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ノバク・ジョコビッチのキャリア600勝に迫る

2014年ジョコビッチパリ優勝で600勝達成!

「パリ・マスターズ優勝」で、見事に「キャリア600勝」を達成したジョコビッチ。

600勝までの道のりは以下の様になります。

【1勝目】  2004年 デビスカップ(vs ラトビア)  VS ジャニス・スクロデリス
【100勝目】 2007年 クロアチア・オープン1回戦  VS パブロ・アンドゥハール
【200勝目】 2009年 インディアンウェルズ2回戦  VS マーティン・ヴァサロ・アルゲーロ
【300勝目】 2010年 シンシナティ・マスターズ2回戦VS ビクター・トロイキ
【400勝目】 2012年 全豪オープン準決勝      VS アンディー・マレー
【500勝目】 2013年 ローランギャロス3回戦    VS グリゴール・ディミトロフ
【600勝目】 2014年 パリ・マスターズ決勝     VS ミロ・ラオニチ


今年600勝を達成した「レイトン・ヒューイット」と「ダビド・フェレール」は共に33歳、32歳と30歳越えの選手。

一方、ジョコビッチは27歳。

ペースの速さはずば抜けています。


ジョコビッチと同じセルビアの若手で、錦織選手と同世代である「ドゥーサン・ラジョビッチ」は、

「ノバクにとって、600勝は素晴らしいタイミングで達成したよ。
だって、子供が生まれてから1週間、そしてファイナルの1週間前なんだから。
加えて、ファイナルを終えてシーズン1位で終われば素晴らしい週になるだろうね。
600勝なんて、自分達の国では誰も達成したことがないし、みんなノバクが新しい記録を作っていくことに慣れてしまっているけれども、こんなに試合に勝てるなんて信じられないことなんだ。
僕たち若手にとっては、もっと一生懸命練習しなければならないと思わせてくれるよね。」

と先輩ジョコビッチについて語っていたようですね。


また、アメリカの名選手だった「ジョン・マッケンロー」は2011年の時に、ジョコビッチを
「我々の歴史の中でも、あの年のノバクが一番じゃないか。断言できる。」
と語っていましたね。

この年のジョコビッチは、年間で70勝を達成
「年間グランドスラム」を達成するんではないか、という勢いでした。

上の一覧からも分かるように、2010年のシンシナティ・マスターズ(8月中旬)~2012年の全豪オープン(1月中旬)まで、わずか1年5ヶ月。
その短期間で、「100勝」を挙げているのですから、やはりこの2011年は驚異的だったという印象なんでしょうねぇ~。

■2011年のジョコビッチのビッグトーナメントで獲得したタイトル

●グランドスラム
・全豪オープン
・ウィンブルドン
・全米オープン


●マスターズ1000
・インディアンウェルズ
・ソニー・オープン
・マドリード・オープン
・ローマ・マスターズ
・ロジャーズ・カップ



・・・勝ちすぎですね(苦笑)


「ナダルが困惑していたよ。
どうしたらよいか分からない、というようなあんなナダルを見たことがなかった。
ローマでのクレーの時もそうだったね。」

と、あの悪童マッケンローも脱帽するほどの2011年のジョコビッチでした。


また、オーストラリアの名選手で、全豪オープンのスタジアム名にもなっている「ロッド・レーバー」は、

「堅いコートでのあのスライディングは芸術だ。
あれは私を驚愕させた。
私だったら、あっという間に捻挫するよ。」

と語っていたことがありましたね。


そして、スペインのベテラン、「トミー・ロブレド」は、

「自分がベストなプレーをしなければ、確実にやられる。
自分のプレーがベストだったとしても、ノバクのプレーが素晴らしければ、
やっぱりやられる。」

という名言を残しています。


多くの選手そしてファンから、そのプレースタイルと人柄で羨望のまなざしを受けるジョコビッチ。

「ロジャー・フェデラー」や「ラファエル・ナダル」が残してきた数々の記録や記憶の中に、
このジョコビッチも当然のごとく加わってくるのであろう、という事を改めて感じさせてくれました。



そんな今年のパリでの決勝。
ジョコビッチにとっては、「通過点」であろう「600勝」達成の瞬間となりました。

ロシアの元ランク3位-ニコライ・ダビデンコが引退!

2014-10-20_1

元世界ランク3位まで登り詰めたロシアのスター選手、
「ニコライ・ダビデンコ」
が引退を決意しましたね。


「上海マスターズ」、そしてその1ヶ月後の「ツアーファイナル」で優勝した2009年は、素晴らしいシーズンを送っていましたが、近年はケガに泣かされたシーズンを送っていました。

「ツアーで21勝もできた。
そこには、3つのマスターズ優勝やファイナルでの優勝も含まれている。
グランドスラムで一度も勝てなかったことやランキング1位になれなかったことに、後悔はないよ。
何年もTop10選手としてやれたんだから。」

ここ何年かは、「Big4」に支配されてきたマスターズで「マイアミ」、「上海」、「パリ」と3つを制覇した経験のあるダビデンコでも、2011年のミュンヘンの大会を最後に、ツアー優勝からは遠ざかってしまいましたね。

ケガの多かった体でしたが、体格はロシア人としては珍しく小さな体でした。
日本の錦織選手と同じような体格でしたから、体の小さな選手達にしてみると非常に励みになったのではないでしょうかね~。


錦織選手との対戦も2012年に2度ありましたが、晩年となっていたダビデンコは、結局錦織選手に2敗という成績で終わっていました。

「今年のローランギャロスの初戦で敗退して、引退を決めたよ。」

そう語ったダビデンコは、その初戦であった「ロビン・ハーセ」との試合以降、ツアーには参加していません。

つまり、この試合が現役で最後の試合、となったわけですね。


昔の自分のプレーができなくなり、復活できると信じ、練習を重ねながらも、
もう一方では”もう十分やったろ・・。”という気持ちになった、というダビデンコ。


33歳という年齢は、30歳を超えた現役選手達の顔ぶれを見ても、まだまだ”やれる”年代ではあると思いますが、
また一人、ベテランの味のある選手がコートを去ってしまうのは、本当に寂しい限りですね。


引退後は、テニスには関わらず、国内外でビジネスをしたい、
と語ったダビデンコ。


いつの日か、コートのボックス席で彼の姿を見られる日が来ることを願ってやみません。


トミー・ハースが今後のツアーをすべて欠場

トミー・ハースが2014年の残りをすべて欠場

現在の世界ランキングTop100の中で、この人が最年長になります。

ドイツの「トミー・ハース」。
実に、現在36歳のシーズンを送っています。


ハースは、元は世界ランク2位まで上りつめた実力者です。
とは言ってもそれも2002年のことですので、かれこれ12年前まで遡りますね。

2000年のシドニー五輪で銀メダルを獲得したのが若干22歳の時。
その翌年2001年には、現在なくなってしまった「シュトゥットガルト・オープン」で獲得したタイトルが、ハース唯一の「マスターズ1000」でのタイトルとなります。

そして、2002年で自己最高のランキング2位へ上昇。


そこから、Top10選手として活躍していましたが、度重なるケガと手術を繰り返し、
2004年にはTop1000からも消え、2011年にも一時、ランキングから姿を消してしまいました。

この2011年に何とか復帰を果たすも、この時のランキングはなんと900位前後!


かつての栄光からは程遠い場所をうろつくことになってしまいましたね。

そして2012年。

ハースも年齢を重ね34歳でのシーズンを送っていました。

何とか、この年に200位ぐらいまで順位を戻したものの、もうTop10付近には戻って来られないだろう、
と思われていました。


・・・ところが・・・


この年、6月のハレ(ゲリ―・ウェバー・オープン)の決勝で、「ロジャー・フェデラー」を破り、ツアー3年ぶりとなるタイトルを獲得すると、

1ヶ月後のハンブルク、ワシントンと続けてファイナリストになり、「グラスコート」、「クレーコート」、「ハードコート」とどのサーフェスでも力強いプレーを披露し、見事に復活を遂げることになったのです。


この年始めのランキングが205位。
そこから、あっという間に順位を上げ、シーズンが終わる頃には20位まで上昇。
年間で180も順位を上げる結果となりました。

そして、現在はTop20を維持しているという、正に「ミスター・リカバリー」ですね(笑)。


さて、そんな何度も復活を果たしてきたハースですが、残念ながら2014年の残りのシーズンをまたまた棒に振ってしまうことが確実となったようですね。


前にも痛めた右肩の故障ということですが、「ローランギャロス」の初戦をリードシながらも棄権し、「ゲリ―・ウェバー・オープン」を欠場していましたから、やはり相当に痛みがあったようですね。


「今年初めから苦労してきたし、試合の欠場も余儀なくされた。
それは気分のいいものでないよ。
先週、パリが終わった後にMRIを受けた。
なぜなら肩に再び重大な事があったからだ。
不運にも、すでに治ったと思っていたが、肩の腱が再び悪化した。」

と語ったハース。
今後は、手術からリハビリを行っていくそうですが、現役生活はまだまだ諦めない!
ということのようです。


「長期間、悪い方向に進んでいくことになるが、この場所へまた戻ってきたい。
復帰に向け準備をするし、自分の思っている引き際で終わりたい。
そのためにできることはなんでもするつもりさ。」

とりあえずリハビリの一環として、右利きのハースが、左手でラケットを握って体を動かしていくようですね。

右手が少しづつ使えるようになるまで、3,4ヶ月。
コートに復帰できるまで早くても8ヶ月ぐらいを見込んでいるハース。


2015年には復帰したい考えを明かしていますが、来年はもう37歳ですからね。
この人ほど、ケガに泣かされながら見事に復活して来た人はいませんから。

今回もしっかり治療してもらって、来年の復帰を待ちたいところですね。


準決勝でフェデラーに敗れた2009年のウィンブルドンを始め、これまでグランドスラムで4度、準決勝に進んでいるハース。

どんなスポーツでも、年を重ねながら第一線で活躍を見せる選手を
「レジェンド」
と呼ぶようになりますが、

「記録でレジェンド」と言われるフェデラーもさることながら、
このハースもやはり「レジェンド」と呼ぶにふさわしい選手かもしれませんね!


テニス大国スペインが抱える選手層の未来

スペイン人テニス選手の層の今後は?

2014年のローランギャロスは、スペインのNo.1テニスプレーヤーである「ラファエル・ナダル」が、
史上初の「大会5連覇」、前人未踏である「一つのグランドスラム大会で9度目」のチャンピオンとなりました。


昨年のこの大会は、8強までにスペイン人選手が3人残った上、決勝戦は
「ラファエル・ナダル VS ダビド・フェレール」
というスペイン人選手同士の対戦となり、国としてもその強さを十分発揮する結果となりました。


今年は16強で4人の選手が残り、昨年の決勝カードであるナダルとフェレールが準々決勝で早くも対戦するという不運もありましたが、特にこのヨーロッパクレーシーズンでは、スペイン人選手の強さが目立ちますね。


現在、スペインの男子テニス選手は、Top100に13人もの選手がいます。
実に、10人に1人はスペインの選手と言うことになります。


■男子スペイン人選手(2014年6月10日現在)

1位 ラファエル・ナダル (28歳)
7位 ダビド・フェレール (32歳)
22位 トミー・ロブレド (32歳)
23位 フェルナンド・ベルダスコ (30歳)
25位 ニコラス・アルマグロ (28歳)
28位 ロベルト・バウティスタ=アグ (26歳)
29位 フェリシアーノ・ロペス (32歳)
30位 マルセル・グラノーラス (28歳)
31位 ギエルモ・ガルシア=ロペス (31歳)
73位 パブロ・カレノ=ブスタ (22歳)
80位 パブロ・アンドゥハル (28歳)
87位 ペレ・リバ (26歳)
99位 ダニエル・ヒメノ=トラベール (28歳)


とりあえず、年齢も一緒に書いてみたのですが、こう見てみると非常に熟したベテランが多いことがよく分かりますね。

26歳未満の選手となると22歳の「パブロ・カレノ=ブスタ」ただ一人。

しかし、22歳の時にはすでに世界ランキング1位に到達していたナダルとしては、
やはり若い世代の伸び悩みも気になっているようです。

「パブロは良いレベルのテニスをするしとてもいいヤツだ。
彼とはとても仲良くやっているし、彼がベストを出せることを願っているよ。
でも彼は何歳だっけ?22?
18ではないんだよね。
彼の前には長い道のりが広がっているがもう22だ。
僕らに続く次世代なんだろうが、まだそういったレベルには到達していないね。」

と、19歳でこのローランギャロスを制覇したナダルにとっては、22歳でまだ下の方でくすぶっている若手選手にやきもきしている様子が分かりますね。

トップまで上り詰めることが難しいテニスの世界において、これからプロを目指す若手選手達に、
ナダルはもっとジュニア部門で腕を磨け、と言っているようです。


日本の「錦織圭」
カナダの「ミロ・ラオニチ」
ブルガリアの「グリゴール・ディミトロフ」
ラトビアの「エルネスツ・ガルビス」
ウクライナの「アレクサンドル・ドルゴポロフ」

など、その国のTopとして活躍している選手がほとんど1人しかいない状態の各国においても、
現在活躍しているこれらの世代は皆25歳もしくはそれより下ですから。

ナダルが自国を憂う気持ちも分かりますね。


ナダルは、今年のローランギャロスの間に28歳になりました。
そして、2番手のフェレールは、32歳。

Top100の13人中、なんと28歳以上の選手が10人もいるという次世代が中々出てこないのがスペインの悩みどころとなっています。


さらに女子に至っては、Top100に4人しかスペインの選手はいません。
今年のローランギャロス、第1シードで優勝候補筆頭だった「セリーナ・ウィリアムズ」を倒した、
20歳の「ガルビン・ムグルザ」がスペイン女子では期待の若手選手となります。


しかし・・・。


このムグルザは、今年の11月頃までに、現在の国籍であるスペインか、
彼女の生まれ故郷で母親の故郷である「ベネズエラ」を選ぶかの決断を迫られることになります。

このムグルザは、近い将来間違いなくTop10に入ってくる、と言われている逸材なだけに、
テニス大国スペインとしては、ムグルザの国籍選択は、非常に重要な問題となってくるわけです。



さてさて、日本だって当然人ごとではなく、Top10に食い込んできた錦織選手に続く選手が中々出てこないのが現状です。

後、数年経って、錦織選手が熟したベテランになった時に、世界を”あっ”と言わせるような、
そんな選手が登場しているかどうか・・・

それにはやはり、地上波の無料チャンネルで放送される大会がもっと増えて、
日本でのファン層を増やしていくことも重要なのではないかな、と思う今日この頃ですね。


グラスコートシーズン-現役選手の勝敗とサーブアンドボレー

グラスコートの記録色々

本日、ローランギャロスでは、「ラファエル・ナダル」と「ノバク・ジョコビッチ」による決勝戦が行われますね。

今シーズンのヨーロッパクレーシーズン最大の見所ではあるんですが・・・、
「ゲリ―・ウェバー・オープン」のドローも発表されたことですし、
ここではグラスコートについて少し見てみようと思います。


現役選手の中で、「グラスコート」と言えばやはり「ロジャー・フェデラー」が挙げられるでしょう。

グラスコートで開催される大会数は、芝のメンテナンス等の影響で、2014年現在「6」と極端に少なく、その中でもグランドスラムである「ウィンブルドン」を除くとすべての大会が「ATP250」というグレードの低い大会となります。


2015年から、毎年7月上旬に開催される「メルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト)」が現在のクレーコートからグラスコートに変更される予定ですが、それでも年間で7つの大会しかない中、

フェデラーは、通算で「122勝18敗」という驚異的な数字を残しています。


また、グラスコートで獲得したタイトルは全部で13。
これも歴代1位の数字ですが、「ウィンブルドン」で7、「ゲリ―・ウェバー・オープン」で6と2つの大会だけでこれだけのタイトルを獲得しているのです。


もう一人は、2002年のウィンブルドンを制覇している「レイトン・ヒューイット」ですね。

キャリア通算7度のグラスコートタイトルを獲得しているヒューイットは、2010年の「ゲリ―・ウェバー・オープン」でタイトルを獲得して以来、グラスタイトルからは遠ざかっていますが、 キャリア通算「120勝36敗」と、フェデラーと同様、現役選手では数少ない「グラスコートで100勝以上」している選手です。


最後は、ウィンブルドンでは地元の大声援が味方になるイギリスの「アンディ・マレー」ですね。

2013年のウィンブルドンで悲願の覇者となり、地元イギリス人選手として77年ぶりのタイトルを獲得したのは記憶に新しいところですが、他にも地元イギリスで開催される「エイゴン選手権」で4度のタイトルを獲得しています。


キャリアの勝敗は、「73勝14敗」ですが、

2012年のウィンブルドン決勝で悔しい敗戦を経験した後のマレーは、
「2012年ロンドンオリンピック」、「2013年エイゴン選手権」、「2013年ウィンブルドン」とすべて優勝を飾り、現在グラスコートでは「18連勝中」と勢いに乗っていますね。


“ヨーロッパのクレーシーズンからグラスシーズンへの遷移は難しい”と多くの選手が語る中、
2012年の全米オープンを最後に引退し、かつてウィンブルドンで3度のファイナリストになっている「アンディ・ロディック」は、
「成功するには”武器”が必要さ。
自分がグラスの方を好いていた理由は、グラスコートだと自分の思うようなプレーが自然に反映されるんだ。
でもクレーだといつも自分のプレーと向き合いながら戦っている感じがしていたね。」

と、むしろ、グラスコートの方が対応しやすかった、と話しています。



そんなグラスコートは、球足が伸びて、バウンドが変化しやすいこともあって、
コートのベースラインでプレーするよりも、サーブ時にサーブを打ったらそのままネットまで出てくる「サーブアンドボレー」でプレーするスタイルが主流でしたが、ここ10年近くでほとんど見なくなりました。

昨年2013年のウィンブルドンで、ロジャー・フェデラーを倒した「セルギ―・スタコフスキー」と言う選手が戦略としてサーブアンドボレーを多用しましたが、これも”久々にしつこくネットに出てくるなぁ”という印象を持ちましたからね。

OBの中には、「現在の試合では、サーブアンドボレーは必要ない」と言う人と、
「今の選手達は、サーブアンドボレーのレベルが低いからやらないのだ」と言う人がいます。

ネットの高さよりも下の位置で効果的なボレーをできる選手がいない、ということのようですね。

つまり、ネットの高さかそれより高い位置でないとボレーが出来ない選手が多くなったため、率先してネットに出てこなくなった、ということです。


まぁ、見ている方としては単調になりやすいサーブアンドボレーよりもベースラインでの打ち合いの方が楽しめますしね。

ウィンブルドンでサーブアンドボレーを多用していた「ピート・サンプラス」は、サーブではなく、サーブのリターンに重きをおいていたようです。


「芝の上で良く動けるのが良い選手だ。」

というサンプラスの言葉通り、自分がリターンショットの時にどうやって動けるか・・・。


そんなサーブアンドボレーを見なくなってから何年もの時が流れ、芝の王者であるフェデラーが、今年はどういったプレーを見せてくれるのか・・・。

マレーはウィンブルドン2連覇を達成できるのか・・・


1ヶ月間のグラスコートシーズンが今年も始まります!


「Google Glass」を装着!フェデラーの目線でコート上を見る!



「フェデラーは、コート上でこういう風にボールを見ているのかぁ・・!」
と思わず一緒にボールを追いかけそうになるぐらい、リアルな風景を映し出してくれるのが、

「Google Glass」

ですね。


このGoogle Glass越しにコート上を見ていると、見ている側がプレーヤーの目線で映像を見ることが出来るので、
“頭の動き”、”目の動き”を見る練習用の動画としても撮影できそうです。


「この動画の撮影は本当におもしろいね。
このアングルでテニスを見るなんてそうそうできることじゃないよ。
ファンのみんながこの新しいアングルを楽しめると良いね。」

と、実際にGoogle Glassを装着したフェデラー。


動画では、フェデラーと、フェデラーのコーチであるステファン・エドバーグのラリーの様子を映し出しています。


「Google Glass」には、デジタルカメラの機能の他に、GB単位のストレージやBluetooth、Wi-Fiなどのネットワーク機能も備えていますので、撮影した静止画や動画をすぐにオンライン上にアップして共有することができるんですね。


カリフォルニアのマウンテンビューを訪れたフェデラーとGoogleのコラボレーションで今回の撮影が敢行されたようですが、テニスだけに限らず色々なスポーツでこのGoogleメガネを使って撮影された動画を見ることが出来ると、違った視点でスポーツを観ることができるようになるかもしれませんね。


グリゴール・ディミトロフが最も人気あるスポーツアスリートの1人に選ばれる!

2014-05-21_8

世界ランキング12位まで上昇してきたブルガリアの「グリゴール・ディミトロフ」。

「SportsPro」が選ぶ「市場性のある人気アスリート【50人】」の中で、堂々の「5位」にランクされましたね!


ちなみに、Top5は、

1位—–ルイス・ハミルトン(F1)
2位—–ヴィラット・コーリ(クリケット)
3位—–ロバート・グリフィンⅢ世(アメリカンフットボール)
4位—-クリスティアーノ・ロナウド(サッカー)
5位—-グリゴール・ディミトロフ(テニス)

となっていますね。

日本では、中々ニュースになりづらい「クリケット」のインド人選手が2位となっています。


また、男女のテニスアスリートでは、

10位—–スローン・スティーブンス
13位—–ウージニー・ブシャール
15位—–ノバク・ジョコビッチ
21位—–アンディ・マレー
31位—–ビクトリア・アザレンカ
48位—–キャロライン・ウォズニアキ

と、女子選手が4人、男子選手が2人、ランクインしています。


ちなみに、日本人は、というと・・・・・

34位—–佐藤真美(パラリンピック陸上)
45位—–田中将大(メジャーリーグベースボール)

の2人がランクインしましたね。


「若さ、タレント性、ルックス、そして世界的に有名なスポーツで長く輝ける新しいスターを捜していた。 ディミトロフはブランド力のある市場の星となるためのすべての要因を持っているよ。」 と、SportProの担当に、今後も市場での人気について太鼓判を押されたディミトロフ。

加えて、マスターズ初の準決勝進出を果たした、イタリアのローマでは、
「the Most Stylish Player of 2014」
を獲得しました。

2012年に「ラファエル・ナダル」
2013年に「ノバク・ジョコビッチ」
とBig4が続けて獲得していたこの賞を今年は、若きスター候補のディミトロフが獲得したわけですね。


錦織選手やラオニチと並ぶ、同世代の注目選手であるディミトロフが、今回立て続けに各賞を獲得しました。

現在、
ラオニチ——9位
錦織———-10位
ディミトロフ—12位

とランキングも拮抗してきましたからねぇ~。
次世代の三羽ガラス(古っ!)となるか。


ローランギャロスに錦織選手が戻ってくれば、この3人はまたトーナメントを面白くしてくれるでしょうね!


【SportsPro―MostMarketable】はこちら

フェデラーがローマ国際から復帰する可能性も示唆!

2014年フェデラーがローマから早期復帰か

先日、5月6日に新たな双子が誕生した「ロジャー・フェデラー」。

フェデラーが、もしかすると「ローマ国際」から復帰できる可能性を示唆しました。


ローマに関しては、家族の意向もあるようですが、当初噂されていた
「ローランギャロスの欠場」

は、完全になくなったようです!


もちろん、「お子さんの生まれるタイミングによって、ローランギャロスを欠場するかも」
という発表でしたから、こればかりは見ている方がどうのこうの言えることではありませんでした。

しかし、赤ちゃん誕生が”マドリード・オープンの間”という5月上旬だったことも幸いして、
5月下旬のツアー復帰は何も問題ない、という判断になったのでしょう。


やはり、フェデラーの偉大な記録でもある
「58回連続グランドスラム出場」
が途切れるかどうか・・・は、ファンにとっては非常に気になるところでした。

もし欠場であれば”あぁぁぁ・・(泣)”と大きなため息が出る程、ただただ残念な思いをしたかもしれませんね。

(フェデラーは、2000年の全豪オープンから2014年の全豪オープンまですべてのグランドスラムに出場しています。)

なお、ローランギャロスに関しては、1999年も出場していますから、
今年出場が決まれば、「16年連続出場」となるわけです。


2009年に唯一、ローランギャロスのタイトルを獲得したフェデラーは、
その時に、キャリアグランドスラムを達成しました。


あれから、5年。
まだまだ一線で活躍するフェデラーの姿がパリで見られるのは、
ファンとしても嬉しい限りです!


フェデラーが2014年のマドリード・オープン欠場と双子誕生を発表!

フェデラー家に新たな双子誕生

「フェデラー家に新たな双子が誕生!」


・・・・・えっ、また??!!


と思った方も多いのではないでしょうか。


なんと、現在4歳になる双子姉妹に続いて、今回誕生したベイビーも双子だったようですね!!


ジョコビッチの夫人であるエレナさんも懐妊しましたし、おめでたラッシュが続いています。
(「ジョコビッチがパパになる!!」)

今回フェデラー家に誕生した双子の赤ちゃんは、兄弟ということですから、
“ひょっとして、男子、女子でダブルスが組めるのではないか・・いやっ待てよ混合も2組作れる・・”
とか何とか、早くも余計なお世話を振りまいてしまいそうですね。


元NBAプレーヤーの「マイケル・ジョーダン」など、これまでもスポーツ選手のご子息に
“双子誕生”
というのは結構ありましたが、2組の双子を授かったプロスポーツ選手って非常に珍しいと思いまね(・・っていうか今までいるのかな??)。




名前は、「レオ君」と「レニー君」。

両親の血を考えれば、当然・・・
と考えそうですが、まずは元気に育ってほしいものですね。


そして、「テニス界の双子」と言えば、アメリカ人最強コンビもリツイートしていました!




↓さらにトマス・ベルディヒのお祝いツイートも


先日、女子テニスでイギリス人No.1だった、
「エレナ・バンタッチャ選手」
が癌により、30歳という若さで亡くなったという訃報が入ったばかりでしたしね・・・・。

今回、フェデラー家に新しく誕生した命の話題で、少しでもまたマドリードのテニスコートに明るさが戻ることを願いたいものです。


・・ということで、残念ながら今回のマドリード・オープンは、第4シードで出場予定だったフェデラーが欠場となりました。

ただ、時期によっては「全仏オープンを欠場するかも」というニュースも流れていただけに、
不謹慎ながら、”ちょっと早めにマドリードの欠場で済んで良かったなぁ。。。”
などと思ったり。

フェデラーも
「I’ll be training near my home, and am excited to rejoin the Tour soon!」
(すぐにツアーに戻れると楽しみにしています!)

と語っていますから、早ければ次の「ローマ国際」から復帰できる可能性もありますね。


フェデラーは、昨年のマドリードの3回戦で、「錦織圭」選手に敗れていますから、
今回の欠場で、ポイントも「90pt」を失うだけで済みますし。

やはり、フェデラーにはできるだけ長くトップ選手の位置にいてほしいですからねぇ・・。


これで、Top5の内、「ノバク・ジョコビッチ」、「ロジャー・フェデラー」の欠場、
そして「スタニスラス・ワウリンカ」が早くも初戦敗退となり、少し慌ただしい感じのするマドリード・オープンとなっています。



でも、この状況って・・・・
順当に3回戦に進んだ日本のエースにとっては追い風となりそうですな(笑)


【データ】好調ワウリンカの今シーズン戦績を振り返る!

モンテカルロのフェデラーとワウリンカ

■今シーズンここまでのTop10選手に対する勝敗 モンテカルロ・マスターズを”優勝”で終えた現在ランキング3位の「スタニスラス・ワウリンカ」が、今シーズンワウリンカだけとなる「ツアー3勝」を引っさげ、5月4日からの「ムチュア・マドリードオープン」へと出場します。


今シーズンのワウリンカは、ここまで「Top10選手」に対して6度の対戦があり、
なんとすべての戦いを勝利しています。


ワウリンカがTop10選手に対して6連勝中!

ちなみに同じく6勝を上げているのが「ロジャー・フェデラー」になります。

フェデラーがTop10選手に対して6勝3敗

しかし、フェデラーは、同じくTop10選手にも3度敗れています。


同じように、ジョコビッチもTop10選手に対して「3勝3敗」というように、勝ってもいるが敗れてもいることを見れば、ここまでのワウリンカが快進撃を続けている、ということがよく分かりますね。


実は、モンテカルロまでに参加した大会までで、「Top10の選手に対して無敗」というのは、これまでの記録にもあったことです。

ここ何年かでは、2011年のジョコビッチが「8勝0敗」で5月のマドリードを迎えています。



■[史上7人目]と[史上6人目]となったワウリンカ

ワウリンカは、これまで2013年まで「グランドスラム」も「マスターズ1000」もタイトルを獲得したことがありませんでした。

今年は、この大きな大会で2つも初優勝を成し遂げたわけですが、「マスターズ1000」のタイトルを1度も取っていない選手が、先に「グランドスラムを制覇した」というのは、ワウリンカで7人目となるようですね。


この珍しい形で6人目となったのは、オーストラリアの元ランキング1位の「レイトン・ヒューイット」で、まず2001年に「U.Sオープン」を制覇して、翌年2002年の「インディアンウェルズ」を制覇しています。


また、グランドスラムの初制覇とインディアンウェルズの初制覇を同じ年に両方成し遂げた選手は、ワウリンカで6人目となります。

この5人目となった選手は、「ラファエル・ナダル」でグランドスラム初制覇となった2005年の「ローランギャロス」と、その1ヶ月前の「モンテカルロ・マスターズ」でマスターズ1000初制覇と同じ年に達成しているのです。


ナダルは、この2005年の時で19歳!

ここから王者への階段を上り始めたわけですね(笑)


ワウリンカは、現在29歳ですから遅咲きではあります。
「ずっとフェデラーの次のスイス人」

という扱いでしたが、今年は正に

「フェデラーの前のスイス人」
として奮闘していますね。


5月にはクレーの大きな大会が3つも続いていきます。


モンテカルロでは、クレーの王者であるナダルと戦うことがなかったワウリンカ。
5月には、ナダルをクレーで倒すワウリンカの姿が見られるかもしれません!