9月にわき上がったスコットランドの連合国からの独立運動は記憶に新しいところでしょう。

「住民投票で独立賛成派が多数ならやむなし」
と、政府が投票結果によっては独立を前もって承認する、という民主主義国家イギリスならではの対応に、世界中の人々がこの住民投票の行く末を見守りました。


実は、この一国家からある州(民族)が独立する流れは、6年前に既に起きているのです。


先の「2014ブラジルサッカーワールドカップ」にある国が出場していたことをご存じでしょうか?


そう、「コソボ」という国ですね。


「ノバク・ジョコビッチ」の故郷、セルビアの自治州の一つであったコソボは、2008年にセルビアからの独立を果たします。
住民の9割以上が「アルバニア系住民」だったこの地区では、セルビアの一部であることが耐えられなかったわけですね。
(※もちろん、このコソボ独立にジョコビッチは関係ありませんが・・(汗))

欧米諸国は、コソボの独立を認めていますが、当事者であるセルビアを始め、国連安保の常任理事国であるロシアや中国は拒否に同調。


国際司法裁判所が「国際法違反に当たらない」という判決を下したので、
徐々にコソボを国家として承認する国が増えてはいるものの、この国際司法裁判所の判断は法的な力を持たず、
「国際的に一国家として認められている国ではない」

というのが現状ですね。


そして、これを前例とし、今年新たに起こった独立運動としては、ロシアとウクライナ間の「クリミア半島」があるわけです。

クリミアの独立に反対する欧米諸国に対し、 「コソボがよくて、なんでクリミアはダメなんだ?!」
とロシアは憤るわけで、この結果は住民の多くがロシア人だったことや、各国の思惑などが絡み、ロシアに編入という形で今のところ収まっています。



・・・・・えぇ~っ、コホン・・。



そのスコットランドの独立運動が起きる1年ちょっと前、イギリス全土は一人のスコットランド人が果たした快挙に酔いしれ、涙しました。


2013年の7月。
ウィンブルドン大会で、イギリスの選手として77年ぶりに優勝を獲得したその男の名は・・・

「アンディー・マレー」


スコットランド出身のマレーは、このウィンブルドンで果たした快挙でイギリスを始め、全世界のテニスファンに感動を届けたのです。


あれから1年3ヶ月。


実は、この間にマレーが獲得したツアータイトルは「0」
昨年のウィンブルドン以降のケガの影響もあり、今年はここまで一つのタイトルも獲得できていなかったのです。

そして、くしくも故郷のスコットランドが「イギリスからの独立をしない」、と決まったその2週間後。
マレーは、遠いアジアの地で、復活のツアータイトルを獲得したのです。


中国の深センで開催されている「深セン・オープン」。
その決勝で、スペインの「トミー・ロブレド」を相手に、「5-7, 7-6(9), 6-1」の逆転勝利。

2ndセットは、タイブレークで「2-6」という、「マレー負けたねぇ~」と誰もが思った所から這い上がってきました。


「今日は、明らかに信じられないほどきつい試合だった。
コンディションもプレーするには辛かったしね。
2ndセットの最後の方は、自分の方がラッキーだった。
必死に戦って、ベストを尽くしたから、おかげで良い方向へと何とか傾いてくれたね。
トミーは素晴らしいプレーを見せていた。
おそらく彼が今日の試合に勝っていてもおかしくないはずだよ。
2ndセットでは彼にチャンスがあったけど、スポーツでは時々こういうことが起きるんだ。
だから自分は終わりまで戦おうと思ったんだ。」

と語ったマレー。

これでキャリア29度目の優勝を獲得し、ツアーファイナルランキングも10位、と
「7年連続ファイナル出場の可能性」
を残したことになりました。


一方、惜しくも準優勝に終わったロブレドは、今シーズンツアー初タイトルまでもう一歩の所でしたね。

7月の「クロアチア・オープン」に続き、今シーズン2度目の準優勝となりました。

「トーナメントで2度目の決勝だけど、いつでも素晴らしい事だよ。
優勝できそうな今日のような試合で、それを手に入れる事は難しいね。
でも、アンディは良いプレーをしていた。
彼は終わりまで、良いプレーをしていたから、この結果がふさわしいと思う。
今回の試合からは学ぶことがあって良い経験になったよ。
試合を続けて、次こそは勝ちたいね。
良い1週間だったし、来週は同じようにプレー出来るように準備したい。」

と語った32歳のベテランのロブレドは、この後「チャイナ・オープン」へと参戦します。


そして、優勝したマレーも同様に、「チャイナ・オープン」へと入りますね。

「大会を通して何とか自分のプレーができて優勝もできたし、今年の終わりまでにまた優勝したいね。」

と語ったマレー。

イギリスの期待を背負ったスコットランド出身の男が、ようやく狼煙を上げたようです!!


↓マレー VS ロブレドのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭がアジア人初のツアーファイナル進出にまた一歩前進!

2014年錦織圭がクアラルンプールでトロフィーを掲げる

錦織選手が、今シーズンのツアー3勝目を手にしました。


対戦相手のフランス人「ジュリアン・ベネトー」にストレート勝利。
セットカウント「7-6(4), 6-4」で見事にトップシードとしての役割を果たしました。


「本当にきついスタートだった。
だって彼はとても攻撃敵にプレーしていたから。
自分のチャンスを待っていた。
ブレークポイントはたくさんあったけど、手に入れられなかった。
最後のゲームでは、彼は少し苦しそうで自分にチャンスが来たと思った。
その後、自分のプレーが良くなって、2ndセットでは彼が少し疲れてきていたように思った。
自分はギアを上げたんだ。
ベストのテニスではなかったけど、こうやって勝てて良かった。」

と語った錦織選手はこれで、今シーズン「44勝目」
シーズン勝利数も「50」が見えてきましたね。


さて、一方のベネトーは、キャリアでツアーファイナルの挑戦が今回で10度目。
残念ながら、またしても敗戦となってしまいました。

しかも、この「マレーシア・オープン」では、2012年から3年連続決勝進出し、3年連続準優勝という少し悲しい結果となってしまいましたね。

「圭はここぞというときにあまりにも良すぎた。
特に1stセットの最後はね。
チャンスはいくつかあったけど、こういう選手達との対戦はチャンスが少ないし、
そのチャンスを物にしなければならないね。」

と試合後に語ったベネトー。
念願のツアー初タイトルは、またしてもお預けとなってしまいました。


さて、錦織選手はこれまで「2008年」、「2012年」、「2013年」とツアー優勝を獲得しているも、
これらの年のそれぞれ獲得タイトル数は「1つずつ」

今年は、これで獲得タイトル数が「3つ」となり、大きく飛躍した年となりましたね。


●優勝
■2月
全米国際インドアテニス選手権(メンフィス/ATP250)

■4月
バルセロナ・オープン(バルセロナ/ATP500)

■9月
マレーシア・オープン(クアラルンプール/ATP250)


●準優勝
■5月
マドリード・オープン(マドリード/マスターズ1000)

■9月
全米オープン(ニューヨーク/グランドスラム)



こう見てみると、今年、錦織選手がファイナリストになった大会は全部で5つあります。
その内、優勝が3回、準優勝が2回。


後は、グレードの大きい大会での優勝が欲しいところでしょうね。

5月のマドリードも先日の全米オープンも後一歩のところで、涙を飲んだわけですが、
これ以降は、マスターズレベルの大会だと
「上海・マスターズ」
「パリ・マスターズ」
の2つが残っています。

そして、この2大会で何とか一定の成績を残すと、
「アジア人初のツアーファイナル出場」
も見えてきますね。


既に、「ノバク・ジョコビッチ」、「ロジャー・フェデラー」、「ラファエル・ナダル」の進出は確定しています。

席は8つですので、残りは5つ。


まずは、マレーシアから日本に戻って、ATP500レベルの「楽天ジャパン・オープン」へ出場となります。


シーズンも終盤戦へと差し掛かり、
Top10選手も複数参加する日本での戦いで、さらなる弾みをつけてもらいましょうかー!


↓錦織 VS ベネトーのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭が初の決勝へ!

2014年マレーシアオープン錦織が歯を食いしばる!

この「マレーシア・オープン」で2011年、2012年と悔しい準決勝敗退に終わってきた錦織選手。

今年は、トップシードとして2年ぶりにこの地に帰ってきたわけですが、
準決勝の対戦も見事な勝利となりましたね。


初対戦のフィンランドのベテラン、「ヤンコ・ニエミネン」でしたが、2ndセットで思わぬ反撃に遭うも、トータル8本のサービスエースと6つのブレークポイントを獲得し、「6-3, 4-6, 6-2」で勝利しました。


「今日はちょっときつかった。
というのも2ndセットで彼がとても良いプレーをしていたから。
たぶん、自分の気が少し緩んだと思う。
2ndセットの最後のゲームで2つ,3つのエラーをした。
もう一度集中して、3rdの最初の2,3ゲームに照準を合わせた。
そうしたらすべてが上手く行って、良い形で終われたし、とても嬉しい。」

と語った錦織選手。

会場内は、錦織選手が「日本でプレーしているようだった。」と感じたように完全に
「ホームグラウンド」
と化していましたね。


「今、圭を倒すのは難しい。」

そう語ったニエミネンは、久々のツアー準決勝の舞台に立ちましたが、残念ながらここで力尽きましたね。

テニス選手としては、珍しい「フィンランド国籍」ですが、Top200圏内を見ても唯一のフィンランド人であるニエミネンも、2ndセットは素晴らしい反撃を見せてくれました。


さぁ、いよいよマレーシア・オープンで初の決勝を戦う錦織選手の相手は、
フランスの「ジュリアン・ベネトー」になりました。


2014年マレーシア錦織とベネトーの成績

錦織選手が17歳、ベネトーが全盛期の頃に1度対戦して錦織選手が敗れてはいるものの、
近年は錦織選手が上回っていますね。


ベネトーは、準決勝で今大会第2シードの「エルネスツ・ガルビス」を「6-4, 6-4」で倒して決勝に進出となりました。

しかも、ベネトーは2012年、2013年に続いて「3年連続決勝進出」となりました。

ただ、残念ながら過去2年は決勝で敗退していますので、今年が「3度目の正直」となるか・・・ですね。


「ここでは良いプレーをしている。
この環境が好きだし、今年はちょっと球足が速いかな。
とても興奮しているし、決勝までプレーできて嬉しい。
タイトルを獲得するチャンスがまたやってきたよ。」

と、語るベネトーは、これまでツアーでタイトルを獲得したことがありません。
キャリアでツアーの決勝には9度チャンスがあったものの、
「決勝では0勝9敗」

と勝てたことがない不運の選手なんですね。


一方、錦織選手はキャリアのここまでで5度のツアータイトルがあり、その内の2つを今年獲得しています。


「ジュリアンは明らかに厳しいプレーヤー。
特にインドアハードではね。
彼はこのトーナメントで良いプレーをしてきた。
彼は本当に危険なプレーヤーだ。
もう一度集中して自分も良い試合をしたい。」

と、今年3つ目のタイトルを見据えて、一戦に臨む錦織選手。


アジアシリーズの開幕で、幸先の良いスタートを切れるかどうか・・・。

クアラルンプールを沸かせてきた錦織選手の大一番はもう間もなくですね!


錦織 VS ニエミネンのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭が貫禄の準決勝進出!

2014年マレーシア・オープン錦織がベスト4へ

初戦を圧倒的強さで勝利した錦織選手は、オーストラリアの「マリンコ・マトセビッチ」との対戦となった準々決勝でも全く相手にプレーをさせませんでしたね。

64分で終えたこの試合は、2セットを通じて、自身のサービスゲームで相手に与えたポイントはわずかに
「10ポイント」だけ。

セットカウントは「6-3,6-0」で完勝となりました。


「彼は良いプレーをしていた。
でも自分も良いプレーができたので、特に2ndセットは彼が少し苦労していたと思う。
自分は前に踏み込めていたし、素早くボールを拾えていた。」

と、貫禄のコメントを残しています。


これで、自身の今シーズンの勝敗を「42勝10敗」とした錦織選手。

準決勝は、初対戦となるフィンランドの「ヤンコ・ニエミネン」となりますね。


今シーズン、このマレーシア・オープンで「3つ目のタイトル獲得」を目指す錦織選手は、2011年と2012年もこのマレーシアで準決勝へ進出するも、
残念ながら敗退しています。

2年ぶりの出場となった今年は、その準決勝まで余裕で勝ち上がってきた感がありますね。


対戦するニエミネンは、準々決勝で、この大会第7シードで出場していた「パブロ・アンドゥハール」を「6-3,6-4」のストレートで破っての勝ち上がりとなっています。

しかも、2ndセットは、「0-4」という劣勢からなんと「6ゲーム連取」しての勝利。

「0-4となった時点でまず1つずつポイントを取っていこうと思った。
また自分の良いプレーが戻ってきたけど、6ゲーム連取できるとは思わなかったね。」

と、目の覚めるような大逆転劇を見せたニエミネンが、今年のツアーでは2月初めのモンペリエで開催された
「オープン・シュ・ド・フランス(ATP250)」
以来となる準決勝へと進んできました。


さて、錦織選手にとっては現在の調子を維持していけば、11月のツアーファイナルに出場できる可能性が
“ぐっ”と高まってきました!

もちろん、ファイナルに出場できると「アジア人テニス選手としては初」となります。

ツアーの最後で、アジア人初の快挙をもう一度見せてくれるのか・・・。


残り2試合、この大会もラストスパートですね!


↓錦織 圭 VS マトセビッチのハイライト動画


2014年マレーシア・オープン-錦織圭がトップシードで出場!

2014年マレーシアオープンは錦織圭が第1シード

今年の「全米オープン」で”ファイナリスト”という称号を得た「錦織 圭」選手。

これから3週間にわたって始まる「アジアシリーズ」で、まずはクアラルンプールで開催される「マレーシア・オープンのトップシード」として登場となりました。

2014年マレーシアオープンドロー表

初戦を免除されている錦織選手は、2回戦でアメリカの「ラジーブ・ラム」と対戦。
2012年の「テニス殿堂選手権(ニューポート)」の大会で、実は一度敗戦している錦織選手。

ツアー2度目の対戦となった今回は、見事に「6-2, 6-3」のストレートで勝利しました。

現在、世界ランキング8位の錦織選手は、今回の勝利で今シーズン「41勝目」
「年間で40勝以上を達成した初めての年」となりました。


このマレーシア・オープンは、「ATP250」という小さい大会ではありますが、
ツアー最終戦の「残り5つの枠」を確保するためにも、この大会は優勝で終わりたいところですね。


この試合、65分で終えた錦織選手は、次の対戦が準々決勝となります。

対戦相手は、日本の添田豪選手・・・・
とはいきませんでしたが、その添田選手を倒したオーストラリアの
「マリンコ・マトセビッチ」
との対戦になります。


2014年マレーシア・オープン錦織の準々決勝

マトセビッチには、今年既に2勝を上げています。
全豪オープンでは、少し苦しめられましたが、トータルでも「4勝0敗」と相性の良い相手となりましたね。

マトセビッチは、初戦で同胞の「ニック・キルギオス」を倒しての勝ち上がりとなっています。
キルギオスと言えば、今年のウィンブルドン4回戦で当時ランキング1位の「ラファエル・ナダル」を破った選手でもあります。

若干19歳と、まだまだ若い選手ですが、このマレーシア・オープンでキャリア初となる
「シード選手」
として登場していました。


そんなキルギオスを破って勝ち上がってきたマトセビッチ相手の準々決勝ですが、
もちろん全米オープンファイナリストとしては、ここで負けるわけにはいきません。
(・・という目で、世界からも見られるようになるんですよねぇ~。小さい大会でも重圧は半端ないんでしょーね(汗))


たった10年前では、ランキング200位圏内にアジア人選手はたったの「5人」しかいなかったのに、
今では、最高となる「18人(内日本人は7人)」


特に、2009年に上海で「マスターズ」が開催されるようになってからというもの、
アジア地域でのテニスのレベルも発展してきましたね。


そのアジアグループを牽引する錦織選手。

まずは、この地で「今年ツアー3勝目」を獲得したいところでしょうね!


2014年ゲリ―・ウェバー・オープン-フェデラーが7度目のチャンピオン!

2014年フェデラーがゲリ―・ウェバー・オープン7度目の優勝

「ロジャー・フェデラー」が今年2度目となるツアータイトルを「ゲリ―・ウェバー・オープン」で達成しましたね。

「ゲリ―・ウェバー・オープン」トータルで見ると、2003年~2006年、2008年、2013年に続いて7度目のタイトル獲得となります。


今回がこの大会「9度目」の決勝戦の舞台となったフェデラーは、
コロンビアの「アレファンドロ・ファリャ」との対戦となりました。


「タイトルが取れて本当に嬉しいよ。
終わりまでスタンディングオベーションをもらいながらプレー出来たし、そのためにプレーしているよ。
今回の自分のプレーには満足している。
一生懸命やってるし、こういったタイトルを獲得するためにツアーを回っている。
準々決勝や準決勝で負けるためではなくね。
過去に獲ってきたすべてのタイトルだって、獲得することを目標にしてきた。
今週はタイトルを獲得するのにふさわしい出来だったと思うよ。」

と語ったフェデラーは、ファリャを「7-6(2)、7-6(3)」とストレートで破り、89分で決着を付けることになりました。

これで、ウィンブルドンの7度のタイトルと合わせて、グラスコートでは「14」のタイトルを重ねたフェデラー。

ここハレでの対戦成績も「46勝5敗」と素晴らしい成績を残すこととなりましたね。


「過去にも、ハレでよくプレーできたときは、いつもウィンブルドンでも良いプレーが出来ていた。
自分の最も成功しているトーナメントの2つだね。
だから、もう一度自分に運が向いてくれることを願うよ。
昨年は、うまくいかなかったけど、そんなことは前に何回もあった。
だから、昔良かった時のように戻れれば、と思っているんだ。」

ウィンブルドンを1週間後に控え、準備を整えたフェデラーは、ツアーで最も獲得しているタイトル数のワン・ツーフィニッシュが、「ウィンブルドン」と今回の「ゲリ―・ウェバー・オープン」となりました。


■フェデラーのツアータイトル数(上位)
・ウィンブルドン(優勝7回/67勝8敗)
・ゲリ―・ウェバー・オープン(優勝7回/46勝5敗)
・ツアーファイナル(優勝6回/44勝11敗)
・ドバイ・デューティー・フリー選手権(優勝6回/42勝5敗)
・全米オープン(優勝5回/67勝9敗)


さぁ、これでツアータイトル数が全部で「79」となり、80は目前となりました。

歴代でも獲得タイトル数が3位のフェデラーは、一つ上の「イワン・レンドル」が持つ「94」を追っています。

キャリアの勝利数も957勝まで来ましたからね~。


タイトル数の増加は中々難しい話ですが、ツアー1000勝の方は今年中に達成できるかもしれませんし、
注目が集まりますね。


さて、一方で敗れたファリャは、1995年以来となるコロンビア人としてのツアータイトル獲得を目指しましたが、残念な結果で終わってしまいました。


「いつも試合で負けることはきついよ。特に決勝だとね。
どうしても勝ちたかった。
でもこの決勝で、ロジャーが相手だと、常にきつかった。

試合は終わったよ。
ベストを尽くしたし、どのポイントも必死だった。
今日のプレーとトーナメント全体には満足しているよ。
グラスコートでのプレーは楽しいね。
このトーナメントでは、いくつもの厳しい試合を勝ったことで、自分に多くの自信をくれた。」

と語ったファリャですが、これで昨年のボゴタの大会に続いて、自身2度目のファイナルへと進出しましたね。

サウスポーからの鋭いサーブは、相手選手を苦しめそうですし、ウィンブルドンでの雪辱を期待したいものです。


さて、実は、フェデラーはダブルスでも決勝へと進出していたのですが、
残念ながら敗退してしまい、自身3度目となる「同一大会でシングルス/ダブルスの両方を制覇」という記録には手が届きませんでした。


でも、フェデラーが語っていたように、今年のウィンブルドンでは、また華麗なプレーを見せてくれそうで、6月23日が非常に待ち遠しいですね!
(ワールドカップと重なる今年は、見る方も大変でっす・・・!)


↓フェデラー VS ファリャのハイライト動画1

↓フェデラー VS ファリャのハイライト動画2

2014年ゲリ―・ウェバー・オープン-フェデラーが9度目のファイナルへ!

2014年ゲリ―・ウェバー・オープンの決勝はフェデラーが最多9度目

残念ながら、日本の錦織選手がグラスコート初の「ロジャー・フェデラー」との戦いを敗戦で終えてしまいました。

フェデラーは、6-3、7-6(4)のストレートで勝利し、

最後はポイントの数え間違いなのか、試合に勝利したことに気付かず、
ベースラインの方まで戻ってしまう、という珍しいハプニングまでありましたね。


これで、ここハレでは9度目のファイナリストになり、7度目のタイトルを目指して決勝を戦うことになります。


錦織選手も、2セット通じて、ブレークされたのは2度だけだったのですが、
やはり芝のフェデラーは簡単ではなかったですね~。


「今週は、ここでかなり良い状態でプレー出来ていることを嬉しく思うよ。
2試合ぐらいでファイナルへ進んでしまったけどね。
準々決勝で不戦勝を得たことがよいことかどうか分からない。
なぜならグラスでの試合が不足してしまうからだ。
だから、錦織のような相手とプレーすることが重要なテストになるんだ。」

と語ったフェデラー。

ウィンブルドンへ向けた調整も兼ねているだけに、Top10レベルの選手との対戦を必要としたのでしょうけれども、
このハレでは、この錦織選手との対戦以外は、すべてTop50前後の選手との対戦になってしまいましたね。


「このトーナメントが大好きさ。
これまで、6度勝ってきた。
だから7度目のタイトルも取りたいんだ。」

と力強く語ったフェデラー。


決勝の相手は、コロンビアの「アレファンドロ・ファリャ」となりました。

2014年フェデラーとファリャの対戦成績

フェデラーの6戦全勝の上、グラスでは4度も対戦しているんですね~。

コロンビアの選手としては、4月のバルセロナ決勝で、錦織選手と対戦した
「サンティアゴ・ヒラルド」に続いて、2人目のツアーファイナリストになりました。


「素晴らしい気分だよ。
自分の2度目の決勝だからとても嬉しい。
自分の目標でもあったから。
どの試合でも多く負けてきて、自分ができることは戦うことだけさ。
だって、今回も1stセットで良いプレーが出来なかった。
彼(コールシュライバー)のプレーは良かったと思う。
でも、自分は戦っていく内に、自分のやり方を見いだしたんだ。」

と語るファリャ。

この大会の初戦を勝利してキャリア100勝を達成したファリャも勢いがありますね。



さて、このファリャとフェデラーは、既にダブルスの準々決勝で対戦していて、このダブルスではフェデラーとパートナーを組む「マルコ・キウディネッリ(スイス)」が勝利しています。


そして、なんとフェデラー組はダブルスでも決勝に進んでいるんです!


今年、同じ大会のシングルス、ダブルスの両方を制覇しているプレーヤーはいませんから、
フェデラーはビッグチャンスを迎えることになりました。

2003年のウィーンと2005年のここハレで、この偉業を達成しているフェデラー。


自身3度目のダブル優勝となるか・・・。
やはりグラスコートのフェデラーからは目が離せませんね!


↓フェデラー VS 錦織のハイライト動画


2014年ゲリ―・ウェバー・オープン-グラスコート初のフェデラーVS錦織圭

2014年錦織圭とフェデラーがグラスで初対戦

今年最初のグラスコートで、早くも楽しみな対戦が実現しましたね!

「ゲリ―・ウェバー・オープン」の準決勝で、「ロジャー・フェデラー VS 錦織圭」のグラスコート初対戦となるビッグマッチが本日行われることになりましたぁ(拍手)

世界中の目が、ワールドカップへと注がれる中、ひっそりと日本のエースがグラスコートで躍進しているのです(笑)


錦織選手は、アメリカの「スティーブ・ジョンソン」に対して「6-1、7-6(4)」と危なげなく勝利し、
フェデラーは、台湾の「ルー・イェンスン」が背中の張りを訴えて棄権を申し出たため、不戦勝で準決勝到達となりました。

錦織VSフェデラーの対戦成績
両者の対戦は、グラスコートでの対戦が初なら、準決勝という舞台での対戦も初となります。


3年前、スイスのバーゼル決勝でフェデラーと初対戦が決まった時には、

“ようやくフェデラーと対戦できるようになったかぁ~”

という感じで見ていましたが、

今では大会のグレードに関わらず、トーナメントを勝ち上がっていくのが当たり前のようになってしまった錦織選手にとって、フェデラーとの対戦もそれほど珍しいものではなくなってしまいましたね。


ただ、昨年のマドリード(クレーコート)、今年のマイアミ(ハードコート)で勝利したときとは、全く別物のグラスコートですからねぇ。


そして、現在までグラスで現役最多となる「124勝」、ハレで6度の優勝とウィンブルドンで7度の優勝を飾っているフェデラーに対して、対戦成績では「2勝1敗」とリードしている錦織選手も簡単には勝たせてもらえないでしょう。


フェデラーは、ルーの棄権により、ダブルス専門のドイツ人選手とエキシビジョンマッチを行って体を慣らしてきました。


ウィンブルドンでも当たる可能性は十分にありますから、その前哨戦としてフェデラーとの対戦を経験できたのは、錦織選手にとってもアドバンテージとなるでしょうね。


4月のバルセロナでクレー初タイトルを獲得した錦織選手。
このハレで、グラス初タイトル獲得に向けて、まずは王者との対戦に臨みます!


2014年ゲリ―・ウェバー・オープン-ナダルが初戦敗退!

2014年ゲリ―・ウェバー・オープンのナダル初戦で敗退

「2014年ゲリ―・ウェバー・オープン-ナダルがダスティン・ブラウンを警戒」でも「ラファエル・ナダル」が言っていたのですが、正にそのとおりとなってしまいましたね~。

ナダルが、警戒していた地元ドイツの「ダスティン・ブラウン」にまさかの初戦敗退を喫してしまいました。


ファースト・セカンドともサーブが200kmを超すビッグサーバーであるブラウンに対して、まさかの「6-4、6-1」のストレート負け。

近年、ナダルはグラスコートに”ツキ”がないような気がしますね~。


「グラスでよいプレーをするために最も大事な事は”試合をすること”だ。
自信を持ってプレーする必要があるし、アジャストしていく必要がある。
アジャストする唯一の方法は試合をすることで、試合に勝つことなんだ。」

と語ったナダル。

不参加だった2009年を除いて、ウィンブルドンでは2006年から2011年まで5回連続でファイナリストになっているナダルにとって、

少しでも前哨戦となるこのハレのグラスコートで感覚を掴みたかったのでしょうけれども、思わぬ休養期間が出来てしまいましたね。


2012年、2013年と初戦敗退で終えているウィンブルドンでの雪辱のためにも、
このハレでの初戦敗退は本当に痛い敗戦となってしまいました。


「このようなプレーヤーに対しては起こりうることさ。
特にこのサーフェスではね。」


ナダルは、とりあえず数日間を地元のマヨルカで過ごし、その後グラスコートにもっとアジャストするために、ロンドンでのエキシビションマッチに出場する考えもあるのだとか。


「キャリア通算700勝目」を掛けて臨んだ戦いでもありましたが、
そのメモリアルタイムは、今月末のロンドンまでお預け・・ということになりました。


さて、思わぬ敗退となったナダル。
ゲリ―・ウェバー・オープンから早めに去ることで、
ウィンブルドンまで長い休養期間ができたことが吉と出るかそれとも凶となるのか・・・

ローランギャロスを制覇したナダルが、自身3度目となるウィンブルドン優勝に向かって準備を始めます!


↓ナダル VS ブラウンのハイライト動画


2014年AEGON選手権-ドロー表と前年覇者のマレーが敗退!

2014年AEGON選手権
※画像をクリックするとマウスのホイールで拡大できる画像が表示されます。


さて、「ゲリ―・ウェバー・オープン」と同じ時期に開催され、「ATP250」の大会グレードにしてはドロー数が56と多い「AEGON選手権」。


今年も、この大会をグラスコートの始まりとしている選手が多くいますが、
なんと、前年覇者でこの大会3度の優勝を経験している地元イギリスの
「アンディ・マレー」が3回戦で敗退する波乱が起きてしまいましたね。


相手は、チェコの「ラデク・シュテパネク」でしたが、7-6(10)、6-2のストレートでシュテパネクの勝利。
ここ2年で久しぶりにTop10選手をシュテパネクが破った試合となりました。


「彼を倒したことは大きな勝利だよ。
ベストなプレーをすると、ベストな結果となる。
今日がまさにそうだったね。
ウィンブルドンやオリンピックでマレーが優勝したこのイングランドの芝でプレー出来ることは素晴らしいよ。」

と語ったシュテパネク。

実に、マレーにとって2012年のウィンブルドン決勝でロジャー・フェデラーに敗れて以来のグラスコートでの土となりましたが、この土をシュテパネクがつけたわけですね。


「1stセットを失った責任はまさに自分自身さ。
どれだけセットポイントがあったのか分からないけど、それらの多くは自分のサーブだった。
このサーフェスでは特に、ああいったセットの落とし方をしてはだめだということだね。」

と語ったマレーは、先月のローマからローランギャロス、そしてこのAEGON選手権とずっとプレーしてきた事もあり、この後何日かは休養に入るようですね。


そして、日曜日のチャリティーマッチに出場後、いよいよ2連覇を掛けて、ウィンブルドンに向けた調整に入るようです。


過去5年のAEGON選手権で3度の優勝を飾り、グラスコートの成績としては、
「ロジャー・フェデラー」の122勝
「レイトン・ヒューイット」の120勝
に続く、現役選手では3番目の勝利数である「73勝」という数字を引っさげて、今回の大会に臨みましたが、残念ながら早すぎる敗退となってしまいました。


足かけ2年半で築いた「グラスコート19連勝」がストップしたマレー。

今年、今だタイトルを獲得できず不調と言われている男の復活がウィンブルドンの舞台になるのかどうか・・・
今年のグラスコートもおもしろくなりそうですね!


↓マレー VS シュテパネクのハイライト動画