ルールのお話し

バースデーに放った・・・・・三重殺?!

4月22日は北海道日本ハムファイターズの中田翔選手の誕生日でした(拍手)。

25歳となった彼も、ファーターズの4番バッターとして3年目のシーズンを迎えることになったのです。


ホームランバッター故、自分でバースデーアーチを放って祝福したい・・・
ところでしたが、何と放たれた打球は良い当たりのセンターライナー。

そこから完成されたのはなんと・・・「トリプルプレー」でした!


4月22日に行われた東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズ VS 福岡ソフトバンクホークスの試合。

3回裏のファイターズの攻撃。
3番バッターである二刀流大谷選手のタイムリーヒットで先制したファイターズは、なおも1、3塁と追加点のチャンス。

ここで、打席に立ったのが4番の中田翔選手です。


今シーズンホームラン5本を放っている中田選手は、当然6本目、7本目をこの自分の誕生日に狙っていたでしょう。

ソフトバンクホークスの先発投手であるスタンリッジの初球、タイムリーを打たれたスタンリッジの初球を狙っていましたね~。

打球は一直線にセンターへ。

「よしっ、タッチアップでもう1点!」と思いきや・・・・・



なんとタッチアップでスタートした3塁走者の西川選手がホームでタッチアウト。
これでダブルプレー。


そして、センターから直接ホームへボールが送られたのを見た一塁走者の大谷選手が1塁から2塁へタッチアップ。

ソフトバンクホークスのキャッチャー、細川選手が2塁へ送球してタッチアウト。
なんとトリプルプレーが完成してしまいました。




ソフトバンクホークスがトリプルプレーを完成させたのは、もう15年も前のこと。
現秋山幸二監督が現役でライトを守っていたときにトリプルプレーを完成させています。




本来なら、このセンターへの当たりと3塁ランナーの西川選手の足を考えるとホームはセーフになる確率が高いのですが、まぁ何と言うかホークスのセンター柳田選手の肩が凄すぎましたね。


残念ながら、この日ホームランどころかヒットも出なかった中田選手。

バースデーは毎年やって来ます!!

とりあえず、来年のアーチを期待しましょうか(笑)


ちなみにトリプルプレーって、プロ野球やMLBでも結構見ることができるんですね。

一番トリプルプレーが完成しやすいパターンは、やはり
「ノーアウトランナー1・2塁でサードベース付近のサードゴロで、5-4-3のトリプルプレー」 ですねぇ。

あっ、「5-4-3」というのは、
サードゴロをさばいた三塁手がそのまま3塁を踏んで、2塁ランナーがアウトになってまず1アウト。
2塁ベースカバーに入ったセカンドに送球して、1累ランナーがアウト。
そこから1塁に送球して、バッターランナーがアウト。

と、ボールが送られる場所を指すものです。


攻撃側としては、もうどうにもならないトリプルプレーの形です(笑)


対して、今回のファイターズが喰らったトリプルプレーは、
ボールインプレーで、ランナーが”フォースの状態”ではなかったわけですね。

つまり、ランナーが強制的に今いる塁から次の塁に追い出される物ではなかった、
ということです。

もし、3塁ランナーがタッチアップしなければ・・
もし、1塁ランナーがタッチアップしなければ・・

これらのランナーは「強制的に走らなければならなかったものではなかった」のです。


当然、3塁ランナーの西川選手は、自分の足に自信があったことに加え、
チームの4番が放った外野フライで何が何でも、”中田選手に打点を付けさせたい”と言う思いもあって、
走っているでしょう。


大谷選手もプレーの流れで”2塁に行ける”
と判断して行ったプレーなので、決して間違っていると言うわけではありません。


しかし、結果的にこれが「トリプルプレー」となり、
流れがホークスに傾き、この日のゲームもファイターズは落としてしまった・・
ということになったわけですね。


まぁ、そんなこんなで色んな形があるトリプルプレーをまとめた動画がありましたので下に載せておきますね(懐かしい選手がいっぱい!)↓


タイムが見えない!

夏と言えば、そう・・・
球児の夏、高校野球(長嶋美奈さん風に)。


この高校野球ではプロと違って普段あまりお目に掛かれないようなプレーを見ることが
できます。

昨年は漫画「ドカベン」にも出てくる「ルールブックの盲点」が話題になりました。
そして、今年はプレー中以外のボールが侵入することによりタイムを掛けた線審に
主審が気づかず、「プレーがやり直しになる」ということがありました。


延岡学園と富山第一の試合、9回表の富山第一の攻撃。
延岡学園が1死1,3塁のピンチをダブルプレーで切り抜けた直後、
「今のプレーはなかったことにする」
と言われてしまったのですから・・・
そりゃ、せつないですよね(T_T)


しかし、このダブルプレーを取った際の投球動作前にレフトの線審は大きく手を広げて
「タイム」
を宣告しています。


これは主審がしっかり気付かなければなりません。
そうすれば、投手は投球をやめていたでしょうからね。


延岡学園も抗議していますが、延岡学園のベンチ前キャッチボールのボールが
入って来たので、これはしょうがないでしょうね。

気持ちは分かりますが・・・

やり直し後は、なんと延岡学園の投手の意地で2者連続三振。
そして延長でサヨナラ勝ちした延岡学園。


いやぁ、甲子園って色々なドラマが起こるものですな。


昨年のルールブックの盲点も今回のボールデッドのお話しも
↓に書いてありますので見てみてくださいね。


「意外と知らない?!野球のルール集」


それでは、また次回!!


【野球の「DH」学】打撃が得意な投手を起用するパターンいろいろ

日本のプロ野球にはセ・リーグとパ・リーグの二つのリーグがあります。

この2つのリーグの大きな違いと言えば、やはり
「DH(指名打者)制度」
があるか、ないかということになるでしょう。


ご存じの通りDH制度のあるパ・リーグでは、攻撃時にピッチャーが打席に立つ
ことはありません。

つまり、守備を行わずピッチャーの代わりに打撃だけを専門に行う人を
指名打者と呼ぶわけです。

アメリカメジャーリーグのアメリカンリーグに倣って導入された指名打者制度も
導入当初は賛否両論ありましたが、
今では、パ・リーグの試合、もしくはパ・リーグの主催試合で使われることは
一般的になりましたね。


そんな攻撃力をアップできる「DH」という制度。
今後、この制度と上手に付き合っていかなければならない球団があります。そう、
「北海道日本ハムファイターズ」
です。

もちろん、大谷選手のことになるのですが、いやいやここにきて
”やっぱりピッチングも打撃もどっちも捨てがたい”
という声が多数聞こえてくるなか・・

DH制度のあるパ・リーグ主催ゲームで2度目の先発をするようですが、
・・色々大変です。


本来の形は、大谷”投手”が先発するときに、DHを使うのですが、
当然、大谷”選手”として打撃も行わなければならない。

そうすると、「DHを使わない」という選択をして大谷選手が打撃を行うことになる。
でもピッチングがよろしくなくて大谷投手が降板すると、以降のピッチャーもずっと
打撃を行う必要がある。


う~~ん(T_T)


となるわけです。


何とも悩ましいですね(笑)
もちろん、先発完投すればいいだけの話なのですが・・
さすがに毎回そうはならないでしょう。

とか何とか、素人があーだこーだ言ってもしょうがないので、
とりあえず、大谷選手が起用されるときのDHの各パターンを少し
集めてみたわけでして・・・


「【野球の「DH」学】打撃が得意な投手を起用するパターンいろいろ」


今まで、ピッチャーが打撃も行う想定がほぼなかったわけです。
色んな想定を考えたときに、大谷投手が先発でもリリーフでも投げた場合は、
その後はピッチャーを出さないようにするのが一番いいことなのだ、
と気づいたわけです(笑)

(二刀流を考え直した方がいい!と言う方もおられるかもしれませんが・・(^_^;))


それでは、また次回!!


救援投手のホールドって何??

2012-10-4

野球の投手の記録って、勝った数に、三振取った数に、防御率に、最後を締めくくった
セーブ数に・・・あと・・・・・・

「ホールドって何??」

という方が結構多いと思います。


それもそのはず、中継ぎ投手の記録の指標である
「ホールドポイント」
が正式にセリーグ・パリーグで採用されたのが、2005年から。


ここでは、大人気
「意外と知らない?!野球のルール集」

で、ピッチャーのホールドについて少し記述してみました。


まぁ、色々規則があってこの例だけではないんですが。。。

日本ハムが優勝したこともあり、中継ぎエースの増井投手の動画をお借りしましたぁ~
(拍手)

ホールドポイントを稼ぐことがいかに大変かは今後、また
「意外と知らない?!野球のルール集」に記載していきたいと思います。


それでは、また次回!!


「意外と知らない?!野球のルール集」を更新

フェアゾーンとファウルゾーンを分ける境界線。
それが「ファウルライン」。

ボールの位置や守備側の野手の体の位置など、
どうなったときに”フェア”だったり”ファウル”だったりするのかが
結構難しかったりしますよね。


今回は、フライがファウルライン近辺に上がってそれを守備側が捕球できなかった時の
フェア or ファウルの判定について、動画を交えて記事を更新しました。

「意外と知らない?!野球のルール集」


もちろん、ライトの選手は捕れると思って飛び込んでいって
グラブにボールが当たってしまったわけですが、
もし、ボールに追いつくことができずに、地面にボールが落ちていれば、
ファウルの判定をしてくれたかもしれませんね。


もちろん、ライトの選手が悪いわけではありませんよ。


近年、プロ野球審判のレベルが落ちているんじゃないか、というのは
よく言われていました。
(※そのせいもあってか、ビデオ判定も使われるようになりました・・)


この動画のように、誰が見ても
「いや、違うだろ!」
という判定はしてほしくないものですね!


それでは、また次回!!